いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
2020年7月から、現在のレッスンとその練習記録について記事にまとめています。
前回は4月の発表会本番で使うための楽譜の作成について、お話させていただきました。
今回は、その前段階ともいうべき僕のそもそもの本番用の楽譜の作り方(楽譜のスキャン、PDFの作り方、台紙への貼り方や台紙の連結など)についてまとめてみました。
ご参考になることがあれば幸いです。
これまでのお話
現在のレッスンについての記事はこちらです。
レッスン再開後以降の模様についてはこちらでまとめています。
番外編として「大人の発表会」への参加についてもお話ししてきています。
楽譜作成にあたって準備するもの
iPad/Evernote scannable
プリンター
台紙
PLUS テープのり
Scotch 3M はってはがせるテープ
順を追って説明していきます。
楽譜をスキャンする
楽譜はiPadのアプリEvernote scannableを使ってスキャンします。
以前はKinko’sへ行き、コピーして、合体させて縮小コピー取って…と気の遠くなるような作業をしていました。
失敗しない確実な方法である一方、サイズ合わせや影ができないようにコピーするのはなかなか面倒です。
そんなときに出会ったのが、iPadで使えるスキャンアプリで、いくつか試した結果「Evernote scannable」にたどり着きました。無料で使えます。
「Evernote scannable」を開いて楽譜の上にiPadをかざすと「原稿を探しています」という表示が出ます。
ショパンのバラード第1番の最初のページをアプリが自動で撮影します。
シャッターが鳴って一瞬でこのページのスキャンが完了したら、ページをめくって次に移ります。
余計な部分は自動で削除、歪みも気にならない程度に修正してくれます。
スキャンされた楽譜は「カメラロール」に保存しておきます。
4ページ分スキャンして保存しました。
スキャンした楽譜をPDF化する
次にスキャンした楽譜をPDFにします。
カメラロールに保存した4枚の画像を「選択」して、左下の「共有メニュー」(四角に矢印がついたもの)をタッチします。
共有先の中から「ブック」を選ぶと、選択した画像がPDF化されて「ブック」の中に保存されます。
楽譜を印刷する
保存されたものはA4サイズですので、そのままで良ければ無線でプリンターに接続して印刷します。
僕の場合は2枚1組でA4で印刷します。
それはiPadではできないので、いったんDropboxに保存して、PCを使って「2in1」で印刷します。
本番用に製本する
台紙はA4サイズのカットペーパーを使っています。
僕はいつも新宿の世界堂で購入しています。
新宿店2階の画材などの売場には、A4サイズのカットペーパーだけでも、1枚15・20・25・30・35・40・45円(税別、ただし世界堂特価で10%割引になります)と決められないくらいの種類があります。
画像は「タント」というもので、模様も織りもないシンプルなペーパーで1枚20円です。はっきりとした色からパステル調のものまで45種類ほどあります。
楽譜は「テープのり」を使って台紙に貼り、台紙と台紙は「はってはがせるテープ」で繋ぎ合わせます。
画像のものの価格は、世界堂では「テープのり」が330円、「はってはがせるテープ」が961円(いずれも税込、世界堂特価)です(2021年3月11日確認)。
「スプレーのり」を使ったこともありました。周りに飛び散ってしまうのと、台紙に貼るときに皺になったりするので、「テープのり」に落ち着きました(スプレーのりは961円(税込)です)。
台紙と台紙の貼り合わせは「マスキングテープ」を使っておられる方が多く、折り曲げやすい、剥がれにくいなどメリットがあるようです。
一方、「はってはがせるテープ」は、台紙に貼ってもほぼ透明になるため、テープが存在感を主張せず台紙の色を生かせること、テープの上から書込みできることがメリットだと思います。
ただ、頻繁に畳んだり開いたりすることで、稀にテープが切れてしまうことがあります。僕は切れそうになったら、上から補強しています。
貼り合わせ部分は、まず楽譜の面からテープを貼ります。
それから台紙の面にテープを貼ります。
どちらの場合も、テープの端は反対側に織り込んで空間にならないようにします。
できあがりました。
最初と最後のページの端の部分はテープで補強しています。
上の画像の左端は、楽譜/台紙両方にまたがるようにテープを貼ってあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
個人的には違和感なく、時間もかけずに作ることができてはいるのですが、慣れてしまっている部分もあると思います。
アドバイスやご質問などをいただければ大変嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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👋掰掰👋
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