【クラシック】反田恭平第1回オンデマンド・コンサート 音源を探る

ピアノ
スポンサーリンク

ピアニストの反田恭平さんが、アーティストがその演奏場所を確保しようとインターネットライブ配信を行う「オンデマンド・コンサート」は、その第1回が2020年4月1日に行われました。

室内楽をテーマとして、当初はモーツァルトのクラリネット協奏曲も演奏される予定でしたが、中国ウイルスの影響拡大を鑑み、直前にプログラムを変更して実施されました。

今回は、演奏されたプログラム各曲の音源を、出演アーティストの演奏を中心に探ってみました。

スポンサーリンク

第1回「オンデマンド・コンサート Hand in hand」の概要

第1回「オンデマンド・コンサート Hand in hand」とは

このコンサートはサントリーホールのブルーローズ(入口左にある小ホール)で実施するものをネットでライブ配信します。これまでYouTubeなどの色んなアーティストのみなさんによる自主的な配信とは異なり、有料配信にして次のコンサートに繋げていこうという趣旨です。

お客さまとアーティストが作る新しい音楽空間「Hand in hand」は、反田さんによれば「(このコンサート)は4回5回、できれば6回と長期的に」実施していきたいとのことです。

第1回は、スケジュールを合わせることが難しいアーティストの組み合わせで「室内楽」をテーマに開催されます。配信を聴くお客さんもわくわくするような時間が提供されるとのこと。受け身というよりは一緒に作っていこうということのようです。

第1回コンサートの開催要領と申込方法

🔸実施日時:2020年4月1日(水)19:00開演
🔸演奏会場:サントリーホール ブルーローズ
🔸視聴申込み期間:2020年3月27日(金)18:00~4月1日(水)19:30
🔸料金:1,000円(税込)

反田恭平さんからのメッセージ
~第1回「オンデマンド・コンサート Hand in hand」に向けて~

反田恭平よりメッセージ ~第1回「オンデマンド・コンサート Hand in hand」に向けて~
ピアニスト反田恭平 プロデュース 有料ライブ配信決定!第1回「オンデマンド・コンサート Hand in hand」4/1(水)19:00開演!配信チケット(1,000円)はイープラスで販売!受付期間:3/27(金)18:00~4/1(水)19:30お申込みURL:

OS、ブラウザの推奨環境(イープラス)

パソコン

[推奨OS] Windows 7/8.1/10、MacOSX 10.9 以上
[推奨ブラウザ] Internet Explorer(最新版)、Edge(最新版)、Chrome(最新版)、Firefox(最新版)、Safari(最新版)

スマートフォン・タブレット

[推奨OS] iOS 11.0以降、Android OS 5.0以降
[推奨ブラウザ] iOS:Safari(最新版)、Android:Chrome (最新版)

詳細の確認はこちらからどうぞ:https://eplus.jp/sf/security

第1回コンサートのプログラムと出演者(変更後)

プログラムの音源を探る

出演アーティストの演奏を最優先で探りましたが、発見できなかった曲が多くありました。見つからなかった曲はほかのアーティストによる演奏を掲載しています。

シューマン=リスト:献呈
ピアノ:反田恭平

ウェーバー:アンダンテとハンガリー風ロンドOp.35
ファゴット:大内秀介、ピアノ:反田恭平

デザンクロ:プレリュード、カデンツァとフィナーレ
サクソフォン:上野耕平、ピアノ:反田恭平

プーランク:オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲
オーボエ:荒川文吉、ファゴット:皆神陽太、ピアノ:反田恭平



ドップラー:2本のフルートのためのソナタOp.25より
フルート:清水伶・山本英、ピアノ:反田恭平

ドビュッシー:プレミエ・ラプソディー
クラリネット:アレッサンドロ・ベヴェラリ、ピアノ:反田恭平

(アンコール)ガーシュイン:アイ・ガット・リズム

(番外編(放映とは関係ありません):モーツァルト:クラリネット協奏曲)

(アンコール)
バザン/山中惇史編:ロマンス 〜歌劇「パトラン先生」
サクソフォン:上野耕平、ピアノ:反田恭平

出演アーティスト

ピアノ:反田恭平
サクソフォン:上野耕平
フルート:清水伶、山本英
クラリネット:アレッサンドロ・ベヴェラリ
オーボエ:荒川文吉
ファゴット:皆神陽太、大内秀介

反田恭平オフィシャルサイトhttps://kyoheisorita.com/hand-in-hand/vol1/

まとめ

このコンサートは、反田恭平さんと上野耕平さんをMCとして進行されました。お二人ともトークがお上手で、特に上野さんはいつものコンサートで慣れておられました。拍手もなく、音が身体の回りに飛ばないコンサートでしたが、演奏はとても楽しく、観ている方も次第にリラックスして惹き込まれていったのではないでしょうか。

演奏はどれも素敵でしたが、全体のアンコールに演奏されたバザンのロマンスには思わず涙しそうになるくらいでした。

決してこんな状況が続いて欲しくはありませんし、出演された皆さんの演奏をホールで聴ける日が一日も早く来ることを祈るばかりですが、若いアーティストの方々の知恵と情熱には頭が下がりました。今回の騒動とは別に、新しいコンサートの方向性として、次回も楽しみにしたいものですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました