【ピアノ/練習33】ショパンのエチュードを弾く ムジカノーヴァ1993年11月号

ピアノ
スポンサーリンク

いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。

月も変わりましたので、僕自身のピアノ練習について更新します。

前回(2021年8月13日)以降の練習の状況についてお話します。

そして、ショパンのエチュードを弾くにあたり、本棚からひっぱり出してきた古い雑誌についても触れていきます。

スポンサーリンク

これまでのお話

これまでのレッスンについての記事はこちらです。

レッスン再開後以降の過去のレッスンなどの模様についてはこちらでまとめています(終了しました)。

番外編として「大人の発表会」への参加についてもお話ししてきています。

どんな曲を練習しているのか

練習曲などは基本的には同じです。

ドホナーニ:フィンガーエクササイズ
ハノン:39番スケール
ツェルニー:毎日の練習曲

ドホナーニの1・2・3〜7・8・9・10・11番の8つ(の組合せ)の中から1日1つと22・31番(その他目についたもの)を毎日最初に弾いています。

ハノンは39番全調、弾く曲によって必要がある場合には41番アルペジオ(通常はドホナーニ22番で代用しています)。

ツェルニーの毎日の練習曲は指定の半分のテンポで40番まで一巡。再度1番から2巡目ですがバリバリ弾くのはなかなか難しいです。現在21番を練習中。

テンポよりも「音を良く聴く」ことを意識して練習することにしていますが、練習曲は毎日弾いていると「こなす」感じがどうしても強くなって「弾いときゃ良いよね」的な感じに落ちていくことが少なくありません。

良いことではありませんが、コントロールできない部分も多々あるような気がするので「こんな日もある」と思うことにしています(筋トレと同じ感覚)。

バッハ:平均律第2集

プレリュードとフーガを2週間でいったん仕上げることを目安にしています。

14番ヘ短調、7番変ホ長調と両曲ともに苦労したのですが、現在練習中の13番にもほとほと手を焼いています。

ヘンレ版でプレリュードが3ページ、フーガが4ページと長いのと、♯6つの嬰ヘ長調。ショパンのバルカローレが同じ嬰ヘ長調、そしてエチュードの5番は♭6つの変ト長調で見かけは異なれど、雑に言えば同じ調ですから、自業自得とはいえこれだけ揃うとしんどいです。

現在フーガと格闘中です。

蝸牛の歩みで練習中の作品

ショパン:エチュード第5番、10番、舟歌
バッハ/ブゾーニ編:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番からシャコンヌ

前回エントリー時には1番と13番、そしてバラード2番も弾いていました。

1番はこれ以上テンポを上げられないと観念して再度棚上げ(しんどいので◯)、13番はなんとか良しとできると(自分なりに)判断して◯にしました。

バラードはざっとは見ましたが、とても手(と気持ち)がここまで保たないので、当分の間は楽譜棚にしまっておくことにしました。

黒鍵は毎日「今日で◯にしよう」と臨むのですが、どこかしら崩れてしまうので、超スローで弾き直し中、10番はまだまだ部分練習、バルカローレは1週間ほど前に初めて最初から最後まで通して弾きました。

シャコンヌは8小節とか16小節というレベルから、仮に練習番号をつけたとすると1つの練習番号を少なくとも毎日弾くようにはなってきました。通して弾いたことはまだありませんが、前半、後半別に通してみたことはあります。

ムジカノーヴァ273号 1993年11月号「ショパンのエチュードを弾く」

音楽雑誌は色々と購入してきましたが、ムジカノーヴァのこの号を除いてはすべて処分してしまっています。

この1993年11月号は特大号で「ショパンのエチュードを弾く」という特集が組まれています。

ひょっとするとショパンのエチュードを弾いてみる日が来るかも知れないから、とずっと取っておいたもの(のよう)です。

表紙を飾っているのはなんと若き日のオリ・ムストネンです。この頃はキーシンもまだまだバリバリの若者でした。

この目次の通り、演奏法はもちろんのこと、楽譜選びやディスクガイドまで盛りだくさんのコンテンツが含まれています。

このように「楽譜選びはここがポイント」では、当時入手可能なエディションがまとめられています。

パデレフスキ、ヘンレ、ウィーン原典版からコルトー、ドビュッシー版などまで幅広く網羅されていますが、エキエル版については言及がありません。当時、まだ揃っていなかったようですね。

この一覧表はクラウス・ヴォルタースが「参考のため」として作成した全27曲の難易度ランキングです。

もちろんこの表が掲載された目的は「どの曲から、どんな順番で、どんな観点から学習すれば良いのだろうか!?」ということで、これまでの練習曲の経歴をもとに弾き手の4つのタイプ別にガイドが示されています。

巻末にはムジカノーヴァおなじみの「ニ色スコア」がついています。寺田悦子さん、伊藤恵さん、中井正子さんがそれぞれ2曲ずつ担当され(合計6曲)、ウィーン原典版に基づく朱筆楽譜のほか、演奏の手引きがコラムとして丁寧に書かれていて、とても参考になります。

ご興味を持たれたコラムや二色スコアについてはスキャンなどできる範囲で対応させていただきます。
「コメント」あるいは「お問い合わせ」からご連絡をいただければ助かります。

まとめ

定期的なレッスンを辞めてしまうと、自分で◯をつける必要がありますが、厳密には◯になりようがないわけなので、時間をかけても煮詰まったら、いったん横に置いておいて別の曲を練習するようにしています。

何か聴いていただきたい曲がでてきたら(かつ、自分なりには弾けていると思えれば)、レッスンをなさってくださる先生を探してみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

コメント

  1. […] 音楽徒然草【ピアノ/練習33】ショパンのエチュードを弾く ムジカノーヴァ… […]

タイトルとURLをコピーしました