【ピアノ】トッカータホ短調BWV914「ピアノで名曲を」上原ひろみさん彩子さんも出演

ピアノ
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いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。

普段練習している平均率のほかに何かバッハの作品にトライしたいと思い、咄嗟に思いついたのが「トッカータホ短調BWV914」。

今からもう30年近く前になりますが、ヴェーラ・ゴルノスターエヴァ先生を講師に迎えて放送されていた「ピアノで名曲を 〜バッハからプロコフィエフまで〜」の神々しいまでのレッスンを思い出しました。

今回はこの番組についてお話していきます。

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ピアノで名曲を 〜バッハからプロコフィエフまで〜

「ピアノで名曲を 〜バッハからプロコフィエフまで〜」は、1994年10〜12月に週一回、教育テレビ(現在のEテレ)の「NHK趣味百科」(現在は趣味悠々)の枠で放送されました。

モスクワ音楽院教授のヴェーラ・ゴルノスターエヴァ先生を講師に迎えて、9歳から33歳までの13人の生徒さんたちへのレッスンの様子が番組にしたものです。

生徒として出演されたのは、以下の13名のみなさんでした。

01 バッハを弾く 鈴木弘尚 トッカータ ホ短調 BWV914
02 モーツァルトを弾く 粟田輝 ピアノ協奏曲 イ長調 K.488から 第2楽章
03 ベートーベンを弾く 後藤正孝 ソナチネ ヘ長調 WoO.50、バガテル ト短調 作品119-1
04 シューベルトを弾く 向井小百合 即興曲 変イ長調 作品90-4
05 ショパンを弾く 馬場みさき ワルツ嬰ハ短調 作品64-2、エチュード ハ短調 作品10-12「革命」
06 シューマンを弾く 上原ひろみ 幻想小曲集 作品12から第2曲「飛翔」、第3曲「なぜに」
07 リストを弾く 上原彩子 愛の夢 第3番、忘れられた円舞曲 第1番
08 ブラームスを弾く 石坂慶彦 ラプソディー ロ短調 作品79-1
09 チャイコフスキーを弾く 川村友乃 四季作品37bから10月秋の歌、11月トロイカ
10 ドビュッシーを弾く 花田玲子 ベルガマスク組曲から月の光、前奏曲集 第1巻からミンストレル
11 スクリャービンを弾く 柴田佳江 左手のための前奏曲 嬰ハ短調 作品9-1、エチュード 嬰ハ短調 作品42-5
12 ラフマニノフを弾く 鍋野美帆 幻想的小品集から「前奏曲」作品3-2
13 プロコフィエフを弾く 長川晶子「ロメオとジュリエット」からの10の小品 作品75から第6曲:モンタギュー家とキャピュレット家

上原彩子さんはチャイコフスキーコンクールで優勝した上原さん、上原ひろみさんは世界的ジャズピアニストの上原さんです。

彩子さんは当時各務原市の中学2年生、ひろみさんは浜松北高校の1年生でした。

番組テキスト

テキストは日本放送出版協会から出版されていました。

各々の作品について、ゴルノスターエヴァ先生による「作品の理解のために」、岡田敦子さんによる「作品解説」に続いて、講師のコメントつきの楽譜が掲載されています。

そのほかに以下のような興味深い記事が掲載されています。

開講にあたって(メッセージ):ゴルノスターエヴァ先生
対談:ゴルノスターエヴァ教授vs中村紘子さん
モスクワ音楽院と音楽家たち:小玉進午
音楽エッセイ「コンサートのあとの2時間」から
チャイコフスキー国際コンクールが生んだ名ピアニストたち:諸石幸生
調律師のひとりごと:瀬川宏

書店で購入することはできませんが、Amazonで中古品が出品されていたり(2022年7月3日現在 2,088円(送料257円)の出品あり)、ヤフオクなどのオークションでも出品されていることもあります。

番組動画

この「ピアノで名曲を」の放送のうち、筆者の個人的に最も印象に残っているのが、第1回のバッハ:トッカータホ短調でした。

バッハの作品を弾くとき、我々は300年前に戻ります。それだけではなく彼は常にキリストの生涯に立ち向かっていた

トッカータもキリスト受難の物語にふさわしい雰囲気と音色が求められる

ゴルノスターエヴァ先生が自ら演奏して示されるその音楽が心の中に突き刺さった、あの感覚をどうしてももう一度、と思って「まさか」と思って出会ったのが「スーパーピアノレッスン」のYouTube動画でした。

そして、その神々しいレッスンには、通訳の方の素晴らしさが大きく寄与していることを再認識しました。

スーパーピアノレッスン
過去NHKで放送されていたスーパーピアノレッスン他を順次公開中。

13人の受講者のうち、上原ひろみさんの回だけは残念ながら収録されていないようです。

また、ルイサダさん、ベロフさん、ダルベルトさん、ピレシュさんなどの同様のレッスン番組も含まれています。

鈴木弘尚さん〜トッカータのレッスン

トッカータのレッスンを受けていたのは、ピアニストの鈴木弘尚さんで、当時高校1年生でした。

ヤマハマスタークラスにて8年間ヴェラ・ゴルノスタエヴァモスクワ音楽院教授の指導を受けておられました。

クララ・ハスキル国際コンクールセミファイナル特別賞、ブゾーニ国際ピアノコンクール第6位、チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門セミファイナリスト特別賞、ロベルト・シューマン国際コンクールファイナリスト、浜松国際ピアノコンクール第5位と数多くの受賞歴があります。

浜松コンクールでは体調を崩しておられたようで「それがなければ」と中村紘子さんのコメントを見たことがあります。

ディスコグラフィは、2005年リリースの「Etudes symphoniques」、2007年の「RACHMANINOFF」の2枚で、2021年11月に復刻版として再リリースされています。


第90回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、岩谷賞受賞の谷昂登さんは門下生の一人です。

まとめ

スーパーピアノレッスンを含めこのシリーズでは、筆者のようなヘボいアマチュアにはとてもレヴェルが合わないのですが、それでも音楽的なレッスンを体験することができる素晴らしい企画だと思います。

幸いにもYouTubeで動画が公開されていますので、ご興味ある方はぜひご覧になってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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👋掰掰👋

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