台北では美味しいものを食べ、珍しいものを買い、とついつい時間を忘れて欲張って歩いてしまいます。そんなときにはお茶を飲んで疲れをとりたいものですよね。お茶は台湾の人にとって、なくてはならないもの、文化となっており、台北にはいくつもの茶芸館があります。
今回は、その中から台湾師範大学の近くにある「小慢」をご紹介します。
さっそくお店への行き方、お茶の頂き方を見ていきましょう。
お店への行き方
◆台北駅からバスで行く場合
15、18番、「和平幹線」などで師大総合大樓下車。
バスが通って来た広い道(和平東路)を少し戻って龍泉街を左折、3つ目の角を左折してすぐ。
◆MRT松山新店線台電大樓駅から行く場合
MRT松山新店線台電大樓駅「3番出口」からすぐ右手の師大路を右折して道なりに進みます。
ドラッグストアの「Watsons」の角を右折、さらに龍泉街で左折して2つ目の角を右折してすぐ。
お茶の頂き方
お店は古いアパートの一階にありますが、緑に囲まれていることもあり、パッと見たところは古い日本家屋のようなたたずまいです。ドアも木の扉になっていて、開けた土間を見た途端、思わず靴を脱いでしまいそうになりますが、そのまま土足で入ってOKです。手前は茶器や茶葉のショップになっています。
その向こう、一段高くなっているところに、細長い一枚板のテーブル、4人がけを中心としたテーブルが置かれています。お店の方に人数を告げると、そのいずれかの席に案内されます。お店のスタッフの方には日本人もおられますし、オーナーの小慢さんは日本語を話されます。
席につくとメニューを渡されます。普段よく目にするお茶の名前も載っていませんし、メニューの内容も不定期で変更されるそうです。お店の方にお茶の好みや自分が普段飲んでいるお茶について話してみて、お薦めを聞いてみるのが良いと思います。茶葉代の他にお湯代として200元が必要です(一人の場合には茶葉の代金のみでOK)。
2019年9月に訪問したときには「阿里山野放烏龍茶」を薦められました。
野放烏龍茶は除草もせず、文字通り自然の中に放置して栽培したお茶で生産量は多くありません、茶葉はくるくるっと丸くなった他の烏龍茶とは異なり縒った形状をしています。お湯を通した蓋椀に茶葉を放つと、蓋に花のような香りがしました。お茶の色合いは透明度の高い黄金色で、味わいは苦味も感じますがそれ以上に甘さと花の香りがしました。
お茶の淹れ方は、わからなければスタッフの方がお手本を見せてくださいますから大丈夫ですよ。
また、食事はできませんが(団体の予約のみ受付)、お茶請けのお菓子があります。
烏龍茶に漬けた茶梅
花生糕(ピーナッツの落雁)
棗胡桃(なつめとクルミのお菓子)
緑豆糕(緑豆の落雁)
ドライフルーツ(マンゴーなど)
このなかから4つが日替わりでセットになって180元です。結構なボリュームなので余ったときにはお店の方にお願いして包んでもらいましょう。各々単品でも注文可能になっています。
なお、ここに記載した価格は2019年12月に訪問したときのものです。
また、2020年3月に店内模様替えをして、茶葉や茶器の展示が増えたようですよ。これまでは「お茶を頂く」ことがメインでしたが、お土産用に買い求めやすくされるようです。
お店の基本情報
住所:台北市大安區泰順街16巷39號
営業時間:10時〜18時(日曜定休)
アクセス: バス師大総合大樓停留所から徒歩約3分
MRT松山新店線台電大樓駅「出口3」から徒歩約15分
なお、2019年12月時点での情報です。
最新の情報は公式サイトなどでご確認をお願いします。
まとめ
もちろん台湾ビールも美味しいですが、静かに落ち着いた空間でお茶を頂くのもとても良いものです。有名な鼎泰豊、アイスモンスター、来好などが建ち並ぶ永康街からも近くはありませんが歩いて20分くらいです。食事やショッピングのあとにお散歩がてら行ってみられてはいかがでしょう。
それでは台湾🇹🇼でお会いしましょう! 大家台湾見!
コメント
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