【ピアノ】永野英樹さんプレトーク!第10回レア・ピアノミュージック

ピアノ
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ピアニストの福間洸太朗さんがプロデュースする「レア・ピアノミュージック」は、福間さん自身の演奏による2020年7月26日の第1回を皮切りに、第2回大瀧拓哉さん、第3回齊藤一也さん、第4回實川風さん、第5回広瀬悦子さん、第6回大崎結真さん、第7回佐藤卓史さん、第8回が森下唯さん、そして第9回が上原彩子さんの演奏で開催されました。

第10回は4月29日に開催されますが、それに先立って演奏者の永野英樹さんに対するオンラインプレトークが行われました。

それでは、永野さんのプロフィール、プレトークの内容そして演奏曲などについてみていきましょう。

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福間洸太朗プロデュース「レア・ピアノミュージック」

このプロジェクトの概要、スケジュールについては過去のエントリーをご覧ください。

永野英樹さんについて

永野さんは1968年、名古屋市のご出身です。

1983年 毎日学生コンクール中学生部門全国1位
1984年 東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校入学
1987年 芸高首席卒業、東京芸術大学音楽学部ピアノ科入学
1987年 ピティナ・ピアニストコンペティション特級1位、文部大臣賞受賞
1988年 パリ国立高等音楽院ピアノ科、歌曲伴奏科入学
(ピアノをジャン=クロード・ペヌティエ、伴奏をアンヌ・グラポットに師事)
1990年 同音楽院歌曲伴奏科首席卒業
1991年 同音楽院ピアノ科首席卒業(日本人男性としては初めて)
1992年 モントリオール国際音楽コンクール入選
1994年 オルレアン20世紀ピアノ音楽コンクール入賞、サンソン・フランソワ特別賞受賞

1995年、ピエール・ブーレーズが主宰するアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・ピアニストとして迎えられて、以降現在まで活動を続けています。

レパートリーは、現代作品に留まらず古典の作品も多く、朝日新聞や日経新聞などで高く評価されています。村松賞(’98)出光賞(’98)ショパン協会賞(’99)を受賞されました。

現在もフランス在住、ヨーロッパ各地で活躍中。

紹介サイト(AMATI):https://www.amati-tokyo.com/artist/piano/post_31.php

ディスコグラフィー

メシアン、プロコフィエフ、ミュライユ ピアノソロ作品集

メシアン:鳥のカタログ〜第13曲ダイシャクシギ
プロコフィエフ:束の間の幻影op.22
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番op.83
メシアン:4つのリズム・エチュード〜火の島1&2
ミュライユ:別離の鐘、微笑み(オリヴィエ・メシアンの思い出に)

フォンテック(2000年5月20日発売)

ラヴェル作品集

ラヴェル:
クープランの墓
前奏曲
水の戯れ
古風なメヌエット
夜のガスパール

日本コロムビア(2001年5月19日発売)

クラシカ

ヒンデミット/平野公崇編:ヴィオラソナタop.11-4
ブラームス/平野公崇編:クラリネット (またはヴィオラ)ソナタ第2番op.120-2
J.S.バッハ/平野公崇編:ゴルトベルク変奏曲BWV988より

平野公崇(SAX) 永野英樹(P) 山崎実(CB)

Digital MediaLab(2003年5月21日発売、廃盤 2004年9月22日発売)


そのほかに、月の光〜フランス・ピアノ名曲集(2003年7月23日発売)、「エターナル ピアノ・ベスト50」(2006年6月21日発売)

第10回レア・ピアノミュージック プログラム

日時:2021年4月29日(木・祝)20:00 ~ 21:00

プログラム
アンタイル:ジャズソナタ
ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ・ミュージック
サティ:スポーツと気晴らし
ストラヴィンスキー: タンゴ
マントヴァーニ:レガートのための練習曲、 手の交差のための練習曲
サティ:官僚的なソナチネ
ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
アンタイル:野蛮なソナタ

見逃し配信は5月1日まで、以降は別ツールにアーカイブとして保存されます
チケットには2,500円、4,000円と5,000円の3種類があります
アーカイブの視聴には2,500円以上のチケット購入が必要です

4,000円チケット(限定20名)には、 上記アーカイブ動画のリンクと、出演者のサイン付CD(「メシアン、プロコフィエフ、ミュライユ、ピアノソロ作品集」日本コロムビア)が特典として付属します

