【ピアノ/リタイア生活/レッスン記11 】上原ひろみ&カプースチンそしてショパン

ピアノ
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前回「レッスン記10」では、チャイコフスキーの交響曲第6番の第3楽章スケルツォで玉砕して以降、発表会のラヴェルのソナチネまでの歩みについてお話しました。

発表会を終えてからは上原ひろみさんとカプースチンに取り組んでみました。

そして、気分が変わったところで、ピアノらしくかつ滲み入るような曲、ショパンのバラード4番に挑戦しました。

最後までどうぞよろしくお願いいたします。

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前回までのお話

よろしければこれまでの記事もご覧ください。

第10回「発表会2度目のラヴェル!ソナチネ全楽章」

番外編2「色々あった2度目の大人の発表会」

今回は第10回以降、その次の発表会の準備に取り組む前までのお話になります。

バッハ:パルティータ第5番/第6番

この期間は、第5番の残り3曲「テンポ・ディ・ミヌエッタ」「パスピエ」「ジーグ」と第6番は「トッカータ」から「ガヴォット」までのレッスンでした。

第5番

テンポ・ディ・ミヌエッタ

🔸テンポを上げて1小節を一つの塊として捉えること
🔸フレーズの終わりはそのままのテンポで進んで最後の音で収めること

パスピエ

🔸軽く全体をふわっと包む感じで
🔸3拍目はあくまでも弱拍、強くならないこと

ジーグ

🔸アウフタクトを大切に
🔸それぞれの音型の弾き方を確定させて、常に「意識」を集中すること
🔸テーマを弾きにいってしまっているように聞こえる

第6番

トッカータ

この曲は特に難しかったです。

🔸音価を正確に
🔸1拍目、2拍目の頭の音に重さを与えること
🔸全曲を通して同じテンポをキープすること

🔸トッカータは前に前に進む感じで
🔸7連符はノンレガートで一つ一つの音を明確に
🔸フーガの16分音符は塊りで捉えないで2+2できちんと弾くこと
🔸左手右手のメロディーの受け渡しをはっきりと

🔸コーダも同じテンポで

J.S. Bach: Partita No.6 In E Minor, BWV 830 – 1. Toccata

コレンテ

🔸左手のノンレガートは長めに
🔸左右ともに音の「流れ」を意識して縦の線を合わせようとはしないこと
🔸フレーズの終わりを意識すること

エール

🔸アーティキュレーションの変化を明確に

ガヴォット

🔸2対1はもっと軽々と跳躍して丸いイメージで

ただ、最後のジーグは最初のトッカータよりも難しかったです。

上原ひろみ:トムとジェリー

颯爽として楽しい上原さんの演奏を聴いて「弾いてみたい!」と取り組みむことにしました。

楽譜は採譜されたもので、上原さんがいつもこの通り弾いているわけではないところがまた楽しいのですが、学習者の立場からするとなかなか大変でした。

🔸全体にアクセントをきちんと効かせること
🔸フレーズの終わりの音価が長くなりがちなので意識して短めに
🔸リタルダンド気味に弾いているフレーズは✖︎、そのままのテンポで最後まで弾いて、次のフレーズの入りで入り直すこと
🔸混み入った音は明確に
🔸繋ぎの部分の左手を外さないこと
🔸なによりも「遊び心」をもって弾くこと

2回のレッスンに渡って録音しましたが、1度目は「ジェリーのコチョコチョ駆け回る感」や「トムとジェリーの駆け引き」がイメージして弾けていなかったこと、2度目の録音では途中で落ちてカウントだけしてそのまま進み、逆にそのせいか開き直って力が抜け、その後は弾きたい放題弾いたかも知れません。強弱と表情の変化は意識できていたとは思いますが、改めて難しいなと感じました。

Hiromi Uehara – The Tom and Jerry Show

カプースチン:トッカティーナ

カプースチン はアムランが来日して弾いた2番ソナタを聴いて以来、一時期ハマりました。CDはともかく、楽譜がなかなか手に入らない頃で、カプースチンの手書きのコピー譜が販売された途端、飛びついて購入していたことを思い出します。

実際に弾いてみると、8つのエチュードなども含めて曲者揃いで、とても手に負えるような気がしなかったのですが、思い切って決めました。

🔸まずはきちんと弾くこと
🔸両手をきちんと合わせるために、音の纏め方・捉え方を考えること
🔸テーマのシンコペーションの3拍目裏の4分音符は前の音と独立して明確に弾くこと(流れてしまっている、4拍目裏のアクセントに影響されないで)

この曲も録音は2回のレッスンで、しかも2回目は2テイク、都合3度になりました。

インプロヴィゼーションに入ってどんどん走ってバランスを崩してしまったり、どこがダメだったか云えないくらい酷かったりと散々だったように記憶しています。

無理にテンポを上げて格好つけようとして、結局バランスを崩してしまったのだろうと反省しています。

Nikolai Kapustin – Toccatina Op. 36 (GSARCI VIDEO REUPLOAD)

ショパン バラード第4番

上原ひろみさん、カプースチンとこれまで弾いたことがなかったジャンルの作品に挑戦してみて、出来はともかくとして充実していました。しかし、こうなってくるとピアノらしい曲が弾きたくなります。

バラードにしようか、スケルツォにしようか、かなり迷いました。どちらも超背伸び選曲で、どこまでできるかわかりません。それならば身体に浸み入る曲にしたいなと思い4番のバラードに決めました。

🔸音の混み入ったところもメロディラインがきちんと聴こえるように
🔸外してはいけないところは必ず決めること
🔸フレーズを意識すれば難所で慌てて突っ込んでいくこともなくなること
🔸左手もきちんと歌うこと
🔸左手の和音は均等に軽く響かせること
🔸歌い過ぎている部分や逆にカクカクになっている部分などまだら模様

メカニック的には58小節〜、99小節〜、152小節以降の左手の跳躍アルペジオ、
181小節〜、この辺りに「穴」はないと「自分なりに」自信を持てるところまで、そして楽しく歌えるようになるところまでは練習したつもりです。

録音を終えて、先生から「これまでで一番良い録音。こう弾きたいという主張がちゃんと伝わってきました」「ミスはつきもの。客観的に録音を聴いてみれば、それは大したことではないことがわかります」とお話がありました。

とてもとても弾けないと思っていたこの曲を、練習しては繋ぎ、また繋ぎの繰り返しで何とか組み立てることができたこと、そしてこう弾きたいと自分なりにはしっかり構成できたことは確かで、拙いながらも自分のものにはなったような気はします。

まとめ

憧れのカプースチン ではありましたが思うようにはならず、弾けば弾くほど焦っていたように思います。結局自分なりにも満足はいかず、このとき以来カプースチン への苦手意識が宿ってしまいました。

ショパンのバラードは所詮自己満足ではありますがやりがいを実感しました。次の発表会に弾けたら嬉しいと候補曲になりました。

このあとは久しぶりにアルベニスに取り組みます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

コメント

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