【ピアノ】日本デビュー10周年記念 金子三勇士 ピアノ・リサイタル

ピアノ
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いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。

2022年3月5日、ピアニストの金子三勇士さんの日本デビュー10周年記念のリサイタルが東京サントリーホールで開催されました。

リサイタルの概要などについてお話していきます。

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金子三勇士さんプロフィール

1989年 日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれる
1995年 6歳で単身ハンガリーに渡りバルトーク音楽小学校入学
2001年 11歳でハンガリー国立リスト音楽院大学(特別才能育成コース)入学
2006年 全課程取得とともに帰国、東京音楽大学付属高等学校編入、東京音楽大学首席卒業、同大学院修了
2008年、バルトーク国際ピアノコンクール優勝

数々の国際コンクールで優勝
第22回出光音楽賞他を受賞

NHK-FM「リサイタル・パッシオ」にレギュラー出演(司会)
2019年10月公開の映画「蜜蜂と遠雷」で主人公の一人「マサル」のピアノ演奏を担当

2021年 日本デビュー10周年を迎える

オフィシャルサイト:https://miyuji.jp/

また「音楽の友2月号」に高坂はる香さんによるインタビュー記事が掲載されています。今回のリサイタルについてお話をされています。

音楽の友:https://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/ongakunotomo/

日本デビュー10周年記念 金子三勇士 ピアノ・リサイタル

プログラム~ 原点×挑戦 ~

バッハ:インヴェンション全15曲
モーツァルト:ピアノソナタ イ長調K.331 トルコ行進曲つき
ベートーヴェン/リスト/金子三勇士:交響曲第9番ニ短調「合唱」第4楽章 特別編(世界初演)

ベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章は、金子三勇士さんがアレンジしたスペシャル・ピアノ版。
スタインウェイの自動演奏ピアノSPIRIO | r を使った、2台のピアノを駆使した世界初の取組みとなります。

https://twitter.com/japan_arts/status/1487020370196455427?s=21

月刊ショパンインタビュー

今回のリサイタルについて「月刊ショパン」がインタビューしています。
~原点×挑戦~の意味とは?というタイトルで前編と後編に分かれています。

合わせて50分におよぶロングインタビューですが、聞き応えたっぷりです。

前編

後編

Freudeインタビュー

なぜ今「第9」なのか、10周年リサイタルや新しいアルバムに対する思いを語っておられます。

金子三勇士Freudeリストの背中を追って
金子三勇士 Freude リストの背中を追って text by 八木宏之 cover photo by Seiichi Saito 今こそ第九を届けたい 今年日本デビュー10周年を迎えるピアニストの金子三勇士が、ドイツ・グラモフォンから『F

CD情報

フロイデ (SHM-CD)

収録曲

ベートーヴェン/リスト/金子三勇士編:フロイデ 〜交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」から 第4楽章(特別編)
シューベルト/リスト編:アヴェ・マリア
モーツァルト/リスト編:アヴェ・ヴェルム・コルプス
J.S.バッハ/金子三勇士編:G線上のアリア

発売日:2022年3月4日


(特典:メガジャケ(複製サイン入)付)

Spotifyはこちら:https://open.spotify.com/album/3qROkO9YbZ3Cb0rcS1r2SA?si=89O1bR39SzKtGT8qJwm_jw

リサイタルの模様

最初の演奏曲はバッハのインヴェンション。

この曲集を練習して(させられて)いた子供の頃を思い出すのかな?と考えていたのですが、「ドレミファレミド」から始まった金子さんの演奏を聴いた瞬間、そんな思いはどこかに消え去り、その異次元の音世界に惹き込まれました。

美しい音に導かれた豊かな歌の世界、そして子供の頃から今の今までまったく気づかなかった新たな発見も多くあり、バッハの素晴らしさを再認識しました。

そして、前半の2曲目はモーツァルトの「トルコ行進曲つき」。

第3楽章のトルコ行進曲は行進曲と思えないような演奏が多く、また同じタイトルのベートーヴェンの曲ともまったく異質なものを感じてしまっていたのですが、金子さんは演奏前に「オスマントルコ軍隊の行進」と説明された通り、まさに「行進」にふさわしい演奏でした。初めてベートーヴェンの曲との共通点を見つけたような気がします。

また、第1楽章ではお茶目でチャーミングだったりあるいは背筋がスッと伸びたり、第2楽章では客間に集う優雅さを感じたりと、この曲の良さを堪能しました。

さて、後半の「挑戦」はベートーヴェンの第9の第4楽章、それもスペシャルアレンジ2台ピアノ版を自動演奏のピアノとリアルな演奏で再現するという思い切ったもの。

ご自身の演奏の録音とはいえ、そのときどきで演奏は細かな差異が発生することも想像され、相手の顔が見え、息遣いなど合わせることができる2台ピアノや連弾とは異なり、見えるのは自動演奏ピアノの鍵盤だけということで、合わせるのは至難の技なのだろうと勝手に想像するところですが、そんなことは微塵も感じさせず、スケールの大きな「フロイデ」を心ゆくまで味わいました。

音響的にも大変ゴージャスで、ひな壇を迫り上げたり、バックサイドの客席を開放していないのにも音響的な意味があったのかなと勝手に想像しています。

日本デビュー10周年を飾るに相応しい素晴らしいリサイタルでした。

まとめ

金子さんのリサイタルは小さなお子さんから人生の大先輩に至るまで聴衆も幅広く、いつも温かい雰囲気に包まれていて本当に素敵です。

これからもホールで音楽を共有させていただける世界が続きますように!

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

コメント

  1. satoyama より:

    ブログランキングから来ました。
    金子三勇士さん勉強不足でしたが、聞かせてもらいたいと思います。

    • hirofumi24 より:

      > satoyamaさま

      お読みいただき、そしてコメントを頂戴しありがとうございます。
      リサイタルの頃には気候も良くなり、またコロナの状況も落ち着いて、予定通り開催されることを祈るばかりです。

      引続きよろしくお願い申し上げます。

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