【台湾/台湾鉄道】新型特急EMU3000 鳴日號E237牽引8773次回送列車 YouTube動画

台湾
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この記事は過去記事からEMU3000に関するコラムをまとめたものです。

台灣国鉄(台湾鉄路管理局)は、昨年日立製作所が落札した新型特急電車を、2021年に東部幹線へ投入することを発表しています。

2019年11月30日にはそのデザインが発表され、12月13日の台北駅「鉄道美学に関するフォーラム」でそのコンセプトが詳細に説明されました。

2020年8月22日の台鉄の新聞発表(HPで公表)によると、新型特急の形式はEMU3000とされています。

武漢肺炎流行の影響により、2021年6月にずれ込む見込みと報道されていた搬入ですが、台湾域内における警戒レベル3発令などにともなって更に遅れる見込と2021年6月2日に当局発表があり、その後7月30日に搬入されるとの現地で報道されています。

2021年7月21日の台鉄当局発表によれば、台湾への搬出にあたっての安全祈願儀式が山口県下松市の笠戸事業所で実施されました。
また、30日の花蓮港船卸に向けて26日に日本を出港した旨、28日に当局発表がありました。

30日の花蓮搬入はFacebookでライヴ中継が実施されました。

観光列車牽引のE237電気機関車に牽引された回送列車の動画が公開されています。
美しい12両編成の全体を見ることができます。

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鳴日-臺鐵美學復興 FUTURE-RENAISSANCE 特別展示の概要



開催時期:2019年12月13日〜22日 10:00〜18:00(当初15日迄の予定を期間延長)
展示場所:台北駅1階コンコース
入場料金:無料

観光列車の改造、新型通勤電車、そして新型特急電車が主なテーマでした。

新型特急電車のモックアップ、設計者のコメントや座席モデル(生地含む)などが展示されていました。





ビジネスクラス車両の座席

一般車両の座席


2020年8月22日ニュース

公式サイトで新型特急や通勤車、また故障の多いEMU500のメンテナンスなどについて発表(最新消息)があり、新型特急の形式はEMU3000とされています。

臺鐵HP 2020/08/22発表

新型特急電車EMU3000の概要

2018年に「城際電聯車」(インターシティトレイン)として12両固定編成600両が新造されることが発表されました。
最終入札は日立製作所とスイスのシュタッドラーの一騎打ちで、2018年12月日立製作所が落札しました。

12両固定編成全50編成(計600両)のうち

ビジネスクラス(商務車)各1両:48編成
食堂車各1両:2編成

とされることが、当初の計画では発表されています。

今回の発表では車両のデザインとビジネスクラスと一般車両のインテリアが公表になっています。
前面はホワイトとブラック、その他のエクステリアとインテリアはホワイトとグレーを基調としたモノトーンでシンプルなデザインとなっています。

発表内容は以下のサイトで確認することができます。

http://japan.cna.com.tw/news/afav/201911300006.aspx
https://today.line.me/TW/article/R1QPkz?utm_source=lineshare

現在台湾で運行されている特急太魯閣、普悠瑪が8両編成なのに対し、新特急は12両編成で座席数は139席増。
今後50編成全てが投入されれば、輸送力は平日で36%、休日では43%向上することが見込まれるとのことです。
営業運転では最高速度130km/hということですので、特急太魯閣、普悠瑪と同水準です。

なお、2021年4月9日の現地紙には「台鉄改革」に関する記事が掲載されています。政府に対して、現行の西部幹線の速達列車の運転時間制限の解除を求めることで、台北〜台中を1.5時間、台北〜高雄を3時間で結ぶ「直達」列車の導入を考えているようです。EMU3000の投入によって高鐡並みの列車本数が確保できるとのことです。

記事はこちらから:https://udn.com/news/story/12562/5376017

当初編成の搬入は2021年7月30日

2020年の末頃に最初の2編成が搬入されて、2021年から東部幹線へ投入される予定でしたが、2020年に入って流行した武漢肺炎の影響により、最初の編成の搬入は2021年2月以降にずれ込む見通しとの報道がありました。

報道はこちら:https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/3142182?fbclid=IwAR29Gw-2qs_WxYCqYlSTQfL9YlshkvlhuYKC969ecw1owY9kDs3aX6pRST0

