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台湾鉄道では、2020年12月から旅行会社大手のライオントラベル(雄獅旅遊)と共同で豪華観光列車「鳴日号」の運行を開始しています。
さらに今回、2022年3月30日からシルクスホテルグループとコラボレーションした走る「5つ星レストラン」をコンセプトとした進化版「鳴日号」として「鳴日厨房」の運行を開始することが発表されました。
今回は「鳴日号」と「鳴日厨房」についてその概要を見ていきましょう。
観光列車「鳴日號(Future)」
新しい美学によって作られたという台鉄初めての観光列車「鳴日號(Future)」が2020年12月にデビューしました。
この列車は台鉄の急行列車にあたる「莒光號」に使用されていた客車、商務車(ビジネスクラス)や餐車(食堂車)などに改造、豪華観光列車として仕立てたものです。
鳴日号については、旅行会社大手のライオントラベル(雄獅旅遊)が台鉄と共同で企画、運行が実施されています。
編成表
(出典:雄獅旅遊ホームページ)
ビジネスクラス、ダイニングカー、リビングカーの座席配置図
(出典:雄獅旅遊ホームページ)
鳴日デビュー記事:https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93211
鳴日 – 臺鐵美學復興 FUTURE – RENAISSANCEの模様
開催時期:2019年12月13日〜22日 10:00〜18:00(当初15日迄の予定を期間延長)
展示場所:台北駅1階コンコース
入場料金:無料
観光列車の改造、新型通勤電車、そして新型特急電車が主なテーマでした。
新型特急電車のモックアップ、設計者のコメントや座席モデル(生地含む)などが展示されていました。
台鉄の観光列車に関する企画については以下の記事をご覧ください。
豪華観光列車「鳴日厨房」
ライオントラベル(雄獅旅遊)は、リージェント台北(台北晶華酒店)などを運営するシルクスホテルグループ(晶華国際酒店集団)とコラボレーションした観光列車「鳴日厨房」を2022年3月30日からプレ運行、高級レストランの味を列車内で提供することを発表しました。
この「鳴日厨房」は「移動する5つ星レストラン」をコンセプトとして、車窓からの風景を楽しみながら豪華なコース料理に舌鼓を打つことができるとのことです。
車内を案内した動画が公開されています。
プレ運行期間では、台北出発で台湾東部を巡る1万5800台湾元(約7万円)からの日帰りプランと、3万7900元(約15万円)からの1泊2日プランが設定され、販売開始から15分で瞬間蒸発したそうです。
編成表
食堂車2両で構成されるレストランの定員は54名、ソファ8席と高テーブル/椅子18席合計26席と4人がけテーブル12席と2人がけテーブル16席合計28席となっています。
鳴日厨房号の定員も、オープン式3列座席だけで構成された商務車(ビジネスクラス、定員33名)と3列座席(ビジネスクラス、定員21名)のほかに開放サロンのある客應車(リビング車)の計54名です。
ライオントラベルHP:
https://event.liontravel.com/zh-tw/railtour/future/kitchen
まとめ
日本から訪台が叶わない間に次々と鳴日号や南廻線の普快車をリニューアル復活させた藍皮解憂号など観光列車が次々と登場しています。
今後も海風号や山嵐号、さらにはクリスタル寝台列車の運行なども計画されていて、ますます楽しみが増えますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは台湾🇹🇼でお会いしましょう! 大家台湾見!
👋掰掰👋
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