いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
2020年7月から、現在のレッスンとその練習記録について記事にまとめています。
前回は、僕の本番用の楽譜の作り方(楽譜のスキャン、PDFの作り方、台紙への貼り方や台紙の連結など)についてでした。
今回は、直前のレッスン(2021年3月14日)の模様についてお話していきます。
これまでのお話
現在のレッスンについての記事はこちらです。
レッスン再開後以降の模様についてはこちらでまとめています。
番外編として「大人の発表会」への参加についてもお話ししてきています。
レッスン対象曲
バッハ:平均律第2巻第6番フーガ
事前に視聴したアヴデーエワの平均律プロジェクトでは、さらりと流されてしまった印象のこのフーガですが、有名なトッカータとフーガニ短調と調性が同じこともあり毅然とした雰囲気を湛えた作品のように思いました。
作品の構成が主題とその反行形、そして対旋律とがガッチリ組み合わせられていて、しかもそのパッケージが4回出てくるだけなので比較的明確です。
フーガによくあるどんどん積み重なって何が何だかということがないので、僕の中でも整理がしやすかったように思います。
そうは言っても詰めの甘さはやはりあって、主題後半の下行半音階の8分音符が不明確になる箇所があったこと、フレーズの終わりが流れてしまっている箇所について先生からご指摘いただきました。
次回は第19番のプレリュードになります。
アヴデーエワの平均律プロジェクトはこちらから(英語です)
(平均律は46:00頃から始まります、それまではプロコのピアノ協奏曲第3番)
ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
本番用に作った楽譜を使って全曲通して聴いていただきました。
レッスンの直前に、かねてから迷っていたペダリングについて、集中して色んな動画レッスンを見ました。どれもレヴェルが高いので、それで僕がどうのこうのということはないのですが、松本和将さんの動画はとても参考になりました。
ただ、テンポがとても速い(というか僕が遅い)ため、自分の中で作っていたテンポ構成を戻しきれない状態だったことと、自宅のピアノと譜面台の高さが微妙に異なることで楽譜が見にくかったことから、あらあらという出来でした。
ここは、右手の動きのメカニックはもちろん、左手の音の動きを意識しながら、かなり詰めて練習したつもりだったのですが、崩れてしまいました。
前半最大の盛り上がり、朗々と歌いたいところですが、自分でもギクシャクしていることがわかります。
左手が勝手に暴走する気配があるので、右手のメロディの歌の流れを十分聴くこと、左手だけを取り出して右手のメロディを歌いながら練習するなど、アドバイスをいただきました。
Prestoはテンポとしてはすでに諦めたはずなのに、頭のどこかにできたらテンポを上げられたら、という意識が残っているんですね。そうなると中途半端で辻褄合わせのような演奏になってしまいました。
右手の分散和音の最後、2小節目の2拍目がぜ〜んぶ流れてしまい、ゴチャゴチャ。そうならないように、自分でもずっと最後まで聴くことを意識してきたのに、すべてが水の泡みたいな無残な演奏でした。
「今回、注意を受けたところは、この2週間重点的に練習してきたところばかりなので落ち込みます」とお話したところ「まだ自分でそこを包みこむところまで来ていないのだろうけど、もう少しなので、とにかく演奏を楽しみましょう」と先生。
そのほか練習番号を決めて、手許と本番用の楽譜両方に記入しておくようにとアドバイスいただきました。
まとめ
なかなかすんなりとはいかないものですね。
これに加えて「ウィーンの夜会」まであると思うと、やや頭がクラクラしますが、ここを抜け出せれば自分なりに演奏を楽しめるだろうと信じて、頑張ろうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋
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