昨年末に退職して僕が真っ先にやったことは、モノの整理です。
その中でもクローゼットの整理はついつい先延ばしにして、結局そのままになってしまっていたものの一つでした。もうまず着ることのないスーツやそもそもほとんど着ていなかったものなど、思い切って処分してしまいました。
今回は、そのほかの断捨離も含め、僕がやったことをお話ししていきます。
生活のダウンサイジングと断捨離
僕が退職することを決めたのは、今から一年ちょっと前のことのことでした。
将来の収支を試算した結果、まあ何とかなるのではないかという結論は出たものの、何が起こるかわかりません。まずは、無駄なものを切り捨てて生活をダウンサイズさせて、在職中からその生活に慣れようておこうというところから始めました。
まず、この先40年くらいのキャッシュフロー表を作成してみました。
支出の実績はスマホの家計簿の記録、オンライン通帳やクレジットカードの使用実積から数年間分を抽出、年間の平均や費目ごとの変化なども含めてまとめました。退職金の年金払い分や将来の厚生年金や個人年金といった収入、収入とミスマッチが発生する住民税や健康保険などは別途計算して、キャッシュフローの中で最悪の場合を想定したものを作りました。
それを眺めてみて、無駄だと考えたものは以下の通りでした。
固定電話:使うことがない
日経新聞:ネットのニュースで十分、付加価値がない
WOWOW:ほとんど見ない
ニフティサーブ:パソコン通信時代からの遺物
サッカークラブ後援会:2つのうち1つのみに絞る
電気料金:東京ガスに統一、浴室乾燥、空気清浄機の使用停止
冷蔵庫:20年選手で電気消費量が無駄
スポーツクラブ:値上げ予告もあり、エニタイムに変更
ポケットWIFI:使用頻度が低い
クレジットカード:年会費の無駄払いとなっているカードの解約
これらの中で、削減効果が年間10万円を超えたのはスポーツクラブでした。
勤務先の施設が廃止されてから10年以上通ってきたので愛着はありましたが、24時間制のクラブと比べてその時点で月間1万円ほど高く、さらに7,000円値上げとのことで、さすがの「情」も「コスト」には勝てませんでした(値上げ前で年間12万円、値上げ後の単純比較だと20万円を越える差額となります)。
マシン個体の高級感はありませんが機能としては充分、パワーラック・スミスマシンの数やダンベルの重さなどはエニタイムの方が優っています。歩いて3分でいつでも行けるので利便性も高く、こういったきっかけがないと会費を払い続けていたのだろうと思うと、呆れてしまいました。
クローゼットの断捨離と整理
自宅には衣類用のクローゼットが3つ(寝室に2つ、書斎に1つ)あり、入居以来15年近く、大まかに毎日の通勤用(季節によって入替え)、その他の(季節の)通勤用、カジュアルに3分類していました。
退職すれば、まず着ることがないのがスーツです。本当に着ることがないのか、それなりに愛着もあるだろうとか、考えてしまいそうなのですが、僕はあまり体型が変わっていないので、10年選手のスーツがざらで、直近買替えた最新の夏用1着とそのほかのシーズン用1着を除いて、全て処分しました。
整理した時点で夏用が3着とそのほかのシーズン用が4着ありました。各々2着ずつ計4着を処分、そして何年も着ていないジャケットも思い切って処分すると、ちょっと「密」なのですが衣類はすべてクローゼット2つに収まりました。
衣類用クローゼットを3つから2つに
クローゼット ❶
2つのうち、上の画像のクローゼットにはスーツ、ジーンズ、パンツ、礼服とコートの一部を収納。下に無印の収納ケースを4つ置いて、下着や靴下や長袖のTシャツなどを入れています。
僕の使っている収納ケースは古いものなのですが、同じサイズのものが現在も販売されています。
ジーンズはベルトループにS字フックを引っ掛けています。これも無印ですが、同じ形のものは現在はないようです。
クローゼット ❷
そして、もう1つのクローゼットには、そのほかのジャケットやコートなどを収納しています。セーターや半パン、半袖Tシャツなどは別途、無印のキャリーボックスに入れています。
こちらも古くから使っていますが、同じサイズのものが現在も販売されています。
PPキャリーボックスロック付大 PPキャリーボックスロック付深カジュアルジャケットは無印のハンガーに掛けています。強度に問題がありやや使いづらいのですが、スタイリッシュなのでそのまま使っています。現在は販売されていないようです。
まとめ
これで「通勤用」のクローゼットがなくなり、すっきりして気持ちも切り替わったように思います。
また、今回整理してみて、なんとなくハンガーにかけておくだけだと、ワードローブがどんどん増殖するということを改めて実感しました。
半袖のTシャツや下着などのルール「ボックスが入らなくなったら捨てる」といったようなものをハンガーにも作る必要がありそうです。気に入ったものでも、経年による色褪せなどがあり「そんなもの着て他人さまの前に出るつもり?」というものもありましたから。
次回は、空になった書斎のクローゼットのその後についてお話しします。またお読みいただければ嬉しいです。
コメント
[…] リタイアおやじの徒然草2020.06.20【リタイア生活】クローゼットの断捨離と… […]
[…] リタイアおやじの徒然草2020.06.20【リタイア生活】クローゼットの断捨離と… […]