【ピアノ】ユンチャン・イムさん来日 サントリーホール公演終演

ピアノ
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2022年6月に開催された第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで圧倒的な演奏で第1位を受賞したユンチャン・イムさんの待望の来日公演がサントリーホールで開催されました。

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ユンチャン・イムさんについて

2004年3月 韓国始興市生まれ 7歳でピアノを始める

13歳で韓国芸術英才教育院合格
現在、韓国芸術総合大学でソン・ミンス氏に師事

2018年 若いピアニストのためのクリーブランド国際ピアノコンクール第2位、ショパン特別賞受賞
2018年 クーパー国際コンクール第3位、聴衆賞受賞(最年少参加)
2019年 韓国のユン・イサン国際コンクール優第1位(最年少)、特別賞受賞
2022年 第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール第1位(史上最年少)

クライバーンコンクールについてはこちらからご覧ください。

ユンチャン・イムさんの演奏はこちらからご覧ください。

スーパーソリスト達による秋の特別コンサート Vol.4 イム・ユンチャン ピアノ・リサイタル

日時:2022年12月3日(土) 19:00開演
会場:サントリーホール

プログラム

ギボンズ:ソールズベリー卿のパヴァーヌとガイヤルド

J.S.バッハ:シンフォニア BWV787-801(全15曲)
第1番ハ長調 BWV787、第2番ハ短調 BWV788、第5番変ホ長調 BWV791、第14番ロ短調 BWV800、第11番ト短調 BWV797、第10番ト長調 BWV796、第15番ロ短調 BWV801、第7番ホ短調 BWV793、第6番ホ長調 BWV792、第12番イ長調 BWV798、第13番イ短調 BWV799、第3番ニ長調 BWV789、第4番ニ短調 BWV790、第8番ヘ長調 BWV794、第9番ヘ短調 BWV795

リスト:二つの伝説 S.175
第1番 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
第2番 水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ

リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」よりダンテを読んで ソナタ風幻想曲 S.161 / R.10-7

チケット

一般席

S席:6,000円
A席:4,500円
B席:3,000円

学生割引

S席:3,000円
A席:2,250円
B席:1,500円
残席がある場合に限り、11月3日(木・祝)10:00より受付
社会人学生を除く25歳までの学生が対象(要学生証提示)

10月08日(土)午前10:00〜 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット
10月15日(土)午前10:00〜 一般販売
11月03日(木・祝) 午前10:00〜 学生割引

サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
チケットぴあ [Pコード 223-469]

サントリーホール公演の模様

このリサイタルは、ジャパンアーツの「スーパーソリスト達による秋の特別コンサート」の第4弾として開催されました。

プログラムに変更はありませんでした。

前半のプログラムでは、思わず神々しいと表現したくなるような、音楽の神が宿ったかのような素晴らしい演奏でした。

イムさんがクライバーンで優勝されたときのインタービューで弾きたいとおっしゃっていたゴルトベルク変奏曲を早く聴いてみたいと思いました。

後半では、鳥のさえずりや波の音が聴こえ、きめ細かく美しい上にダイナミックなトレモロがスケールの大きな音楽を作り出していました。そして、大きく盛り上がったあとに現れる美しくうっとりするようなフレーズが殊に印象的で、個人的にはここに大きな魅力を感じました。

一方で、リストが現代に蘇ったかのような熱狂的なステージでもありました。

アンコールはJ.S.バッハ/ケンプ編の「シチリアーノ」でした。

まとめ

ユンチャン・イムさんの待望の来日公演が早くも実現しました。

プログラムの選曲はもちろんですが、バッハのシンフォニアの演奏順にもユンチャン・イムさんのこだわりが感じられました。

演奏とは関係ありませんが、聴き手の方がホールの要請を聞かず、大きな歓声を上げたり、画像や映像を撮ったりして、少々異様な雰囲気すら感じられたのはとても残念なことでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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