【ピアノ】岡田博美さん ピアノリサイタル2022

ピアノ
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いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。

毎年秋恒例の東京文化会館での岡田博美さんのリサイタルが近づいてきました。

今回のプログラムは全曲邦人作品、三善晃、矢代秋雄に加えて野田暉行の新作初演が行われました。

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岡田博美さんについて

富山県出身
安藤仁一郎、森安芳樹、マリア・クルチオの各氏に師事

1979年 第48回日本音楽コンクール第1位優勝(桐朋学園大学在学中)
(桐朋学園大学首席卒業)
1982年 第28回マリア・カナルス国際コンクール第1位(スペイン音楽解釈特別賞)
1983年 第2回日本国際音楽コンクールピアノ部門第1位
1984年 第2回プレトリア国際コンクールにて第1位(リサイタル賞を併せて受賞)
(1984年〜 ロンドン在住)
1985年 ロンドンデビューリサイタル
「まさしく来るべきスター」(デイリー・テレグラフ紙)
「図抜けて確かなテクニックで想像力に情熱的な音楽性」(タイムズ紙)
1993年 ショパンエチュード全曲演奏で第20回日本ショパン協会賞受賞
1997年 ロンドン・ウィグモアホールでリストの超絶技巧練習曲全曲を含むシリーズ・リサイタル開催
2004年〜「フランス・プラス」シリーズを10年開催
デュカス、フローラン・シュミット、ルーセルなどの隠れた名曲を数多く紹介

オーケストラとの協演も多く、また 室内楽の分野にも注力
2015年4月より桐朋学園大学院大学(富山県富山市)の教授に就任

おもなディスコグラフィ

CDはカメラータを始め、日本コロムビア、ナクソスなどから発売されています。

ベートーヴェン:「ハンマークラヴィーア」

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 作品106
バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV826
録音:1996年4月19日 紀尾井ホール(ライブ録音)

ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番

ブラームス:
ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 作品1
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 作品24
6つのピアノ小品 作品118
録音:1996年7月19日 紀尾井ホール(ライブ録音)

ドビュッシー:12の練習曲

ドビュッシー:12の練習曲
ガブリエル・ピエルネ:パッサカリア作品25
ポール・デュカス:ラモーの主題による変奏曲、間奏曲と終曲
録音:1997年5月9日 紀尾井ホール(ライブ録音)

「パヴァーヌ」~アンコール・セレクションズ

バッハ/ヘス編:コラール「主よ、人の望みの喜びよ」
ショパン:ノクターン 嬰ヘ長調 作品15-2
ショパン:エチュード イ短調 作品25-11「木枯し」
シャブリエ:牧歌~「絵画的小品集」より
サン=サーンス:ブーレ 作品135-4、5~「左手のための6つのエチュード」より
フォーレ:パヴァーヌ 作品50
アルベニス:プレリュード 作品232-1~組曲「スペインの歌」より
グラナドス:オリエンタル 作品37-2~「スペイン舞曲集」より
リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 嬰ハ短調
リャードフ:音楽玉手箱 作品32
シマノフスキ:マズレク~「4つのポーランド舞曲」より、クラコヴィアク~「4つのポーランド舞曲」より
ルトスワフスキ:4本指のエクササイズ~「子供のための3つの小品」より
ウェーベルン:子供のための小品
ブラームス/ブゾーニ編:一輪の薔薇が咲きて 作品122-8~「オルガンのための11のコラール・プレリュード」より、おおこの世よ、我は汝より去らねばならぬ 作品122-11~「オルガンのための11のコラール・プレリュード」より
録音:2000年6月12日ウィーン スタジオ・バウムガルテン

アルベニス:イベリア全曲


アルベニス:組曲「イベリア」全曲
録音:1998年5月15日紀尾井ホール(ライブ録音)

ショパン:練習曲全集

練習曲 作品10
3つの新しい練習曲
練習曲 作品25
録音:2005年4月18-20日 スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)

矢代秋雄&デュティユー:ピアノのためのソナタ


デュティユー:
3つのプレリュード
ピアノのためのソナタ
矢代秋雄:
ソナティネ
ノクチュルヌ
ピアノのためのソナタ
夢の舟

トッパンホール ライヴシリーズCD Vol.8 Beethoven 岡田博美


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26 「葬送」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ベートーヴェン:ディアベリの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120
シューベルト:楽興の時 第3番 ヘ短調 D780-3 O.94-3(アンコール)

