【ピアノ/レッスン記28】ハンガリー狂詩曲第6番 平均律第1巻第23番・12番

ピアノ
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いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。

前回は、これまでの最後になる2019年末の発表会の模様についてまとめました。

今回は、2020年明けの発表会後のレッスンについてお話していきます。

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前回までのお話

これまでの記事もご覧ください。

発表会で真っ白!喜びの島 シンフォニア・ノビリシマ ドリー組曲

現在のレッスンと練習の状況は別の構成にしています。

リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調

小学生の頃、母が買ってきたピアノ曲全集のボーナス盤にアルゲリッチの演奏が収録されていました。それを聴いて、猛烈にカッコいいと思った曲です。

その演奏は、プロコのトッカータとかショパンの3番スケルツォ、リストの水の戯れなどが一緒に入ったアルバムで今でも聴くことができます。さすが神アルゲリッチ!颯爽としていて本当に格好イイです。

僕が弾くと当然格好悪いわけなんですが、それでも箸にも棒にもかからないというレベルほどではないのかも知れない…と思って取り組むことに決めました。

やはり当初は、どうなることやらという状態だったのですが、退職して練習時間ができたこともあって、何とか通して弾けるところまで、また構成もある程度作ることができたかなという状態でレッスンへ。先生は「次回録音する?」と。冗談でしょうから、聞き流してしまいました。

この曲は長くはないものの、やはりここまで来ると疲れますし、集中力も切れてきます。右ページの最上段の右手のオクターブのクロマティックっぽい部分は最後まで課題でした。

曲作りでは以下のご指摘、そして3度目のレッスンで録音になりました。

冒頭からPresto前までペダル踏みすぎ、複付点のリズムの面白さが感じらない
中間部の変ロ短調の右手の歌い方はリニアではなく、装飾音を浮かせて入る
このジプシーの歌はもっとたっぷり歌うこと

ジムでのトレーニングで指を擦りむいたことから絆創膏を巻いた状態が一週間続いたことで、指まわりがしっくりこない状態で録音を迎えてしまい、置きにいく消極的な演奏になってしまいました。

それでも、自分としては憧れの曲がなんとか音になったことは良かったと思いました。

バッハ:平均律第1巻23番・12番

第23番ロ長調プレリュードとフーガ

譜読みは鬼畜ですが温かく優しい響きがするので大好きなロ長調。

プレリュードは、8分音符、右手の裏拍の方の処理が流れているとご指導いただきました。気持ち良く歌ってしまった結果、肝心の基本が落ちてしまっていました。やはり一筋縄ではいかないと反省しました。

フーガでも♪♬の音型がタ〜ララと流れてしまう箇所があり、かなり気をつけて弾いてきたつもりだったのですが、やはり簡単には許してくれないバッハ。

第12番ヘ短調プレリュード

まず、この曲はどう弾けば良いのか、わからないというか迷いました。

当初、比較的テンポは普通、細かい音符もノンレガート気味で、曲の流れに身を任せる感じで淡々と弾いていました。

ところが、グールドの演奏を聴いてみたところ、超スローでノンレガートというよりもマルカートで弾いていました。しばらくは真似してみたのですが、僕では何か違うと思って元に戻しました。

レッスンでは、それよりも♬♬の裏の裏(要は4つ目の音です)が音の流れの山にあたっているせいか、強くあたってしまうように癖がついてしまっていたこと、左手の音の持続が甘いこと、基本的なご指導をいただいてしまいました。グールドどころじゃないですね。

まとめ

高い山も諦めるのではなく、トライしようと思えるようになったのは、この歳で進歩したことなのかも知れないなと感じた2ヶ月間でした。

次回は、ベートーヴェンのワルトシュタイン、平均律は12番のフーガ、そして第3番の模様についてお話させていただきます。

その段階で現在の「レッスン&練習」につながることになり、過去分は最終回になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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👋掰掰👋

コメント

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