いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
今回は前回(1月中旬)以降の状況についてお話しさせていただきます。
これまでのお話
これまでのレッスンについての記事はこちらです。
【ピアノ/練習38】ショパン&ドビュッシー 前奏曲 二兎を追うもの一兎をも得ず?
レッスン再開後以降の過去のレッスンなどの模様についてはこちらでまとめています(終了しました)。
番外編「大人の発表会」への参加についてはこちらから。
基礎練習
2022年に入り、これまでのやり方を大きく変えました。
ツェルニーの毎日の練習曲だけをルーティンに、ドホナーニは中断、ハノンのスケールとアルペジオは曲の中で関連調性だけを練習することにしています。
理由は、基礎練習は大切だと思うものの
やや「こなし」感があること
ツェルニーまでで疲労困憊、バッハを弾く段階で気力が亡くなっているのは本末転倒
といったところです。
加えて、ツェルニーも指定のテンポ(はとても弾けませんが)に向けて、だんだん上げていくという方向から、テンポはまず横に置いて、とにかく丁寧に弾くということからやり直しています。
ともかく二回り弾いたことは弾いたので、目を瞑って楽譜が開いたところの曲をその日の練習曲にしています。
バッハ:平均律第2集
第2集もちょうど半数まできました。
21番変ロ長調
6番ニ短調
19番イ長調
11番ヘ長調
2番ハ短調
14番嬰ヘ短調
7番変ホ長調
13番嬰ヘ長調
12番ヘ短調
1番ハ長調
24番ロ短調
10番ホ短調
5番ニ長調
新年に入って第18番嬰ト短調を始め、プレリュードは一応◯、現在フーガを練習中です。
バッハも、まず一声ずつ、そして声部の組み合わせ、ということを徹底するようにしています。
また、演奏曲は異なりますが、長島達也さんのYouTube平均律レッスンがとても素晴らしく大変印象に残りました。
プレリュードは人間的な感情や訴え、フーガは祈り=着飾る必要のないそのままの姿、はこの歳の僕でもストンと入りました。
レッスンを受けておられる小学6年生の方も上手なのですが、その彼の演奏がどんどん素晴らしくなっていくを目の当たりにして驚いています。
ショパン:前奏曲作品45&ドビュッシー 前奏曲集
「あるピアニストの一生」にある28段階の難易度を基準として並び替えて、難易度の低い作品から順番に取り組んでいます。
ショパン:前奏曲集
09:作品45-7
10:20
12:4
13:6、9
14:2
16:13、15
18:21
19:17
20:10、11、14、22
23:1、18、23
24:3
25:5、8、12、16、19
26:24
ドビュッシー:前奏曲第1集
14:6「雪の上の足跡」
15:8「亜麻色の髪の乙女」
18:1「デルフィの舞姫」
19:2「ヴェール(帆)」
21:4「夕べの大気に漂う音と香り」9「とだえたセレナード」10「沈める寺」12「ミンストレル」
22:5「アナカプリの丘」11「パックの踊り」
24:3「野を渡る風」
26:7「西風の見たもの」
ショパンは45-11、14(中心)、22(譜読み)、ドビュッシーは4(中心)、9・10(譜読み)を練習中です。
バッハの平均律が24の調性で書かれているのと同様、ショパンも24の調性を使っていて、ドビュッシーは調性はないものの第1集と第2集で全24曲という構成になっています。
いずれも長大な曲はないこともあり、じっくりと練習するという観点から、僕の「感覚的には」フィットしているように思います。
前回も書きましたが、バッハ同様分解して再構築するプロセスに楽しさを感じています。
両作品集とも名盤名演揃いです。
ショパンは、古今東西(?)素晴らしい演奏がずらりと並んでおり、最近はショパコン入賞の小林愛実さんのアルバムも出ています。
最近はアヴデーエワやアンドリュー・タイラーの演奏をよく聴いています。
ドビュッシーは定番のミケランジェリやツィメルマン、そして横山幸雄さんの演奏などをよく聴いています。
また、青柳先生のコラムを読みながら練習するのも楽しいです。
まとめ
一人で練習しているせいか、やや煮詰まった感もあり、自分なりに工夫しつつ練習しています。
ショパンもドビュッシーも全曲を通して弾くようなことはないと思いますが、バッハと何となくですが通じるものを感じつつ、また気楽に構えることができてきたこともあって、楽しく練習することができていると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント
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