いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
今回は3月後半の練習状況についてお話しさせていただきます。
これまでのお話
これまでのレッスンについての記事はこちらです。
【ピアノ/練習43】チェルニー止めたら練習が楽しくなりました
レッスン再開後以降の過去のレッスンなどの模様についてはこちらでまとめています(終了しました)。
番外編「大人の発表会」への参加についてはこちらから。
基礎練習
前回までにお話しした通り、チェルニーは止めました。
そして、スケールとアルペジオもハノンから外れることにしました。
基礎練習の範疇には入らないかも知れませんが、一部これまでに取り組んだ曲もありますし、応用の効きそうなモシュコフスキーの15の練習曲を始めました。
スケール、アルペジオ
モシュコフスキー:15の練習曲
前回記事以降、8番を終えて現在1番を練習中です。
1番はホ長調ですが、平行調の嬰ハ短調はスケールにしても、アルペジオにしても指くぐりで気を抜くと外してしまう(特に左手)ので、何となくでは弾けないので、特に集中力の必要性を感じています。
バッハ:平均律第2集
21番変ロ長調
6番ニ短調
19番イ長調
11番ヘ長調
2番ハ短調
14番嬰ヘ短調
7番変ホ長調
13番嬰ヘ長調
12番ヘ短調
1番ハ長調
24番ロ短調
10番ホ短調
5番ニ長調
18番嬰ト短調
9番ホ長調
4番嬰ハ短調プレリュード
前回、すでに4番嬰ハ短調のプレリュードを始めていたのですが、結局3週間もかかってしまいました。
この曲は曲者のトリルが多々あり鬼畜なのですが、市田先生の本に「まずはトリルを外して」とあったのに、そこをいい加減にしてトリルつきで練習してしまったのが、おそらく一番の敗因なのだろうと思います。
そもそも、勝ち負けではないとは思いますが(笑)
ショパン:前奏曲作品45&ドビュッシー 前奏曲集
「あるピアニストの一生」にある28段階の難易度を基準として並び替えて、難易度の低い作品から順番に練習しています。
ショパン:前奏曲集
09:作品45-7
10:20
12:4
13:6、9
14:2
16:13、15
18:21
19:17
20:10、11、14、22
23:1、18、23
24:3
25:5、8、12、16、19
26:24
ドビュッシー:前奏曲第1集
14:6「雪の上の足跡」
15:8「亜麻色の髪の乙女」
18:1「デルフィの舞姫」
19:2「ヴェール(帆)」
21:4「夕べの大気に漂う音と香り」9「とだえたセレナード」10「沈める寺」12「ミンストレル」
22:5「アナカプリの丘」11「パックの踊り」
24:3「野を渡る風」
26:7「西風の見たもの」
ショパンは壁がどんどん高くなって、3月後半に始めた16とまだ格闘中です。
ドビュッシーは3月前半は後半は5・11を練習して、なんとか5を終えました。11もそろそろかなというところです。
4月は残る2曲「野を渡る風」「西風の見たもの」に取り組んでいけそうです。
ドビュッシーは何となく相性が良いと自分勝手に考えています(笑)
おそらく、ですが初期に取り組んだ作品と、最近の作品とでは自分に求めるものが変わってきた(厳しくなってきた)ように思います。
一巡したところで、もう一度戻って弾いてみようと考えていますが、酷く落胆しそうで怖いですね。
なかなか進歩しないなぁと思ったら、こう考える
「なかなか進歩しないなぁ」
こう感じるのは僕にとっては日常茶飯事。
そんなときにはこう考えることにしています。
「3歩進んで2歩下がれば上出来」
歳を取ると記憶力、運動神経や反射神経など、自覚はなくとも若い頃に比べて低下しているなと、日常生活でそう思い知らされるのは当たり前になっています。ピアノだけが特別なわけはないと割り切る。
それにしても、ということも多々あって「昨日はできるようになっていたのになぜ今日はできないのだろう」と思わずボヤきが出てしまうこともあります。
でも、ちょっと待てよと、冷静になって考えてみると
できないできないと懸命に練習して、一定の成果を得た瞬間には「10/10」できたと思ってしまうのですが、そもそもそれは「5/10」だったのかも知れませんし、そもそも分母の「10」のレベルが低すぎたのかも知れません。
結果として、自分の中では実際のパフォーマンス以上にできるようになったと思い込んでしまっているに過ぎないのではないか。
少なくとも僕の場合はそういう結論になるのだろうと思います。
そうは言っても「昨日できていたのに!」と思ってしまうのは仕方がないですし、それは僕の悲しい性と割り切って、大雑把に「3歩進んで2歩下がれば上出来」だと思うようにしています。
まとめ
ツェルニーを止めて楽しくなった練習ですが、最近は蝸牛の歩みと化しているのが厳しい現実です。
そんな中で、リサイタルへ多く伺わせていただき、刺激と感動を受けつつ、また平和の中でピアノが弾けることに感謝しながら続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋
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