いつもこのブロフ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
クライバーンコンクールでは亀井聖矢さんとともにセミファイナリスト、そして先日のスペイン・サンタンデールコンクールでは見事第3位に入賞された田所光之マルセルさんの浜離宮朝日ホールでの日本デビューリサイタルが開催されました。
田所光之マルセルさんについて
1993年9月25日 福岡県生まれ
日本人のお父さまとフランス人のお母さまとの間に生まれる
名古屋市菊里高校音楽科卒業後、パリ国立高等音楽院、そしてパリ・エコールノルマル音楽院入学
レナ・シェレシェフスカヤ氏に師事
主なコンクール受賞歴
2005年 ビティナピアノコンペティション全国大会C級銀賞(小学校6年)
2014年 全日本学生音楽コンクール名古屋大会高校生の部第一位、全国大会第3位
2018年 イル・ド・フランス国際ピアノコンクール第2位
2019年 ラニー・シュル・マルヌ国際ピアノコンクール第1位
2019年 ガニー国際ピアノコンクール第2位
2019年 浜松国際ピアノコンクール第2次予選進出
2021年 モントリオール国際音楽コンクールピアノ部門ファイナリスト
2021年 エリザベート王妃国際コンクール セミファイナリスト
2022年 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール セミファイナリスト、審査委員長特別賞受賞
2022年 パロマ・オシェイ・サンタンデール国際ピアノコンクール第3位
ONTOMOインタビュー(インタビュアー:高坂はる香さん):
https://ontomo-mag.com/article/column/marceltadokoro-interview/
田所光之マルセル-デビューリサイタル
2022年12月23日(金)19時開演
浜離宮朝日ホール
プログラム
ドビュッシー/田所マルセル編:牧神の午後への前奏曲
ラモー:組曲ホ短調〜アルマンド、クーラント、ジーグ・ロンドl、ジーグ・ロンドll、鳥のさえずり、リゴードンl,ll、ミュゼット・ロンド、タンブラン、村娘
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
(休憩)
C.P.E.バッハ:スペインのラ・フォリアの主題による変奏曲
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲ニ短調作品42
チケット
全席指定 4,000円
座席選択先行:2022年8月22日 18:00〜
一般発売:2022年10月12日 10:00〜12月19日(12月15日13:00現在受付中)
イープラス:https://eplus.jp/sf/word/0000153991?utm_source=others&utm_medium=social&utm_campaign=app4
今回のリサイタルを前にインタビュー記事がリリースされました。
楽曲に感じている魅力、また、自分の音楽をどのように探していくのかということや、ピアニストとして大切にしていることについて、話をされています。
スパイスe+インタビュー:https://spice.eplus.jp/articles/311993
12/23(金)に浜離宮朝日ホールで初演させていただくドビュッシーの牧神の午後から、お気に入りの部分をお届けします!ピアノは、ドビュッシーがこよなく愛したベヒシュタイン(アンティーク)で、編曲は僭越ながら私の編曲でお聴きください☺️ https://t.co/xj8qeQzDCa pic.twitter.com/qhrVPQPBkO
— 田所光之マルセル Marcel Tadokoro (@marcel_tadokoro) December 15, 2022
田所光之マルセルピアノリサイタル in OSAKA
2023年1月14日(土)18時開演
大阪南港サンセットホール(南港ATCITM棟10階)
プログラム
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲ニ短調作品42
ショパン、ラモーほか
チケット
全席自由 3,000円
一般発売:2022年9月25日 10:00〜2023年1月13日(2022年12月15日13:00現在受付中)
そのほかのリサイタル
ベヒシュタイン・セントラム東京ザール:2023年1月12日(木)19:00開演
宗次ホール:2023年1月16日(月)13:30開演
演奏動画など
高坂はる香さんブログ:http://www.piano-planet.com/?p=3520
東京浜離宮公演の模様
2022年12月23日(金)19時開演
浜離宮朝日ホール
プログラム
ドビュッシー/田所マルセル編:牧神の午後への前奏曲
ラモー:組曲ホ短調〜アルマンド、クーラント、ジーグ・ロンドl、ジーグ・ロンドll、鳥のさえずり、リゴードンl,ll、ミュゼット・ロンド、タンブラン、村娘
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
(休憩)
C.P.E.バッハ:スペインのラ・フォリアの主題による変奏曲
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲ニ短調作品42
最初にマイクを持って田所さんが登場、カンペを読みながらプログラムの紹介をされました。
なんと4年ぶりの日本だそうです。
ガッチリした音で組み立てられているのに、カラリと軽く明るい響きがとても素敵でした。
各々の作品のシーンがイメージされ、またそれぞれの対比がくっきりと浮かび上がってきました。
大きな音楽の流れに乗ってとてもよく歌われていて、楽しんで聴いているうちに演奏が終わっていたような気がします。
アンコールは以下の通り、マルセルさんが教えてくださいました。
アンコール曲は、
トレネ-ワイセンベルク パリの4月
ドビュッシー ノクターン
ピエール・サンカン オルゴールでした!
お聴きくださりありがとうございます☺️— 田所光之マルセル Marcel Tadokoro (@marcel_tadokoro) December 24, 2022
まとめ
いつもとても気品溢れる、そしてとても声楽的な演奏を披露される田所マルセルさんの待ちに待ったリサイタル、東京公演が終了しました。
選曲も相俟って、その情景がくっきりと浮かんでくるとても楽しい演奏で、聴いていて思わず心が躍り寒さも吹き飛びました。
次回の公演がとても楽しみです。
前を歩くご婦人がとても田所さんに似ているようにお見受けして、お母さまかも知れないと勝手に思っておりました(違っていたら申し訳ありません)。
最後までお読みいただきありがとうございました。
👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋
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