【ピアノ】大崎結真さんプレトーク〜第6回レア・ピアノミュージック

ピアノ
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ピアニストの福間洸太朗さんがプロデュースする「レア・ピアノミュージック」は、福間さん自身の演奏による2020年7月26日の第1回を皮切りに、第2回は大瀧拓哉さん、第3回は齊藤一也さん、第4回は實川風さん、そして第5回が広瀬悦子さんの演奏で開催されました。

第5回は12月20日に開催されますが、それに先立って演奏者の大崎結真さんに対するオンラインプレトークが行われました。

今回は大崎さん、プレトークの内容、そして演奏曲などについて見ていきますので、最後までよろしくお願いいたします。

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福間洸太朗プロデュース「レア・ピアノミュージック」

このプロジェクトの概要、スケジュールについては過去のエントリーをご覧ください。

大崎結真さんについて

大崎さんは茨城県のお生まれです。
東京藝術大学附属高校卒業後、渡欧。
イタリアイモラ音楽院入学、パリ国立高等音楽院大学院(第3課程)に飛び級合格、同大学院修了、さらに文化庁新進芸術家海外研修員としてパリ・エコール・ノルマル音楽院コンサーティスト・ディプロムを得て修了。

おもなコンクールの入賞歴は次の通りです。

1997年 浜松国際ピアノコンクール第5位(15歳)
1998年 ロン=ティボー国際音楽コンクール第5位、フランス音楽特別賞受賞(17歳)
2001年 アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第5位(19歳)
2001年 ピラール・バヨナ国際ピアノコンクール第2位
2002年 ジュネーブ国際音楽コンクール第3位、フランク・マルタン特別賞受賞
2003年 リーズ国際ピアノコンクール第3位
2005年 ショパン国際ピアノコンクールファイナリスト
2006年 モロッコ国際ピアノコンクール第2位

これまでに藤原亜津子、大畑知子、金子勝子、播本枝未子、中村紘子、フランコ・スカラ、ジャック・ルヴィエ、マリアン・リビツキーの各氏に師事されました。

オフィシャルサイト:http://www.yumaosaki.com/information

ディスコグラフィー

ショパン・リサイタルライヴ

ショパン:
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
3つのマズルカ 作品59
バラード 第1番 ト短調 作品23
24の前奏曲 作品28
ワルツ ヘ長調 作品34-3
練習曲 嬰ハ短調 作品10-4
トッパンホール収録
2011年3月発売

深碧のラヴェル

ラヴェル:
夜のガスパール
水の戯れ
ソナチネ
ラ・ヴァルス
亡き王女のためのパヴァーヌ
三重県総合文化会館大ホール収録
2011年10月発売

レ・ドビュッシー

ドビュッシー:
前奏曲集 第1巻
映像 第1集
映像 第2集
三重県総合文化会館大ホール収録
2012年10月発売

第6回レア・ピアノミュージック プログラム

日時:2020年12月20日(土)20:00 ~ 21:00

プログラム
~Arc~
リスト:夜の賛歌
A.ドゥコー:『月の光』より1.夜半過ぎ、4.海
リゲティ:開放弦
L.ゴドフスキー:ジャワ組曲第2巻
リスト:朝の賛歌
藤倉大:Deepened Arc

見逃し配信は12月22日まで、以降は別ツールにアーカイブとして保存されます
チケットには2,000円と4,500円があります
アーカイブの視聴には2,000円以上のチケット購入が必要です
上記アーカイブ動画のリンクと、出演者のサイン付CD(「大崎結真 プレイズ・レ・ドビュッシー アクースティカレーベル」***)をお送りします。
4,500円チケットには、アーカイブ動画のリンクと、大崎さんのサイン付CD(大崎結真 プレイズ・レ・ドビュッシー アクースティカレーベル)が特典として付属します(CDの詳細は上の「ディスコグラフィー」の通りです)

レア・ピアノミュージック 大崎結真さんインタビュー

冒頭、パリのコンセルヴァトワールの思い出も含め、お二人の出会いなどについてお話が弾みました。
大崎さんの2台ピアノのリサイタルの際、お客さんとして聴きに来た福間さんが譜めくりをされたこともあったそうです。