普悠瑪TEMU2000は基隆港で車両の積み下ろしを行いましたが、この新型車両は600両全車が山口県下松市の日立製作所笠戸事業所で製造後、船積みされ花蓮へ輸送されます。船からの積み下ろし、線路等周辺設備の修整、乗務員習熟運転、車両整備等すべて花蓮が主体となって行われます。

その後の発表では、さらに遅れる見込みで、2021年4月11日付の発表(FBで公開)によると、搬入予定は以下の通りとなっていました。

2021年6月 1編成12両 7月 1編成12両 12月 5編成60両(計7編成84両)
2022年 15編成180両
2023年 16編成192両
2024年 12編成144両

2021年6月2日、台湾国内での中国ウイルス陽性者急増、全域での警戒レベル3発令などにより、日立担当者のビザ発給が間に合わず、搬入はさらに遅れるとの当局発表がありました。

この発表後、臺灣鐵路管理局の発表は確認できていませんが、2021年7月7日午前の現地報道で搬入は7月30日とされています。

ニュースソースはこちら:https://udn.com/news/story/7266/5583711

EMU3000日立製作所笠戸に姿を現わす

2021年6月22日、EMU3000先頭車両を撮影した画像がツイートされていました。

ホワイトのボディにブラックの前面、連結面側上部に赤いラインが入っていて格好良いですね。
下の「鳴日」で公表されたデザイン(本記事のアイキャッチ画像)通りのようです。

また、ツイッターに車内(おそらく商務車)と扉周りの画像が紹介されていました。

台湾搬出前の「安全祈願儀式」実施

2021年7月21日の台鉄当局発表によると、山口県下松市の日立笠戸事業所で安全祈願儀式が実施されたとのことです(画像は当局発表サイトから引用しました)。

https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/file/b8189c3d-48ee-4809-90ce-ebe505742985
https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/file/fa8d1540-9a28-4e33-b1c7-d143229aa10a
https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/file/39e40c53-e088-414c-9115-cf145dbf3b07
https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/file/afad7447-35ad-4b49-9fc5-39953edeb167

ニュースソースはこちらから:https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/tip009/tip911/newsDtl?newsNo=8ae4cac37ac54c46017ac7798fe800cd

日本出港の模様

2021年7月28日には、日本から台湾花蓮に向けて出港したことが当局から発表されています(画像は当局サイトから引用しました)。
ホワイトが主体のブラックフェイス、車端上部に赤いラインが入っているのみという美しさ(営業運転後の汚れが心配)です。

https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/file/29de8952-0945-4cf1-95b6-d503015c31cd
https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/file/9a85092f-75d1-4114-98a9-fd7073a17f3a
https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/file/dc522371-a551-431f-b43c-c7fdf3e4334d

ニュースソースはこちらから:https://www.railway.gov.tw/tra-tip-web/tip/tip009/tip911/newsDtl?newsNo=8ae4cac37ae958cc017aeb2f6bc300a8

花蓮搬入ライヴ中継

2021年7月30日の花蓮陸揚げ、搬入については現地でも一般開放されないようです。
Facebookの「Fun臺鐵」サイトでライヴ中継が実施されます。

EMU3000型城際列車卸船作業直播
日時:2021年7月30日 午前9:30(現地時間、日本時間10:30)
アーカイヴはこちらから:https://fb.watch/7395-cf5xG/

鳴日號E237牽引回送列車

花蓮から樹林調車場へ回送されたようです。

まとめ

新型特急車両は評判の良くない西部幹線E1000型PPの置換え用と想像していましたが、東部幹線に優先投入されるようです。
現行の東部幹線の特急太魯閣、普悠瑪の輸送力に限界があって、特急券の入手すら難しくなっていることが最優先されたものと思われます。

2021年7月末に台湾搬入後、試運転を経て営業運転に入る予定です。訪台できないため日本で可能な限り情報を集めて、アップデートしていきます。

2020年3月18日、台湾外交部は、中華民国籍ではない旅行者について、中華民国での在留許可があることを証明する居留証、外交公務証明、商務履約証明のいずれかを所持している人などを除いて一律入国を拒否すると発表、外国人は原則入国禁止となっています。

それでは台湾🇹🇼でお会いしましょう! 大家台湾見!

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