【ピアノ/福間洸太朗】大崎結真さん公演終演!第6回レア・ピアノミュージック

ピアノ
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福間洸太朗さんプロデュースの「レア・ピアノミュージック」第6回が2020月12月20日に開催されました。

ピアニスト大崎結真さんが「arc」とテーマとして藤倉大さんの「Deepened Arc」を中心にチョイスされたレアな作品を演奏されました。

その模様について振り返ってみましょう。
最後までよろしくお願いいたします。

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福間洸太朗プロデュース「レア・ピアノミュージック」

このプロジェクトの概要、スケジュールについては過去のエントリーをご覧ください。

大崎結真さんについて

大崎さんは茨城県のお生まれです。
東京藝術大学附属高校卒業後、渡欧。
イタリアイモラ音楽院入学、パリ国立高等音楽院大学院(第3課程)に飛び級合格、同大学院修了、さらに文化庁新進芸術家海外研修員としてパリ・エコール・ノルマル音楽院コンサーティスト・ディプロムを得て修了。

おもなコンクールの入賞歴は次の通りです。

1997年 浜松国際ピアノコンクール第5位(15歳)
1998年 ロン=ティボー国際音楽コンクール第5位、フランス音楽特別賞受賞(17歳)
2001年 アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第5位(19歳)
2001年 ピラール・バヨナ国際ピアノコンクール第2位
2002年 ジュネーブ国際音楽コンクール第3位、フランク・マルタン特別賞受賞
2003年 リーズ国際ピアノコンクール第3位
2005年 ショパン国際ピアノコンクールファイナリスト
2006年 モロッコ国際ピアノコンクール第2位

これまでに藤原亜津子、大畑知子、金子勝子、播本枝未子、中村紘子、フランコ・スカラ、ジャック・ルヴィエ、マリアン・リビツキーの各氏に師事されました。

オフィシャルサイト:http://www.yumaosaki.com/information

12月初旬、福間さんがインタビュアーとなって大崎さんとのプレトークが行われました。

🔸今回のプログラムのテーマ、コンセプト
🔸プログラム各曲の概要
🔸ハプニングストーリー
🔸今後のスケジュール
🔸質疑応答

インタビューの詳しい内容については、こちらでぜひご覧ください。

レア・ピアノミュージック プレトーク with 広瀬悦子

第6回レア・ピアノミュージック プログラム

日時:2020年12月20日(日)20:00~21:00

プログラム
リスト:夜の賛歌
A.ドゥコー:『月の光』より1.夜半過ぎ、4.海
リゲティ:開放弦
L.ゴドフスキー:ジャワ組曲第2巻
リスト:朝の賛歌
藤倉大:Deepened Arc

プログラム各曲について

プレトークでは、プログラムの各作品について以下のようなお話をされていました。

テーマの「arc」については、大崎さんが良い音楽を聴いたあとに残る抽象的なイメージが「arc」なのだそうで、今回の候補曲として多く挙げた中から藤倉さんの「Deepened Arc」を中心として曲を選んでいかれたとのことです。

リスト:夜の賛歌、朝の賛歌

作曲の経緯、「詩的で宗教的な調べ」の第2稿の中に入っていたものの最終稿からは洩れたことなど

A.ドゥコー:『月の光』より1.夜半過ぎ、4.海

ドゥコーはドビュッシーと同年代でオルガニストとして活躍、残された作品はほとんどなく見つけたのはこの曲くらい、「海」は第1回に演奏された福間さんの「水」に呼応したものであることなど

リゲティ:開放弦

ドゥコー、ゴドフスキーの描写的な作品の間で「音の構成で聴かせる曲」として選曲したこと、藤倉さんの「Deepened Arc」を意識したこと、を話されたところでサプライズで藤倉大さんが登場

藤倉大:Deepened Arc

藤倉さんご自身から、大学2年のとき倍音を初めて習ってこの作品を書いたこと、同級生の卒業試験のために書いたものの依頼した人は結局演奏しなかったこと、作曲した時期は夜も寝ないで作曲していたことなど

L.ゴドフスキー:ジャワ組曲第2巻

2020年は生誕150年、1923年にジャワを旅した後に書かれた作品、視覚的にも超絶技巧感が溢れていることなど

ライブの模様

ライヴは定刻に始まりました。
冒頭、福間さんからのあいさつ、そしてプログラムについてプレトークビデオの中から抜粋して解説がありました。

色彩感に満ち、そして大変クリアなサウンドから生まれる大崎さんの音楽は、精緻でがっちり組み立てられているのに、柔らかさや優しさに溢れるとても魅力的なものでした。まさにテーマの「arc」をそのまま表しているような自由に舞う音世界。どんな響きもそれこそ円弧を描いているように感じました。

特に、ドゥコーの月の光の「海」は月明かりに照らされた海の情景が浮かんできました。また、ゴドフスキーのジャワ組曲では大昔に世界史で習ったボロブドゥール、そしてプロモ火山などジャワ島をそのまま想起させるタイトルからイマジネーションを掻き立てられるようなファンタジーの世界で、超絶技巧の難曲であることを忘れるような素晴らしい演奏でした。

そして、Deepened Arcは藤倉さんの世界そのものでしたが、ミステリアスなのに熱量をも感じる演奏でした。エンディングが感動的。

アンコールとしてルトスワフスキのエチュード第1番が演奏されました。これがまた格好良くて、圧倒されてしまいました。

アーカイヴの無料視聴は2020年12月20日までですのでお急ぎください!

まとめ

僕は恥ずかしながら大崎さんの演奏を聴かせていただくのは初めてだったのですが、とても魅力的な演奏に惹き込まれ、あっという間に60分が過ぎていきました。謙虚なのに(「誠に勝手ながらアンコールを一曲…」とおっしゃっていましたし)とても熱い演奏に魅了されました。

レア・ピアノミュージック第7回は佐藤卓史さんが出演されます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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