続いて福間さんがインタビュアーとなって以下の質問をなさっています。

🔸今回のプログラムのテーマ、コンセプト
🔸プログラム各曲の概要
🔸ハプニングストーリー
🔸今後のスケジュール
🔸質疑応答

テーマの「arc」については、大崎さんが良い音楽を聴いたあとに残る抽象的なイメージが「arc」なのだそうで、今回の候補曲として多く挙げた中から藤倉さんの「Deepened Arc」を中心として曲を選んでいかれたとのことです。

プログラム各曲については、ざっと以下のようなお話をされています。

リスト:夜の賛歌、朝の賛歌

作曲の経緯、「詩的で宗教的な調べ」の第2稿の中に入っていたものの最終稿からは洩れたことなど

A.ドゥコー:『月の光』より1.夜半過ぎ、4.海

ドゥコーはドビュッシーと同年代でオルガニストとして活躍、残された作品はほとんどなく見つけたのはこの曲くらい、「海」は第1回に演奏された福間さんの「水」に呼応したものであることなど

リゲティ:開放弦

ドゥコー、ゴドフスキーの描写的な作品の間で「音の構成で聴かせる曲」として選曲したこと、藤倉さんの「Deepened Arc」を意識したこと、を話されたところでサプライズで藤倉大さんが登場

藤倉大:Deepened Arc

藤倉さんご自身から、大学2年のとき倍音を初めて習ってこの作品を書いたこと、同級生の卒業試験のために書いたものの依頼した人は結局演奏しなかったこと、作曲した時期は夜も寝ないで作曲していたことなど

L.ゴドフスキー:ジャワ組曲第2巻

2020年は生誕150年、1923年にジャワを旅した後に書かれた作品、視覚的にも超絶技巧感が溢れていることなど

ハプニングストーリーとしてリサイタルの本番で中央の「ド」のキーが上がらなくなったことや、大崎さんが落語好きだということなども話題となって、1時間の予定が20分ほど超過した充実のプレトークとなりました。

インタビューの詳しい内容については、こちらでぜひご覧ください。

レア・ピアノミュージック プレトーク with 大崎結真

演奏曲について

YouTubeなどで音源を探してみました。

リスト:夜の賛歌

Hymne de la nuit

A.ドゥコー:『月の光』より1.夜半過ぎ、4.海

Abel Decaux – Clairs de Lune 04 "La Mer" ドゥコー 月の光 海

リゲティ:開放弦

Ligeti Etude No. 2 – Cordes à vide (Open Strings) – Jayson Gillham

L.ゴドフスキー:ジャワ組曲第2巻

Leopold Godowsky ‒ Java Suite

リスト:朝の賛歌

Hymne du matin

藤倉大:Deepened Arc

Dai FUJIKURA – Deepened Arc for piano (1998)

大崎さんの今後の活動について

2021年1月16日富士見市民文化会館

NEW YEAR CONCERT 2021
[第1部]
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調 K.306
ロンド ニ長調 K.485(ピアノ:大崎結真)
ベートーヴェン:モーツァルト「魔笛」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO46
[第2部]
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397(ピアノ:大崎結真)
ベートーヴェン:幻想曲風ソナタ 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」(ピアノ:大崎結真)
ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調Op.24「春」
[第3部]
ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調Op.61「幻想」(ピアノ:大崎結真)
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
出演/原嶋唯、東亮汰、毛利文香、田原綾子、笹沼樹、大崎結真

2020年12月21日トッパンホール

アートにエールを!東京プロジェクト
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1(ピアノ:大崎結真)
藤倉大:
Frozen Heat (1998)(ピアノ:大崎結真)
osm~無伴奏チェロのための(2015)
ヴィトマン:
ヴァイオリン独奏のためのエチュード第3番
弦楽四重奏第3番「狩」(2003)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」(ピアノ:大崎結真)
出演/岡本侑也、カルテット・アマービレ、大崎結真

まとめ

円弧(arc)をテーマとして、とても意欲的な選曲をなさっていますね。
プレトークではとても緊張なさっていたようですが、大崎さんの懐の深さを感じるインタビューでした。

クリスマス前の本番がとても楽しみですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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