【ピアノ】レイチキス編ボレロ圧巻の演奏!大瀧拓哉ピアノリサイタル

ピアノ
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2021年6月20日にピアニストの大瀧拓哉さんのリサイタルが、東京中野のなかのZERO小ホールで行われました。

その模様について見ていきましょう。

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大瀧拓哉さんのプロフィール

大瀧さんは新潟県長岡市のご出身です。

長岡高校普通科から愛知県立芸術大学に進み、同大と同大学院を首席で卒業されています。

その後ドイツとフランスに留学され、シュトゥットガルト音楽演劇大学大学院、アンサンブルモデルン・アカデミー(フランクフルト)を各々修了。さらにパリ国立高等音楽院第三課程現代音楽科修了。

コンクールの入賞歴は、中部ショパン学生ピアノコンクール金賞、野島稔よこすかピアノコンクール第3位を経て、2016年オルレアン国際ピアノコンクール(フランス)で優勝されました。同時にモーリス・オハナ賞、オリヴィエ・グレフ賞を受賞しています。

ディスコグラフィ

ベラ・バルトークとヴィルトゥオージティ

バルトーク:
ラプソディOp.1 BB36
3つのチーク地方の民謡 Sz.35a
3つのブルレスケ Op.8c Sz.47 BB55
2つのルーマニア舞曲 Op.8a Sz.43 BB56
3つのエチュード Op.18 Sz.72 BB81
2つのエレジー Op.8b Sz.41 BB49

2017年7月11〜13日
ル・ドメンヌ・ドゥ・ラ・フォンテーヌ城(オリヴェ、ロワール)

上野信一/ティンパニ作品集 Vol.2:コンチェルト

テーリヒェン:ティンパニとオーケストラのための協奏曲 Op.34(1954)
フィッシャー/レスニック抜粋編曲:8つのオブリガート・ティンパニのための交響曲(1795?/2006)
西村朗:ティンパニ協奏曲~5人の打楽器奏者とティンパニ独奏のための(1988)
クラフト:ティンパニ協奏曲第1番(1983)

上野信一(ティンパニ)
大瀧拓哉(ティンパニとオーケストラのための協奏曲、オケパートピアノ編)

2017年4月13日、2020年6月10日、7月21・22日、12月4日
神奈川県立相模湖交流センター

オフィシャルサイト:https://www.takuyaotakipiano.com/

大瀧さんは福間洸太朗さんが主催する「レアピアノミュージック」の第2回に出演されて、ジェフスキの「不屈の民」変奏曲で素晴らしい演奏をされました。

プレトーク

14時のリサイタル開演に先立ち、13時30分よりプレトークとしてインタビューが行われました。

プログラムのコンセプト、CDに収録されているバルトークについて、海外生活( ドイツ5年、フランスオルレアン2年)、愛知県立芸術大学講師として、そして今後の展望/現代音楽などについてお話を伺いました。

今回のプログラムは、第2部本邦初演となるレイチェキス編曲のラヴェル:ボレロと第1部のバルトークを軸として構成されているとのことでした。

リサイタルプログラム

日時:2021年6月20日(日)14:00開演
場所:なかのZERO小ホール

第1部

リゲティ:ムジカ・リチェルカータ
バルトーク:2つのルーマニア舞曲

第2部

松岡あさひ:青いリズム(2010)
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
ラヴェル/レイチキス編:ボレロ 日本初演)

リゲティの「ムジカ・リチェルカータ」については、リサイタルに先立ってツイッターで詳細な解説をなさっています。

ラヴェルのボレロの演奏もチラ見せで披露されており、これを聴いてホールに来られた方もおられたようです。

アンコール

ジョン・レノン&ポール・マッカートニー/武満徹編:ピアノのためのゴールデンスランバー
バルトーク:3つのチーク地方の民謡

まとめ

リゲティ・バルトーク・松岡あさひ・フランク・ラヴェルというプログラムは、松岡あさひさんの作品を挟んでリゲティ・バルトークといった東欧からフランク・ラヴェルというフランス圏へ自然に移行するようなイメージ。

リゲティは初めて聴く初期の作品で、僕の想像したリゲティとはまったく違う世界を覗くことができました。美しくチャーミングな作品、演奏でした。

バルトークは「中国の不思議な役人」や「管弦楽のための協奏曲」のような後期の作品ではなく、民謡、民俗音楽の色合いの方が濃く、聴くものの心に寄り添うような演奏で、リゲティの作品からの自然な移行を感じました。

松岡さんの作品で見せた万華鏡のようなキラキラと輝く変化が、フランクとラヴェル世界に誘ってくれました。

ラヴェルのボレロではスネアドラムのリズム打ちが左右両手に亘っていて(そのようにお見受けしました。違っていたらすみません)メカニック的に想像を超える世界。ラスト⅔くらいのところで、ここでこんなに大きくて大丈夫?と思ったのですが、まったく問題なくサウンドはさらに大きくオケのように分厚く美しいfffで見事なエンディングとなりました。

全般的にリズム感に曖昧さがなく、大変キレがあって推進力に満ちた演奏で、プログラムの構成と相俟って大変見事で聴き応えのある素晴らしいリサイタルでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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