いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
今回は2月後半の練習状況についてお話しさせていただきます。
今後、この練習記録は一ヶ月を前半と後半とに分けて毎月2度更新していきます。
これまでのお話
これまでのレッスンについての記事はこちらです。
【ピアノ/練習41】バッハ平均律 ショパン前奏曲作品45 ドビュッシー前奏曲集
レッスン再開後以降の過去のレッスンなどの模様についてはこちらでまとめています(終了しました)。
番外編「大人の発表会」への参加についてはこちらから。
基礎練習
2022年に入って、ツェルニーの毎日の練習曲だけをルーティンとして、ドホナーニは一旦中断、ハノンのスケールとアルペジオは曲の中で関連調性だけを練習するということにしてきました。
チェルニーはやはりつまらん!
・毎日の練習曲はとりあえず2周りしました
・右手ばかりが忙しい気がしてなりません(どう考えても、というか実感として)
・名ピアニストが弾いたとしても何度も聴きたいとは思えない作品ばかり(だと少なくとも僕は感じています)
きれいごとはともかくとして「止めました」
敢えて自分に意識を与える意味でやってきましたが、別に「ピアノ道」をやっているわけでもないし、少なくとも弾いて楽しいと思える作品に取り組みたい。
基礎練習の範疇には入らないかも知れませんが、一部これまでに取り組んだ曲もあって、応用の効きそうなモシュコフスキーの15の練習曲をやってみることにしました。
そして、ハノンのスケールとアルペジオは復活させました。
整理しますと、このようになります。
ハノン:39番スケール、41番アルペジオ
モシュコフスキー:15の練習曲
モシュコフスキーは5番を終えて6番を始めたところです。
バッハ:平均律第2集
これまで弾いてきたのは
21番変ロ長調
6番ニ短調
19番イ長調
11番ヘ長調
2番ハ短調
14番嬰ヘ短調
7番変ホ長調
13番嬰ヘ長調
12番ヘ短調
1番ハ長調
24番ロ短調
10番ホ短調
5番ニ長調
18番嬰ト短調プレリュード
2月後半は、18番嬰ト短調フーガと9番ホ長調のプレリュードを終え、9番のフーガを始めました。
ショパン:前奏曲作品45&ドビュッシー 前奏曲集
「あるピアニストの一生」にある28段階の難易度を基準として並び替えて、難易度の低い作品から順番に練習しています。
ショパン:前奏曲集
09:作品45-7
10:20
12:4
13:6、9
14:2
16:13、15
18:21
19:17
20:10、11、14、22
23:1、18、23
24:3
25:5、8、12、16、19
26:24
ドビュッシー:前奏曲第1集
14:6「雪の上の足跡」
15:8「亜麻色の髪の乙女」
18:1「デルフィの舞姫」
19:2「ヴェール(帆)」
21:4「夕べの大気に漂う音と香り」9「とだえたセレナード」10「沈める寺」12「ミンストレル」
22:5「アナカプリの丘」11「パックの踊り」
24:3「野を渡る風」
26:7「西風の見たもの」
ショパンは45-3・5・12、ドビュッシーは10・12・5を練習中、ショパンの8番は後回しにしました。
あなた、何を目指しているの?
と怖い先生からはお叱りを受けそうですが、好きな曲を弾いているというだけです。
敢えて言えば、自分で弾いていて楽しいと思えるところを目指しているということでしょうか。所詮自己満足なのでしょうけれども。
ショパンの前奏曲については、林先生のサイトで演奏動画も含めて色々と勉強させていただいています。

ドビュッシーについては、青柳先生のコラムを読みながら練習するのも楽しいです。
ピアノ全般については佐野主聞さんのYouTubeが、メカニックはもちろんですが、メンタル的にもとてもためになります。
人の声、歌を基本になさっているように感じて、とても共感しています(一方的に)。
下手なレッスン受けるよりずっと良いと実感しています。
まとめ
今回はやや暴言まじりの記事となってしまいました。
気分を害された方がおられましたら、お許しくださいませ。
本当の意味で自分で楽しいと思える演奏になるようにレッスンを受けることも考えていきたい(検討します?)と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋
コメント
ツェルニー止めたことにとても共感します。
ツェルニー、つまらないですよね〜。
でも、いがいとYouTubeでは人気があるようです。特にツェルニー30番。
曲としても短めで、まーまー楽しい。
でも、40番、50番などはやる気ないです〜。WWW-
それと、バッハ。
平均律もたくさん弾かれていて、すごいですね〜。マジ尊敬します。
わたくしは、ショパンエチュードしばらく頑張ってみようと思います。
ではでは〜
> MrBachLoverさま
コメントありがとうございます。
ショパンのエチュード、練習されているのですね。素晴らしい!
