いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
このブログでは、1970年以降の全日本吹奏楽コンクールについて、その概要、課題曲、結果そして音源などについて、部門ごとにまとめた記事を掲載してきました。
ちょうど四半世紀分を終えたところで見返してみますと、同じ大会で少なくとも3つ、多い場合には7つの記事をエントリーしていること、また途中から音源の見直しをしたために大会の入りくりが発生して、大変見づらいものになってしまいました。
そこで「吹奏楽コンクール」のカテゴリーを作成、そして年度(大会)ごとに全部門まとめた記事を掲載していくことにしました。
2022年3月、音源情報を整理修正いたしました(部門それぞれの記事をご覧ください)。
第21回(昭和48年度 1973年)全日本吹奏楽コンクール
吹奏楽の甲子園ともいわれる「全日本吹奏楽コンクール」は1940年に初めて開催されました。戦後は1956年に第4回として復活、以降「中学・高校・大学・職場(2009年度より一般に統合)・一般」の各部門で毎年開催されています。
1970年からはそれまでの1位、2位、3位の順位表彰制から金銀銅のグループ表彰制となりました。
1973年度第21回大会は名古屋市民会館で開催されました。この大会の中学の部、高校の部では、主催開催支部の代表団体が2つとなり、東海地区の代表が2団体出場しています。
課題曲は中学校の部は兼田敏さんの「吹奏楽のための寓話」、高等学校以上の部は名取吾郎さんの「吹奏楽のためのアラベスク」でした。当時は中学の部の課題曲の方が難しいのではないかと言われるくらい、この「寓話」は技術的にも音楽的にも難度が高い曲でした。冒頭4小節目のクラリネットのパッセージが決まるかきまらないか…ベテラン校も苦労されていたようです。
開催概要
開催日時 1973年11月3日
開催場所 名古屋市民会館
課題曲
中学校の部 吹奏楽のための寓話(兼田敏)
高等学校以上の部 吹奏楽のためのアラベスク(名取吾郎)
各部門の結果・音源
部門ごと(一部の大会では部門を統合しています)に結果一覧と音源をブログにまとめています。
部門ごとの内容はそれぞれのブログでご覧ください。
中学の部
高校の部
大学・職場・一般の部
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後もできるだけご覧いただけるよう改善していきますので、ご意見など頂戴できれば幸いです。
Viva! 吹奏楽!
👋掰掰👋
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