【台湾/鉄道】2020/7/7 国立台湾博物館鉄道部園区の一般開放始まる

台湾
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日本統治時代、台湾総督府交通局鉄道部として使用された建築物が長年の修復を終えて、国立台湾博物館鉄道部園区(パーク)としてが、2020年7月7日に一般公開されました。

前日6日には、蔡英文総統が出席して開幕式典が行われ、この園区は「台湾の近代史の起点」であり「台湾の豊かな文化財に触れることも忘れないで欲しい」と呼びかけました。

それでは、その概要を見ていきましょう。

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國立臺灣博物館鐵道部園區

国立台湾博物館鉄道部園区は、日本統治時代に設置された台湾総督府交通局鉄道部の本庁舎とその附属施設を修復したものです。

この園区は、台北駅の西側にある国定古跡「北門」(アイキャッチ画像)のそばに位置しています。

その面積は約1.7ヘクタールで、国定古跡(国が指定する有形文化財)の鉄道部庁舎、食堂、八角楼、電気室、工務室、戦時作戦指揮センターに加えて、市定古跡(台北市が指定する有形文化財)の台北工場(車両修理工場)、清朝の機械局遺跡の計8つの歴史的建造物が残されています。

古跡に加えて、鉄道部庁舎2階に設けられた展示スペースには、1970年代の台北駅付近の街並みを再現したジオラマや常設展として、昔ながらの券売機や乗車券、鉄道信号機、駅弁などが展示されています。

また「莒光号」の車両の一部が搬入されて、座席に座って乗車気分を味わえるように設えられています。かつての光華號などの優等列車のヘッドマークなども展示されています。

歴史的建造物の概要

鉄道部庁舎

この庁舎は、1階部分は旧式の赤煉瓦造り、2階以上は木造という木骨煉瓦造りの「ハーフティンバー」が採用されています。かつてイギリスでよく見られた「クイーン・アン様式」に似たスタイルです。

この木造部分の資材は建築当時阿里山で伐採された最高品質の檜が使われています。

食堂

1932年に建築された「職員食堂」と1941年建築の「経理課会計係事務室」から構成されていて、鉄道部庁舎とは階段と廊下で繋がっています。

八角楼

1919年に建てられた男子トイレで、8つの便器が八角柱の周りに設置されています。

電気室

1925年に建造されて、機械などの電力を供給していました。

工務室

1934年に台北工場(車両修理工場)が松山に移転にた後に建てられた1階縦の西洋式木造建築です。

戦時作戦指揮センター

1943年に作れられた鉄道部上位職員の避難先で、上下二層の鉄筋コンクリート構造となっています。下層は地下にあり、壁には駅、橋、川、トンネルが描かれた台湾鉄道の地図があります。

台北工場

1909年に建造された元車両修理工場です。

機械局遺跡

2006年のMRT松山線(当時)の工事中に発見された遺跡です。

開催式典の模様

一般開放に先立ち、2020年7月6日に蔡英文総統が出席して開催式典が行われました。
式典の模様はFBでライブ中継されました。
交通部臺灣鐵路管理局TRA FB:
https://www.facebook.com/TaiwanRailwayAdministration/videos/1592301690920036/
https://www.facebook.com/TaiwanRailwayAdministration/videos/308426506864657/

またYouTubeでも公開されています。

【7/6直播】總統蔡英文等人出席國立臺灣博物館鐵道部園區開幕
20200706 總統出席「國立臺灣博物館鐵道部園區開幕典禮」

館内の模様

YouTubeの以下のチャンネルで館内の模様の動画を見ることができます。

【Du Lịch Đài Loan】Khuôn viên Bộ đường sắt, Bảo Tàng Quốc Gia Đài Loan (台博館鐵道部園區)

國立臺灣博物館鐵道部園區へのアクセス

國立臺灣博物館鐵道部園區

住所:台北市大同区延平北路一段2号
開館時間:9:30〜17:00(月曜休館)
入園料:開示され次第記載します(FBには100元チケットで入場する画像が掲載されていました)
アクセス:
🔸桃園MRT台北駅「7番出口」から延平北路一段を徒歩1分
🔸MRT松山新店線北門駅「2番出口」塔城街を南に進み、忠孝西路を左折、徒歩3分ほど
🔸台北駅西三門」から左に出て承徳路を進み、すぐに右折して北平西路を200mで右折(道路名は北平西路で変わりません)、さらに左折して200mほど進む、徒歩7分ほど
🔸台北駅地下街から「Y24出口」を出て、左折して延平北路一段に入り150mそのまま進む、徒歩10分ほど

なお、国立台湾博物館の本館は台湾大学病院のそばにあります。鉄道園区とはまったく別のビルですのでご注意ください。


國立臺灣博物館ホームページ:https://www.ntm.gov.tw/jp/content_178.html

台湾鉄道に関する情報

そのほかの台湾鉄道に関する情報は以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧くださいね。

音楽徒然草
1970.01.01
音楽徒然草
https://hirofumi24.com/taiwan_emu3000_1/
ピアノや吹奏楽など管理人の気になるテーマを深堀りします

まとめ

まだまだ台湾へ行くことはできませんが、新たな楽しみが増えました。

ここ日本では古い建物がどんどん取り壊されていく一方で、台湾では日本統治時代の建築物があちこちで修復、リニューアルされて活用されているのは大変嬉しいことです。

2020年3月18日、台湾外交部は、中華民国籍ではない旅行者について、中華民国での在留許可があることを証明する居留証、外交公務証明、商務履約証明のいずれかを所持している人などを除いて一律入国を拒否すると発表、外国人は原則入国禁止となっています。

それでは台湾🇹🇼でお会いしましょう! 大家台湾見!

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