ふらんすplus~岡田博美ライヴ・セレクション 2003-2011

プーランク:「フランス組曲」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調op53「ワルトシュタイン」
ドビュッシー:プレリュード第2巻より「霧」「花火」
ラヴェル:「亡き王女のためのバヴァーヌ」
サン=サーンス:ワルツ形式のエチュードop52の6
ショパン:ノクターン第20番英ハ短調 遺作
フローレンス・シュミット:「幻影」op70
フォーレ:「シシリエンヌ」op78
ルーセル:組曲op14
サティ:ジムノペディ第1番
リャプノフ:「超絶技巧練習曲」op11 第10番「レスギンカ」
ミヨー:「家庭のミューズ」op245 第10番「猫」
ミヨー:「ブラジルの思い出」op67 第1集
プーランク:子どものための小品「村人たち」
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
アルベニス:「ナバーラ」

ショパン&シューマン:ピアノ協奏曲集~6人のオルガン奏者による伴奏版

フレデリック・ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21/ピアノ:岡田博美
ロベルト・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54/ピアノ:コンスタンティーノ・カテーナ
録音:2012年5月12~17日 サン・ピエトロ教会(トラバーニ/イタリア)
指揮/オルガン/トランスクリプション:クラウディオ・ブリツィ

ベートーヴェン:ワルトシュタイン・テンペスト

ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2「テンペスト」
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
録音:2017年11月ほか 東京文化会館 小ホール(ライヴ録音)Spotifyで聴くことができます

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

バッハ:ゴルトベルク変奏曲
録音:2008年2月 トッパンホール(ライヴ録音)Spotifyで聴くことができます

岡田博美 ピアノリサイタル2022

日本の3人 三善晃、矢代秋雄と野田暉行

日時:2022年11月26日(土)19:00開演
場所:東京文化会館小ホール

岡田博美ピアノリサイタル、今年は日本の3人と題して、現代日本の作曲家、三善晃、矢代秋雄と野田暉行の作品をプログラムしました。

野田暉行の新作初演のピアノ・ソナタの披露をメインに、意欲的な現代ピアノ音楽作品の数々をお届けします。

プログラム

三善晃:ソナタ形式によるエチュード、子守歌、アン・ヴェール
矢代秋雄:おすまし、じゃんけんとび、ピアノ・ソナタ
野田暉行:オード カプリシャス、ピアノ・ソナタ(新作初演)

チケット(全席指定)

S席:¥5,000
A席:¥4,000
B席:¥2,000

公演の模様

土曜の夜の公演はここ数回の定番となりました。

プログラムの変更はありませんでした。

三善晃:ソナタ形式によるエチュード、子守歌、アン・ヴェール
矢代秋雄:おすまし、じゃんけんとび、ピアノ・ソナタ
野田暉行:オード カプリシャス、ピアノ・ソナタ(新作初演)

岡田さんの研ぎ澄まされて磨き上げられた音、そしてサウンドが三善、矢代、そして野田の作品の世界を見事に描き出していました。

各々作品の中には平易さを感じさせるタイトルも付されていますが、いずれもどちらかといえば近寄り難い書かれ方をしているようです。

それが岡田さんの演奏では聴き手にスッと馴染んで入ってくる感触があり、素晴らしい演奏が続きました。

当夜のメインともいうべき野田暉行の「ピアノ・ソナタ」は書き下ろしで、野田さんは岡田さんの初演を聴くことなく9月にお亡くなりになりましたが、天国で微笑みながら聴かれていたのではないでしょうか。

岡田さんの「想い」が一層込められた魅力的な演奏でした。

アンコールは以下の通りでした。

三善晃:「海の日記帳」より珊瑚の唄
矢代秋雄/岡田博美編:夢の舟
野田暉行:「こどものアルバム」よりトロイカ

まとめ

今年の仙台コンクールの審査員も務められた岡田さんの恒例のリサイタルを聴くと冬の訪れを実感します。

三善晃、矢代秋雄、野田暉行という「邦人聴くならこれ!」というプログラムで、野田作品の初演も素晴らしく、心に染みるものがありました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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