いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
2020年7月から、現在のレッスンとその練習記録について記事にまとめています。
前回は、発表会のショパン「バラード第1番」の本番用の楽譜に「練習番号」を付すにあたり、分析というには大袈裟ですが、備忘の意味も兼ねて整理をしてみました。
今回は、直近のレッスン(2021年3月25日)の模様をお話していきます。平均律第2巻19番のプレリュードと発表会第2部で弾く「ウィーンの夜会」でした。
これまでのお話
現在のレッスンについての記事はこちらになります。
レッスン再開後以降の模様についてはこちらでまとめています。
番外編として「大人の発表会」への参加についてもお話ししてきています。
レッスン対象曲
バッハ:平均律第2巻第19番プレリュード
最初通して聴いていただいたとき、自分でもなんとぎこちない演奏なんだろうと思いました。やりたいことが十分できなかったのは自分のものにできていないということなのでしょう。
先生からは「8分の12が正しく理解されて、音符の処理も良かった」一方で「12拍目の8分音符が次の小節の1拍目に流れてしまったところが2箇所、それとテーマをもっと歌いましょう」と注意いただきました。
それから2度通して聴いていただいて、僕自身としてもだんだんこなれてきたように感じました。
次は同じ曲のフーガになります。
グリュンフェルト:ウィーンの夜会作品56
この曲は発表会の第2部で弾くことになっています。
プログラムの流れとしては、アンサンブルが続き、直前は清塚さんのムーディな曲なのだそうで、このウィーンの夜会も弾きやすいだろうとのことですが…
本番用の楽譜で全曲通して聴いていただきました。
後半は流れるようになってきたものの、前半は硬くなった上、外せない音を外しまくったこともあって散々でした。
先生からは「第2部のプログラムなので、一所懸命練習してきました!にならないように」「楽しく演奏しましょう」と念押し。
真っ赤という感じですが、右手オクターブの分散和音の上行音型はかなり練習したのに…と沈黙してしまうくらいで、ここがきちんと嵌まらないと、僕自身の全体の流れのバランスが明らかに崩れてしまいます(跡を引くということでしょうか)。
ここは、僕も丁寧に上がって、頂点のAsの音は左手の準備ができるのを待って入ると決めていたのに、いざとなるとガチャガチャガチャとなってしまいました。
先生からは「アッチェレなしで良いのできちんと決めましょう」。
あとは全体に「間」が十分取れていない(取っているのはわかるけれども)ので、自分が思う以上に十分に取って、聴き手は自然に感じることを再認識するようにということでした。
モルト・リテヌートの表現が足りないこと、メロディと内声のバランス、もっと歌うこと、と表現についてアドバイス。
「リタルダンド」と黄色でマークしたところなど、全体にもっと「間」と「テンポの変化」を大切にして、表現のメリハリをつけなさい。
最後の終わり方はカッコ良かったし、とても美しく歌えている部分など、良いところが活かせるように、詰めて仕上げましょう。
まとめ
ウィーンの夜会は丁寧に練習して、それなりに弾けていると思ってレッスンに臨みました。
結果は撃沈、こんなので本番に間に合うのかというくらい散々の出来でした。
特に冒頭から3ページはもう一度解体して練習し直してみました。
3拍子は1小節で1つとはいえ、小節ごとに3拍目の意識がぶっ飛んでいることがわかりました。
1・2・3を念頭に置いて弾くと、次の入りがスムースに流れるようになって、引っ掛かっていた殆どの箇所が改善しました。
少し明るい光も見えてきました。
本番では楽しく弾けるように流さずに練習していきたいと考えています。
バッハの平均律は発表会までお休みして、バラードと夜会に集中することにしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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👋掰掰👋
コメント
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