【吹奏楽】ドイツ3大B The Rev(レヴ)Saxophone Quartetリサイタル終演

吹奏楽
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この記事は2022年5月28日分に追記したものです。

いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。

上野耕平さん、宮越悠貴さん、都築 惇さん、田中奏一朗さんをメンバーとするThe Rev Saxophone Quartet(ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット)のリサイタルが2022年7月8日に開催されました。

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The Rev Saxophone Quartet(ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット)について

2013年結成

高校時代からコンクールやアカデミーなどで顔を合わせていた4人が、東京藝術大学で再会。

クヮルテット名の「Rev」とは、エンジンの回転などを意味する「Rev.」が由来としています。

音楽のもつ無限なエネルギーを我々4人が音として奏で、1つの方向へ疾走したい、という思いを込めているとのことです。

サクソフォン四重奏のためのレパートリーを始め、新曲の委嘱や初演、ピアノや邦楽器などとの共演も積極的に行っておられます。

乗りもの好きな感じのするネーミングですね。

上野耕平さん

1992年生まれ

茨城県東海村出身
8歳から吹奏楽部でサクソフォンを始める

東京藝術大学器楽科卒業

第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門第1位、特別大賞受賞(史上最年少)

2014年 第6回アドルフ・サックス国際コンクール第2位
2017年 第28回出光音楽賞
2018年 第9回岩谷時子賞奨励賞

「ぱんだウインドオーケストラ」コンサートマスター

宮越悠貴さん

東京藝術大学附属高校、同大学器楽科、修士課程修了

在学中にアカンサス音楽賞、同声会賞受賞

TV朝日「題名のない音楽会21」で故羽田健太郎氏、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演
MALTA氏率いるMALTA Jazz Big Band、MALTA 11 Orchestra plus Oneにレギュラー出演

サクソフォンアンサンブルを中心に、作、編曲も手がける

2009年度ヤマハ音楽奨学生

Saxophone Quintet 「Five by FIve」リーダー

都築 惇さん

1993年生まれ

高知県出身
高知県立高知丸の内高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業

第20回日本クラシック音楽コンクール最高位
第13回日本サクソフォーン協会主催ジュニアサクソフォーンコンクール第2位
下八川圭祐記念・第37回高知音楽コンクール第1位
第6回秋吉台音楽コンクールサクソフォーン部門第2位
第34回日本管打楽器コンクール第4位

2018年〜 武蔵野音楽大学非常勤講師

「ぱんだウインドオーケストラ」テナーサクソフォーン奏者

田中奏一朗さん

福岡県大牟田市出身

東京藝術大学音楽学部、同大学院卒業

9歳より父の手ほどきによりサクソフォンを始め、数々のコンクールで優秀な成績を収める

特にバリトンサクソフォンでの定評は高く、クロスオーバーなスタイルで新曲の委嘱など独自の活動を展開

現在、国内各地のプロオーケストラや吹奏楽団にエキストラとしても多数出演

「Saxophone Quintet 「Five by Five」」メンバー

ディスコグラフィ

DEBUT CONCERT

リヴィエ:グラーヴェとプレスト
グラズノフ:サクソフォン四重奏曲 Op.109(カンツォーナヴァリエ)
デザンクロ:サクソフォン四重奏曲
F・シュミット:サクソフォン四重奏曲

DEBUT CONCERT
The Rev Saxophone Quartet · Album · 2017 · 17 songs.

Fun!

J.S.バッハ/伊藤康英編:G線上のアリア
ビゼー/萩森英明編:カルメン幻想曲
ハービー・ハンコック/宮越悠貴編:Watermelon Man
稲森安太己:ふるさと狂詩曲
坂東祐大:Mutations: A.B.C.

Fun!
The Rev Saxophone Quartet · Album · 2018 · 5 songs.

リサイタル ~ドイツ3大B~

日時;2022年7月8日(金)19:00開演(18:15開場 18:15)
場所:東京浜離宮朝日ホール

プログラム

J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番より「シャコンヌ」
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲

アパッショナータサックス四重奏版楽譜販売

リサイタルの模様

バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番(全曲)
(休憩)
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」

照明が落とされた中、メンバーの皆さんが担当パートのほかにアルトサックスを持ってステージに登場しました。

最初のバッハのヴァイオリン・パルティータ第2番は、アルマンドが田中さん、クーラントが都築さん、サラバンドを宮越さん、そしてジーグを上野さんが各々アルトでソロ演奏したあと、最後のシャコンヌがカルテットで演奏されました。

15分間の休憩のあとはブラームスのハイドンの主題による変奏曲。

この曲の「主題」は、オケや吹奏楽を経験された方ならよくご存知の木管五重奏「ディヴェルティメント第1番」(ハイドン)の第2楽章の聖アントニーのコラールです。このコラールはヒルの「セント・アンソニー・ヴァリエーション」のテーマでもあります。

なお、このディヴェルティメントは木五ではなく、オーボエ2、ファゴット3、ホルン2、セルパン1の八重奏で書かれたものがオリジナルで(木五版はハロルド・ペリーによるアレンジ版がポピュラー)、またこのコラールはハイドンの作品ではないという説もあるようです。

そして、いよいよアパッショナータの演奏へ。

旭井翔一さんのアレンジで、ツイートにある第1楽章のこの部分は、ピアノならそんなに大変ではないところですが(そのあとの壮大なアルペジオとピアニシモまで落とし、改めてフォルテッシモで始めることを想像すると、やはり大変です)、4本の掛け合いだと難所になりますね。この部分以外も細かいパッセージの受け渡しはもちろん、全体の組み立てがとても難しそうですが、さすがの演奏でした。

第3楽章は快調なテンポで始まったので、ラストのプレストはどうなるのだろう?と期待して聴きました。

果たして分散和音の変化など細かいところは見事、プレストからもテナーとバリサクの超絶技巧(刻み凄すぎ)が低音とテンポを支えて、ソプラノとアルトが華麗に舞う中でエンディング。

正直、サックス四重奏でアパッショナータ?と思いつつホールに伺ったのですが、サックスにとても合っていて、とても楽しい素晴らしい演奏でした。ブラヴォ!

アンコールはバッハのG線上のアリアでした。

次回公演はクリスマス・イヴ

次回のリサイタルは12月24日、同じ浜離宮朝日ホールで15:00開演で開催されます。

前回もあった浜離宮デビュー企画、そしてドヴォルザークの「アメリカ」がプログラムには入るようです。

まとめ

いつも颯爽とした、そして楽しい演奏でカッコ良いこのクヮルテットによる、まるでピアノリサイタルのようなプログラムでした。

まさにサクソフォンによるドイツ3大Bの新たな世界が拓かれた素晴らしいリサイタルでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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