5,000円チケット(限定10名)には、 上記アーカイブ動画のリンクと、出演者のサイン付CD(「リゲティ&バルトーク作品集」、Alphaレーベル)が特典として付属します

永野さんの日本滞在スケジュールの関係から、CD付特典チケットは4月5日に販売終了します。また、CDにサイン宛名を希望する場合は4月2日まで購入する必要があります。

また「リゲティ&バルトーク作品集」の内容は以下の通りです。

バルトーク:コントラスツ~クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための
ジェローム・コント(クラリネット)、ディエゴ・トージ(ヴァイオリン)、セバスティアン・ヴィシャール(ピアノ)

バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ
ディミトリ・ヴァシラキス、セバスティアン・ヴィシャール(ピアノ)、ジル・デュロ、サミュエル・フェヴル(打楽器)

リゲティ:ピアノと管弦楽のための協奏曲
永野英樹(ピアノ)

リゲティ:チェロと管弦楽のための協奏曲
ピエール・シュトラウク(チェロ)

リゲティ:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲
ジャンヌ=マリー・コンケ(ヴァイオリン)

マティアス・ピンチャー指揮 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
2014年6月、11月録音

レア・ピアノミュージック 永野英樹インタビュー

永野さんは上野の春祭にご出演のため帰国、その隔離期間中のインタビューとなりました。

冒頭、永野さんが帰国された際のJALの誰もいない機内、フライトの様子や再入国後の隔離専用ホテルでの食事などが紹介されています。炭水化物中心の食事で、メニューの変化も少ないようで大変そうでした。

続いて福間さんがインタビュアーとなって以下の質問をなさっています。

🔸今回のプログラム各曲の紹介、全体のコンセプト
🔸現代音楽について
🔸今後のスケジュール
🔸ハプニングストーリー

プログラムについては、シンメトリックに見えるという福間さんに対して、永野さんはそもそもはアンタイルとストラヴィンスキー、ストラヴィンスキーとサティ、異質なものとしてマントヴァーニを置いて…と、ペアリングを念頭に置いておられたようです。

途中から「現代音楽」についての会話が盛り上がって、現代音楽に対する考え方やリサイタルやコンサートのプログラミングの工夫など、興味深いお話が満載でかなり時間を超過したインタビューとなりました。

プログラム
アンタイル:ジャズソナタ
ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ・ミュージック
サティ:スポーツと気晴らし
ストラヴィンスキー: タンゴ
マントヴァーニ:レガートのための練習曲、 手の交差のための練習曲
サティ:官僚的なソナチネ
ストラヴィンスキー: サーカス・ポルカ
アンタイル:野蛮なソナタ

ハプニングストーリーでは、リサイタルやコンサートにはきちんと整備されたピアノが使われると思い込んでいると「えっ!そんなことがあるんですか?」というお話が飛び出しました。

なお、今回は流行病の影響からスケジュールの調整が難しく、いつものライヴではなく事前収録されたものが公開されるとのことです。

演奏曲について

YouTubeなどで音源を探してみました。

アンタイル:ジャズソナタ

ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ・ミュージック

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

サティ:スポーツと気晴らし

ストラヴィンスキー: タンゴ

サティ:官僚的なソナチネ

ストラヴィンスキー: サーカス・ポルカ

アンタイル:野蛮なソナタ

まとめ

個人的なお話で恐縮ですが、永野さんは僕の好きなピアニストの一人です。

ラヴェルのアルバムに収録されている「クープランの墓」は永野さんの演奏がデフォルトで、特に「トッカータ」はこの演奏以外は受けつけないところもあるくらいなんです。

今回の冒頭に演奏されるアンタイルのジャズソナタは、アムランのリサイタルのアンコールの演奏を聴いて、CDはないのか調べてみたら永野さんがアンタイルのアルバムを出しておられることがわかり、血眼になって探したのですが、結局手に入れることができませんでした。

このインタビューの中でも話題になり、どうやら発売元が破綻した結果廃盤になってしまったことがわかりました。道理で見つからなかったはずですね。今回の演奏をきっかけに再発売されることを期待しています。

永野さんの演奏は、随分以前にトッパンホールで行われた金子三勇士さんとのデュオ「春の祭典」以来になります。

今回の演奏はプログラムも含めて非常に楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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