子供の頃にツェルニー100・30・40とやってきて(そのあとはクラマーでした)、成人してからピアノを再開したときにもうこれはゴメンだとチェルニーは避けてきたのですが、何か練習曲系はやっておいた方が良いのでは?とアドバイスしてくださる方がおられて、薦めていただいたのが「毎日の練習曲」でした。まぁ修行のつもりでやってきたのですが、やはり完成度を上げるとか何度も弾くとかということに馴染まないような気がして、この際止めることにしました。チェルニー弾いてもショパンは弾けませんしね(笑)
hirofumi様
いつもありがとうございます。
そうでしたか!ついにhirofumi様もモシュコフスキー15の練習曲を!何だか嬉しいです。触発されて今日は1番をおさらいしておりました。
私も子ども時代、ツェルニー100、30、40とやりました。が、正直つまんなかった思い出しかありません….。健康にいいからと、毎日不味い青汁を飲まされているかのような「苦行」でしたね。
コルトー派のお師匠に師事してから、ショパン「革命」を弾いた時に「弾き方がツェルニー。技術はあるけれど歌ってない。機械的になりがち」と酷評され、(ならツェルニーは二度とやらん)と開眼。その勢いでモシュコフスキー15の練習曲、1〜10番まで譜読み終え、今は11番〜15番をボチボチ蝸牛の歩みで譜読み中です。
1番と2番は数年前に発表会で弾きましたが、なかなか好評でした。1番はチャーミング、2番はカッコいいと。発表会でも映える練習曲、という点では自分にとって凄くありがたい存在です。6番は確かホロビッツもアンコールでよく弾いていたとか。反田さんもYouTubeで弾いていらしたような。
いずれにせよ、hirofumi様ならばきっと楽勝、華麗に弾かれるのだろうなあ〜!と思います。
コロナ禍、戦争……心がゲンナリする暗いニュースが多いご時世、たとえひと時であっても美しいもの、素晴らしいものに触れる時間が必要だと思います。だから、楽しめる曲を弾いて「自分」が「満足」する、って素敵なことではないかと。
しもんさんのYouTube情報、ありがとうございました!観てみます!
「ピアノ道」よりも「ピアノライフ」、楽しみましょう!
> 聖弥様
いつもコメントくださり本当にありがとうございます。
そんなわけでモシュコフスキーを練習しております。
1、6、8番あたりはちょっと触ったりしたこともあるのですが、レッスンに持っていったのは4番だけでした。結構楽しかったので、せっかくなら全部練習しようと決めました。5番と6番をやって、今は8番を弾いています。反田さんは最初のロシアに留学する前から、何かあると6番を弾いていて、何度も聴いた覚えがあります。でも、ああは行かないんですよね。
すでに10曲も弾いておられるのですね、さすがです。素晴らしい。
昨日、サントリーホールで牛田さんの10周年記念リサイタルを聴いてきました。どれも素晴らしかったのですが、最後に弾いた幻想ポロネーズには参りました。自分の中で何か熱いものがこみ上げてくるような。久しぶりでした、こんなに感動したのは。
そんな演奏を聴いていると、自分でわざわざ演奏することもないよな、と思わなくもないのですが、それもピアノライフですよね。
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