いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
前回は練習の記録の一環として、これまで弾いてきた曲を「あるピアニストの一生」で付された難易度で振り返ってみました。
今回はその一覧表に、ヘンレ版と全音ピアノピースの難易度を加えてみました。
あるピアニストの一生の難易度
前回記事はこちらからご覧ください。
ヘンレ版の難易度
ヘンレ版の難易度は、上級(7・8・9)中級(4・5・6)初級(1・2・3)の9段階で構成されています。
28段階の一覧表にヘンレ版の難易度を追記すると以下の通りとなります。
*はヘンレ版が存在しない作品です。
28
9 ショパン:バラード第4番
8 リスト:ハンガリア狂詩曲第2番
*シャブリエ:エスパナ
9 アルベニス:トゥリアーナ
27
8 ショパン:バラード第1番
8 ショパン:バラード第3番
8 ショパン:ポロネーズ第6番
8 ショパン:舟歌
8 ショパン:エチュード10−4
7 ショパン:エチュード10−10
9 ベートーヴェン:ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
9 ベートーヴェン:第23番「熱情」
8 アルベニス:エル・アルバイシン
8 ラヴェル:水の戯れ
9 ラヴェル:道化師の朝の歌
9 リスト:ハンガリア狂詩曲第6番
26
8 ベートーヴェン:ソナタ第30番
8 ドビュッシー:映像第1集
9 ショパン:エチュード10−1
25
8 ショパン:スケルツォ第2番
8 ショパン:エチュード10−12革命
8 ドビュッシー:喜びの島
*スクリャービン:ワルツ作品38
7 バッハ:パルティータ第4番
24
7 ラヴェル:ソナチネ
7 シューマン/リスト編:献呈
6 ショパン:エチュード25−1
7 バッハ:パルティータ第6番
23
7 バッハ:パルティータ第2番
22
*フォーレ:舟歌第4番
7 アルベニス:スペイン組曲アラゴン
7 アルベニス:イベリアエル・プエルト
6 バッハ:パルティータ第3番
6 バッハ:パルティータ第5番
*ラヴェル:前奏曲〜クープランの墓
6 シューベルト:ソナタ第7番第4楽章
21
6 バッハ:パルティータ第1番
6 バルトーク:アレグロバルバロ
6 アルベニス:スペイン組曲セヴィーリャ
19-25
4-7 バッハ:平均律第1巻、第2巻(1-p 2)
17
*モンポウ:歌と踊り第6番
*ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル
11
*サティ:官僚的なソナチネ
10-17
フォーレ:ドリー組曲(連弾)
難易度が付されていない作品
*グリュンフェルト:ウィーンの夜会
*メトネル:プリマヴェーラ
*コープランド/バーンスタイン:エル・サロン・メヒコ
*ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集
*ファリャ:三角帽子から3つの踊り
*モシュコフスキー:18の練習曲第4番
*チャイコフスキー/フェインベルグ:交響曲第6番ロ短調「悲愴」第3楽章
ヘンレ版のサイトはこちら:https://www.henle.de/jp/
全音ピアノピースの難易度
おなじみの全音ピアノピースの難易度は次のように示されています。
A:初級
B:初級上
C:中級
D:中級上
E:上級
F:上級上
28段階の一覧表に全音の難易度を追記すると以下の通りとなります。
=は全音ピアノピースがない作品です(バッハの平均律やラヴェルのソナチネなど1曲しかピースがないものも=として扱いました)。
28
=ショパン:バラード第4番
Fリスト:ハンガリア狂詩曲第2番
=シャブリエ:エスパナ
=アルベニス:トゥリアーナ
27
Fショパン:バラード第1番
=ショパン:バラード第3番
Fショパン:ポロネーズ第6番
Fショパン:舟歌
=ショパン:エチュード10−4
=ショパン:エチュード10−10
Fベートーヴェン:ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
Fベートーヴェン:第23番「熱情」
=アルベニス:エル・アルバイシン
Fラヴェル:水の戯れ
=ラヴェル:道化師の朝の歌
=リスト:ハンガリア狂詩曲第6番
26
=ベートーヴェン:ソナタ第30番
Fドビュッシー:映像第1集
=ショパン:エチュード10−1
25
Fショパン:スケルツォ第2番
Fショパン:エチュード10−12革命
=ドビュッシー:喜びの島
=スクリャービン:ワルツ作品38
=バッハ:パルティータ第4番
24
=ラヴェル:ソナチネ
=シューマン/リスト編:献呈
Fショパン:エチュード25−1
=バッハ:パルティータ第6番
23
=バッハ:パルティータ第2番
22
=フォーレ:舟歌第4番
=アルベニス:スペイン組曲アラゴン
=アルベニス:イベリアエル・プエルト
=バッハ:パルティータ第3番
=バッハ:パルティータ第5番
=ラヴェル:前奏曲〜クープランの墓
=シューベルト:ソナタ第7番第4楽章
21
Dバッハ:パルティータ第1番
=バルトーク:アレグロバルバロ
=アルベニス:スペイン組曲セヴィーリャ
19-25
=バッハ:平均律第1巻、第2巻
17
=モンポウ:歌と踊り第6番
=Cラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル
11
=サティ:官僚的なソナチネ
10-17
=フォーレ:ドリー組曲(連弾)
難易度が付されていない作品
=グリュンフェルト:ウィーンの夜会
=メトネル:プリマヴェーラ
=コープランド/バーンスタイン:エル・サロン・メヒコ
=ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集
=ファリャ:三角帽子から3つの踊り
=モシュコフスキー:18の練習曲第4番
=チャイコフスキー/フェインベルグ:交響曲第6番ロ短調「悲愴」第3楽章
全音ピアノピースはこちら:http://pianopiece.jp/
まとめ
個人的な感想としては、全体としてはヘンレ版の方が共感度が高いように感じます。
ただ、バッハの難易度が低いような気がしました。僕のバッハに対する壁の高さのせいかも知れません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋
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