僕がなぜティーポットが必要なのかというと、平日お昼にサンドイッチなどと一緒にたっぷりの紅茶をいただいているからなんです。
ポットは3つ(も?)持っていて、そのうちガラスポットに傷つけてしまいダメにして、買い替えたことについては先日お話した通りです。
3つ持っていても、まさか一緒に使うことはないのですが、そんな中でもう一つ新しいティーポットを買ってしまいました。
それが、今回紹介する東屋さんのティーポットで、例によってscopeさんで購入しました。
scope/東屋 ティーポット
素敵なフォルムで、1リットルという十分な容量を備えたこのティーポットは、今回初めて目にしたのではなく、以前からとても気になって(というより一目惚れに近い)いました。
ただ、すでに3つ持っていることもあって逡巡していると、この人気商品は「完売」ということになってしまっていました。
このティーポットは、烏泥と朱泥の2種類で、色目は各々漆黒とエンジ色になります。人気なのはどうやら烏泥の方のようで、今回もこちらは売切れてしまっていました。
僕が購入したのは朱泥の方です。白っぽい紙(梱包の中に緩衝材として使われていたものですが、実はなかなか楽しいデザインになっています)をバックにすると、チョコレートのような感じに見えます。
ところが、真っ黒な布(ピアノカバーなんですが)の上では、それこそ朱泥の急須と同じような色で写っています。
実際のところはチョコレートに近いかなと思います。僕がそう感じているだけかも知れませんが。
このオリジナリティ溢れるティーポットは愛知県の常滑で作られています。デザインは猿山修さんです。
このティーポットはストレイナー要らずで、陶板に細かな穴を空けて作った茶漉しが内臓されています。
そして、蓋とポット本体は一体で焼成されているので、一期一会の他に替えがきかないものになっています。世界に一つの組み合わせです。
そのあたりの解説は、このリーフレットに書かれています。
ティーポットを使ってみて
scopeさんのHPに書かれている通り、パラティッシのティーカップで4〜5杯、ティーマだと6杯くらい一度に淹れることができます。
僕はティーマのマグカップで飲んでいますが、6杯くらいは余裕で淹れられます。
すでに書いた通り、蓋と本体は一体で密閉性が高いので、茶葉をしっかりと蒸らすことができます。
また、注ぎ口から紅茶が垂れることはありませんし、蓋の座りがとても良くて注ぐときに蓋の心配をすることはありません。持ち手は細めで1リットルの重さは大丈夫なのかな?と思わないでもありませんが、その点は心配ないとのことです。
手入れはお湯や水で洗うだけとのことですが、内蔵されたストレイナーの部分は、付着した茶渋や茶葉の粒子が経年で溜まって、お茶の出が悪くなるそうです。
scopeさんによると「東屋さんでこのティーポットの注ぎ口を掃除する道具というのをジックリ開発してくれています」とのことです。
ただ、「まだまだ時間はかかりそうですが、皆さんのティーポットが詰まるまでには、そのお手入れ道具もきっと完成する」らしいので、覚悟して使うしかないようですね。東屋さんは「茶漉し箒」を使うか、東屋さんに問い合わせる(申し付ける)ように案内されています。
scopeさんのHPはこちら:https://www.scope.ne.jp/azmaya/teapot/
(2021年4月21日夜現在、烏泥は完売、朱泥は33体在庫ありです)
まとめ
形も質感もとても素敵なティーポットで、ほかのポットを差し置いて、ついついこればかり使ってしまっています。
紅茶だけではなく、もちろん日本茶にも使うことができます。茶漉し様様といったところでしょうか。
また、他のポットで淹れるよりも美味しく感じるのは、気のせいだけではなさそうです。
洗ってもそのまま自然乾燥させれば良いので気が楽です(本体の蓋の装着部分の噛み合わせが凹んだ格好なので、布巾での拭き取るには少し工夫が要ります)。
ポット3つで置き場所をどうしようかと悩んでいたのですが、そんなことなどなかったかのように食器棚に収まっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
👋掰掰👋
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