いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
今回のテーマは、音楽とも台湾とも、また「モノ」に関するものでもなくて恐縮です。
僕は2019年の年末で退職し、サラリーマン生活にピリオドを打ちました。
FIRE(Financial Independence, Retire Early)という動きの中で、めでたく早期退職をなさる皆さんも多くおられますが、歳を喰った僕の場合は、任期満了の定年退職ではないものの、FIREと申し上げるのは厚かましいくらいの自己都合による退職です。
当初(退職を決めたとき)立てた退職後の資金計画では、運用は想定していなかったのですが、手数料ばかりが増えていく愚かな銀行に預けっぱなしというのも脳がないなと思い立ち、運用というものを始めてみることにしました。
今回は、リスク資産割合の見直し、そして運用に関する基本的な考え方、そしてネット証券の口座開設についてお話していきます。
退職前の準備
前回はお金の面から退職を決めた経緯についてお話させていただきました。
退職半年後のポートフォリオ
僕の大したことのない保有資産はポートフォリオというのもおこがましいものでした。退職前も退職後も大して変動はなく、動きといえば流行病の影響で株価が下がったことくらいでした。
勤めていた最後の10年くらいは、業務の都合上株式購入についてルールがあり、面倒なことに巻き込まれないように「取引しないことが最善」と思考停止を決め込んでいました。
退職して半年後の2020年6月時点での資産構成は以下のようなものでした。
普通預金 60%
定期預金 30%
外国債券 00%
日本株式 10%
外国株式 00%
よく耳にする「100ー年齢」というリスク許容度の目安を当てはめると、まるで90歳のおじいさんですね。
このままではまずいという意識は退職前からあって、次のようなことを考えてはいました。
預金はリスク資産へ振替
リスク資産の対象は外国株、特に米国株
リスク資産も長期投資が原則、短期売買は行わない
これから歳を重ねていくと、現在よりもさらに頭が劣化するばかりなので、方針を複雑化すると訳がわからなくなる危険性があるので
日本株式を含めてこの時点での時価の50%をロスカット水準とする
ロスカットしたときの残存資産で生活可能かどうかで具体的な投資金額を決める
これを基本として考えた結果、新たなリスク資産の割合を30%とすることにしました。
投資対象のリスク資産
さて、米国株を買いましょうと言ったところで、所詮企業名を知っているだけというレベルなので、その頃よく読まれていたバフェット太郎さんの「バカでも稼げる米国株高配当投資」やYouTubeの投資関連チャンネルで俄か勉強を始めました。
特に「バカでも稼げる」は、僕の頭にもわかりやすく「賢者のための黄金銘柄30選」まで開示されていますし、シンプルな投資方針を愚直なまでに貫くという点で共感するところが多く、大変勉強になりました。
その結果、インデックス投資を基本とすることは決まったのですが、個別株でポートフォリオを組んでリバランスしていくのか、インデックスそのものを投資対象とするかについては、少し考える時間が必要でした。
そこで、まずはネット証券の証券口座開設手続きを済ませることにしました。
ネット証券口座開設
その当時、僕はSMBC日興証券に証券口座を持っていました。
手続きをすれば、日興イージートレードというオンライン取引を行うこともできたのですが、どうしても後追いの印象を拭うことは難しかったので、ネット証券で口座開設をすることにしました。
主なネット証券の比較
証券会社名 | 米国株 | 中国株 | 外国株対応 スマホアプリ |
特徴 | ||
銘柄数 | 手数料 | 銘柄数 | 手数料 | |||
SBI証券 | 3,988 | 約定金額の0.495% (最低0米ドル~最高22米ドル) |
1,365 | 約定代金の0.286% (最低51.7香港ドル~最高517香港ドル) |
× | 取扱国数多い |
楽天証券 | 3,662 | 約定金額の0.495% (最低0米ドル~最高22米ドル) |
936 | 約定代金の0.55% (最低550円~上限5,500円) |
○ | – |
マネックス証券 | 4,064 | 約定金額の0.495% (最低0米ドル~最高22米ドル) |
2,571 | 約定代金の0.275% (最低49.5香港ドル~上限495香港ドル) |
○ | 米国・中国株 取扱数最多 |
DMM.com証券 | 1,098 | 0円 | – | – | ○ | 手数料安い |
米国株取引を念頭に、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社で口座開設の手続きに入りました。
楽天とマネックスはすんなり開設できたのですが、SBIはどうしても顔認証がうまく行かず、その間に他2社の口座開設が完了したので、SBIはパスすることにしました。
楽天証券のiSPEEDはとても快適で、僕の性に合っているようで、色々とスマホで遊んでしまいました。
まとめ
こうやってリスク資産の割合、基本的な投資資産が決まり、証券口座の開設が終わりました。
いよいよ投資対象をどうするのかということになります。
次回は続編として、そのお話をさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
👋掰掰👋
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