この「小時候冰果室」は2015年に「人は大人になると子供の頃を懐かしむもの」というコンセプトでオープンしました。
お店の看板はトタン板で右から左に店名が書かれ、店頭には古いバイクやパチンコ台、手動式のかき氷機などが、また店内にはオレンジと黄色2種類のプラスチックの椅子が置かれています。
タイムスリップしたようなお店で出されるかき氷は見れば楽しく、食べれば美味しいだけではなくボリュームもたっぷりですよ。
それでは、お店への行き方、メニューと注文の仕方を見ていきましょう。
お店への行き方
MRT板南線忠孝敦化駅「8番出口」から敦化南路を北上します(通りを走る車と同じ方向に歩きます)。
一つ目の信号を左折して敦化南路を向こう側に渡り、敦化南路一段190巷からファミマ(全家)の角を右折して忠孝東路四段101巷に入ります。
しばらく歩き、大安路一段51巷へ左折して入ると右手にお店が見えてきます(徒歩7分ほど)。
お店の近辺は、同じような感じの通りが大安路一段51巷と平行して何本か走っています。
私は、最初の訪問の際、違う通りを何度も東西に端から端まで歩いてしまった経験があります。
念のため、通りの名前をきちんとメモして、確認しながら歩いた方が確実だろうと思います。
また、MRT板南線の忠孝敦化駅と忠孝復興駅の中間に位置するので、忠孝復興駅からもアクセスできますよ。
東区地下街の出口から忠孝東路四段77巷を歩き、右折して大安路一段51巷に入ります。
この場合は左手にお店が見えます(こちらも徒歩7分ほど)。
メニューと注文の仕方
お店を入ったところが下がタイル貼りになったカウンターで、手前には飛燕練乳の缶が山積みになっています。
間口の左半分がカウンター、右半分が店内に通じる通路になっており、ここで注文します。
メニューはお店を入ったところの梁の上とカウンターの通路側の壁に貼ってあります。
カウンターのメニューは写真つきで日本語でも書かれています。
ただ、カウンターの上に置かれているわけではないので指差しが必要になります。
スタッフの方は若い人ばかりですが、真面目で親切な方たちなので少々手間取っても大丈夫です。
店内は4人がけくらいのアルミの丸テーブルが6脚、各々テーブルに可愛らしい椅子が4脚置かれています。
そんなに広くはありませんので、時間帯によっては行列ができることもあります。
会計を済ませたら空いている席に座って、かき氷が運ばれてくるのを待ちましょう。
床にはこんなものが書かれています。
実際に「ケンケンパ」をやっている人を見たことはさすがにありませんが。
それでは、私が注文したメニューをご紹介します。
いずれも冬に訪問したときのもので、季節限定の苺を使ったかき氷でした。
草苺牛奶冰 200元
黒糖のかき氷に苺がたっぷり乗っています(14個だそうです(半分に切ってあります))。
そして、てっぺんにパンナコッタが鎮座していて、その上から練乳がかかっています。
マンゴーもそうですが、果物と黒糖との相性は良く、また練乳やパンナコッタでミルク味も楽しめます。
抹茶草苺冰 150元
抹茶のかき氷に苺がクリスマスツリーのオーナメントのように配されています。
その上には練乳がかかっていて、抹茶と苺の間をとりもっているかのようです。
芒果牛奶冰(マンゴーミルクかき氷、夏期限定)、香蕉巧克力冰(チョコバナナかき氷)や西西里瓜冰(抹茶、練乳、西瓜果実のトリコロールかき氷)、シンプルな八寶冰などがあります。
また、特級魯肉飯というボリュームたっぷりの食事メニューも新たに加わっています。
なお、価格は2019年12月訪問時のものです。
公式サイトなどで最新情報を確認してくださいね。
お店の基本情報
住所:台北市大安区大安路一段51段39巷
営業時間:13:00〜22:00
アクセス:MRT板南線忠孝敦化駅「8番出口」から徒歩7分
こちらは2019年12月時点での情報です。
最新情報は公式サイトなどでこ確認をお願いします。
2018年、西門に麺料理店とのコラボで新しいお店がオープンしています。
ご紹介したかき氷のメニューはこのお店でも楽しむことができます。
小時候蒋老爹
住所:台北市萬華区昆明街96巷18號
営業時間:13:00(日によって14:00)〜21:00(日によって22:00)(木曜定休)
まとめ
コンセプトの通り、子供の頃を思い出させてくれるお店ですが、提供されるかき氷は大人2人でちょうど良いくらいのボリュームです。
店内では女性2、3人のグループやカップル、学校帰りの学生さんが仲良くかき氷を食べているという和やかな感じが漂っています。
ぜひこの雰囲気と季節感のあるかき氷を楽しんでみてください。
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