台湾でもっとも住みやすい街、台中でも12月の初めからイルミネーションが始まりました。
今年は台中舊火車站(古い方の台鉄台中駅)と台中駅の近くの緑川(宮原眼科の前)と柳川の3ヶ所で楽しめます。
今回のイルミネーションのテーマは2020年の干支が子(鼠)だからなのか「ミッキー」です。
2019臺中耶誕夢想世界のイベント情報
出典:台灣好新聞
開催期間:2019年12月6日〜2020年1月1日
開催場所:
舊火車站(古い方の台鉄台中駅)
綠川水岸廊道
柳川水岸步道
FB:http://www.facebook.com/GLAT.Taichung/
開催場所ごとに概要を見ていきましょう。
舊火車站(古い方の台鉄台中駅)
高鉄(台湾新幹線)ではなく「台鉄」(日本でいうと在来線ですが高鉄と台鉄は別経営で、台鉄では従来以上にビュンビュン電車が走っています)の台中駅に隣接して舊火車站(旧台中駅)が保存されています。
その駅舎にイルミネーションが施されているほか、旧駅の前の元タクシー乗り場だった辺りにツムツムの大きなクリスマスツリーが飾られています。
旧台中駅のイルミネーション
ツムツムのクリスマスツリー(向こうに見えるのが現在の台中駅です)
ツムツムのクリスマスツリーを反対側から
バルーンのツムツム
可愛らしいのでお子さんたちはもちろんですが、老若男女問わず楽しんでいました。
木~日曜日にライトを使ったショーが30分おきに行われいます。
綠川水岸廊道
緑川は台中駅から歩いて5分ほどの有名なスイーツの殿堂「宮原眼科」の前を流れています。
数年前から河岸が整備されて川に直接降りて行けるようになりました。
ミッキーやプーさんなどのキャラクターが飾られています。
歩けるスペースはあまり長くないので、特に土日は混雑が予想されます。
画像は火曜日に撮影したものですが、みんな先を争うように撮っていました。
気に入った画像が撮れるまで、なかなかその前から動かない方もいたりします。
プーさんもいます。
肝心のミッキーマウスが小さくてちょっと暗い画像なのはお許しください。
柳川水岸步道
緑川から歩いて10分ほどの柳川も河岸整備されて、普段からイルミネーションをみることができるスポットがあります。
その柳川でも、プリンセス系としてシンデレラ、白雪姫、美女と野獣などのプリンセス系のイルミネーションが楽しめます。
この催しとは別になりますが、宮原眼科、第四信用合作社にもイルミネーションが施されています。
宮原眼科
第四信用合作社
台中駅、緑川などへのアクセスについては、以下の通りまとめてみました。
台北から台中への行き方
台北から台中へのアクセス手段は、台鉄(鉄道)、高鉄(高速鉄道)とバスの3つです。
台鉄
朝8時以降に台北駅を出発してお昼までに台中駅に着く列車は、新自強普悠瑪(特急プユマ)が1本、自強(特急)が2本のみです。プユマの所要時間は1時間37分、特急の所要時間は2時間10~17分、料金はいずれも375元(特急料金込)です。
高鉄
高速鉄道の台北駅は台鉄と同じところにありますが、台中駅は台鉄の新烏日駅が接続駅で、新烏日駅から台鉄に乗換える必要があります(台中駅は新烏日駅から4つ目で11~13分で着きます)。
朝8時以降に台北駅を出発、台鉄に乗換えて台中駅にお昼までに着く列車は、高鉄台中~台鉄新烏日間の徒歩移動時間を十分余裕をみて20分とすると、8時台4本、9時台5本、10時台3本です。
徒歩移動時間込の所要時間は1時間25~55分、高鉄の料金は指定席700元、自由席675元プラス台鉄料金15元となります。
高鉄には予約時期、列車によって10%、20%、35%の割引料金が設定されています。
バス
バスは台北駅の北にある台北轉運站(バスターミナル)から出ています。
台中でも台鉄台中駅のそばにあるバスターミナルに到着します。
國光客運と統聯客運が毎時1~2本運行しており、想定所要時間は2時間40~45分、料金は280元です。
シートは3列か4列のリクライニングシートでゆったりとしています。
ただ、途中台北市内から高速公路に入るまでと台中市内に入ってからは信号待ちと渋滞、高速公路でも渋滞の発生の可能性があり、5時間かかったということもあるようです。
アクセスのまとめ
台鉄のプユマ(台北8:00発、台中9:37着)が所要時間、乗換えが必要ないことなど最強でしょう。
ただ、基本が全席指定のため、予約が非常に取りにくいのが難点です。
当日販売120席の無座(自由席、空席があれば座れる)という手もなくはないですが、容赦なくスピードを出して走りますから、立席はあまりお薦めできません(関西の新快速や関東の京急の快特を想像してみてください)。
プユマが取れない場合には、乗換の面倒さと料金の高さというデメリットはあるものの、速達性と確実性の点で高鉄が良いでしょう。
台北〜台中は東海道新幹線の東京〜静岡相当(6,000円程度)ですから、台鉄やバス対比の料金の高さは考え方次第かも知れませんね。
外国人観光客限定の乗り放題チケットを活用する手もあります。
鉄道、バスに限らず車内のエアコン設定温度は寒さの限界を超えますので、夏場でも上に羽織る長袖はもちろん、ブランケットを用意するか、男性は半パンではなく長いパンツを履かれた方が良いと思います。
緑川への行き方
台中駅は2016年に高架化されました。
新駅の西口は大きな屋根に覆われ、階段に蜻蛉の大きなオブジェがあり、正面はバスターミナル(台中轉運站)です。
その西口から出て、旧台中駅舎の前の建国路を向こうに渡ります。
左手にある中山路に入ってまもなく右手に見える赤レンガのビルが宮原眼科で、その向こうに緑川が流れています。
徒歩5分ほどです。
まとめ
台中は台北とも高雄とも違って、何かしら大らかな空気の流れを感じる素敵な街です。
そんな台中でもクリスマスイルミネーションが開催されています。
彩虹眷村や高美湿地への観光、逢甲夜市や宮原眼科などでの食べ歩き、その滞在時間を少しだけ延長してご覧になってみてはいかがでしょう。
コメント
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