【ピアノ/福間洸太朗】広瀬悦子さん公演終演!第5回レア・ピアノミュージック

ピアノ
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福間洸太朗さんプロデュースの「レア・ピアノミュージック」第5回が2020年11月7日に開催されました。

ピアニスト広瀬悦子さんがシウプ、モシュコフスキーのオリジナル作品、そしてワーグナーとベートーヴェンの管弦楽曲の珍しいアレンジ作品を演奏されました。

その模様について振り返ってみましょう。
最後までよろしくお願いいたします。

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福間洸太朗プロデュース「レア・ピアノミュージック」

このプロジェクトの概要、スケジュールについては過去のエントリーをご覧ください。

広瀬悦子さんについて

広瀬さんは愛知県名古屋市の出身です。
パリ・エコールノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院を首席で卒業。コンセルヴァトワール卒業時にはダニエル・マーニュ賞を受賞されました。

おもなコンクールの入賞歴は次の通りです。

1992年 モスクワ青少年ショパン国際ピアノコンクール優勝
1995年 第46回ヴィオッティ国際コンクール第3位(1位なし)
1997年 第46回ミュンヘン国際コンクール第3位(1位なし)
1999年 マルタ・アルゲリッチ国際コンクール優勝

これまでにピアノを星洋子、中島和彦、中沖玲子、 ジェルメーヌ・ムニエ、ブルーノ・リグット、 中村紘子の各氏に、室内楽をジャン・ムイエール、クリスチャン・イヴァルディの各氏に師事。

10月下旬、福間さんがインタビュアーとなって広瀬さんとのプレトークが行われてました。

冒頭、パリのコンセルヴァトワールでの共通の先生の思い出などについてお話が弾みました。

続いて福間さんがインタビュアーとなって以下の質問をなさっています。
今回から出演されるピアニストのハプニングストーリーが新たに加わりました。

🔸今回のプログラムのテーマ、コンセプト
🔸プログラム各曲の概要
🔸ハプニングストーリー
🔸今後のスケジュール
🔸質疑応答

インタビューの詳しい内容については、こちらでぜひご確認ください。

レア・ピアノミュージック プレトーク with 広瀬悦子

第5回レア・ピアノミュージック プログラム

日時:2020年11月7日(土)20:00 ~ 21:00

プログラム
シウプ:サンバ・サンバ
モシュコフスキー:愛のワルツ
ワーグナー/モシュコフスキー編:イゾルデの愛の死
ベートーヴェン/カルクブレンナー/リスト編:交響曲第9番ニ短調第4楽章「歓喜の歌」

プログラム各曲について

プレトークでは、プログラムの各作品について以下のようなお話をされていました。

シウプ:サンバ・サンバ
「サンバ・サンバ」は日本初演。
作曲者シウプはもともとは音楽の専門家ではなく、ファッション関係で成功、自分の劇場を作ってしまったという経歴の人。

モシュコフスキー:愛のワルツ
モシュコフスキーの作品は手に馴染んで弾きやすいものが多い。
名だたる名ピアニストの演奏がボックス盤で廉価で手に入る現状で、同じ曲を録音しても意味がないという方向。
珍しい曲を発掘すると、そこから別の曲を教えてもらったりと発見についての広がりがある。

ワーグナー/モシュコフスキー編:イゾルデの愛の死
広瀬さんはリストよりもモシュコフスキーのアレンジの方が好み。
リストは屈狭な感じ、これに対してモシュコフスキーはピアニスティック。

ベートーヴェン/カルクブレンナー/リスト編:交響曲第9番ニ短調第4楽章「歓喜の歌」
カルクブレンナーはドイツ人ながらフランスに帰化。
ベートーヴェン好きのフランス国王に交響曲を全曲ピアノにアレンジして献呈。
カルクブレンナーの第9の「合唱」はフランス語、ピアノはオケパートのみ。
(リスト版はソリスト、合唱団なしでピアノのみで演奏可能)
リリースされた録音は世界初演。
今回はカルクブレンナー版にリスト版を加えてピアノのみで演奏可能にしたもの。

ライブの模様

ツイッターから演奏前のつぶやきを拾ってみました。

ライヴは定刻に始まり、冒頭に福間さんからあいさつと広瀬さんの紹介ビデオが流れました。
プログラムについてはプレトークビデオの中から抜粋して解説されました。

冒頭の「サンバ・サンバ」は最初からノリノリなのかと思いきやさにあらず、哀愁の漂うメロディがとても素敵で涙を誘います。そしてダンスに入ると一転エッジの効いたスピード感溢れる颯爽とした演奏に魅了されました。

モシュコフスキーは「手に馴染む」とおっしゃる通り、ピッタリと嵌った感じ。愛を表題としつつも、ベタベタと甘い感じはなく、シャキッと背筋の伸びたキレの良いワルツ。そして、そのモシュコフスキーのアレンジによるワーグナーのイゾルデは、ゴツゴツした感じのするリスト版とは異なり、とてもピアノの響きが生かされていて、音楽のうねりが感じられるスケールの大きな演奏でした。

ここでいったん小休止のあと、いよいよ始まりました!ベートーヴェン。

リストのアレンジ譜を見ながら聴いたのですが、声楽ソロや合唱が加わる部分はリスト版をそのまま弾いておられるのかなと思いきや、和音連打のリスト特有の格好悪いところなどは分散和音で弾いておられたように見えました。

ピアノのサイズが大きくなったように感じるくらいのスケールの大きなサウンドが広がり、鮮やかなテクニックを駆使した素晴らしい演奏でした。並外れた凄い集中力で、気迫の伝わってくる熱演に圧倒されました。

余談ですが、この日の日中、横浜でベートーヴェンのこの曲の第1楽章を演奏されたのですから、これは驚くほかありませんでした。

アンコールとしてマスネのタイスの瞑想曲が演奏されました。

アーカイヴの無料視聴は2020年11月9日までですのでお急ぎください!

まとめ

抒情豊かな歌をともなったサンバに始まり、ピアノを弾く人なら間違いなく好きになるモシュコフスキー、そしてモシュコフスキーによるワーグナーの世界、そして偉大なるベートーヴェンと、わずか1時間の間にさまざまな音楽を楽しみました。

特に「合唱つき」では、演奏する楽器の別など関係ないスケールの大きな音楽に圧倒され、ひと足早く年末を迎えたかのような感覚に陥りました。

広瀬さんの演奏は、CDはもちろん良いのですが、ライヴ演奏はさらに素敵だと僕はかねてから感じているのですが、今回はスクリーンを通じてではありますが、それを再認識することになりました。凄まじい存在感、オーラでした。

レア・ピアノミュージック第6回は大崎結真さんが出演されます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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