【台南/煎餅】連徳堂餅家/アクセス・販売商品

台湾
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連徳堂餅家は1905年創業の台南公園手前の味のある路地にある煎餅屋さんです。

煎餅と言っても、卵、砂糖、牛乳を使った日本の瓦煎餅のような味わいで、お店の真ん中にドンと構える昔ながらの大きな機械で手焼きされています。

さっそくお店への行き方と煎餅の種類について見ていきましょう。

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台北から台南への行き方

台北から台南へのアクセス手段は、台鉄(鉄道)、高鉄(高速鉄道)とバスの3つです。

台鉄

朝6時以降に台北駅を出発して13時までに台南駅に着く列車は、新自強普悠瑪(特急プユマ)が1本、自強(特急)が3本と莒光(急行)が1本のみです。

プユマの所要時間は3時間08分、特急の所要時間は4時間14~26分(急行も4時間13分/列車番号1の速達タイプ、ただし台北6:10発)、料金はいずれも特急が738元、急行569元です。

高鉄

高速鉄道の台北駅は台鉄と同じところにありますが、台南駅は台鉄の沙崙駅が接続駅で、沙崙駅から台鉄沙崙線に乗換える必要があります(台南駅は沙崙線駅から5つ目、約25分で着きます)。

朝6時以降に台北駅を出発、台鉄に乗換えて台南駅に13時までに着く列車は、高鉄台中~台鉄新烏日間の徒歩移動時間を十分余裕をみて20分とすると、6〜9時台各3本、10時台2本です。

徒歩移動時間込の所要時間は2時間25~45分、高鉄の料金は指定席1,350元、自由席1.305元プラス台鉄料金25元となります。

なお、高鉄には予約時期、列車によって10%、20%、35%の割引料金が設定されています。

バス

バスは台北駅の北にある台北轉運站(バスターミナル)から出ています。

国光バス、統聯バス、和欣バスの3つのバス会社によって運行されていて、いずれも標準所要時間は4時間〜4時間30分です。

台北を6時以降に発車して13時までに台南に着くことが想定されるバスは、国光バス3本(1時間ごと)、統聯バス6本(30分ごと)、和欣バスの3列シートバスは2〜5本(曜日によって異なります、週末は多い)のほか、2列シートの豪華バスが6本(30分ごと)です。

台南での到着場所は国光バスは台南駅ですが、統聯バスと和欣バスは兵工廠轉運站になります。

兵工廠轉運站は台南公園の横、成功路より北の公園北路と公園南路の間にあります。台南駅から遠くはありません。

料金は450〜460元、和欣バスの2列シートバスは630元です。

アクセスのまとめ

台鉄のプユマ(台北8:00発、台南11:08着)が色んな要素で最強かと思います。

ただ、全席指定が基本のため、予約が非常に取りにくいのが難点です。当日販売120席の無座(自由席、空席があれば座れる)という手もなくはないですが、容赦なく飛ばしますからお薦めしにくいです(関西の新快速や関東の京急の快特を想像してみてください)。

プユマが取れない場合には、乗換の面倒さと料金の高さというデメリットはあるものの、速達性と確実性の点で高鉄が良いと思われます。

外国人観光客限定の乗り放題チケット(3日乗り放題、2,200元)を使えば、台南往復だけで元が取れます。

また、アーリーバードという10%、20%、35%の割引もあります。

時間を読むのが難しいですが、豪華で快適な2列シートのバスを使う手もありそうです。

行きではなく帰りには夜市をエンジョイできるでしょう。

鉄道、バスに限らず車内のエアコン設定温度は寒さの限界を超えますので、夏場でも上に羽織る長袖はもちろん、ブランケットを用意するか、男性は半パンではなく長いパンツを履かれた方が良いと思います。

連徳堂餅屋への行き方と販売商品

お店全景
店内 焼いているのは奥さん

アクセス

台南駅から成功路をまっすぐ進み公園路で右折、土地銀行、首相大飯店を右に見ながら進み郵便局が見えてきたら左折して北忠街へ入り、途中で135度回れ右して崇安街に入ってすぐ。

台鉄台南駅前より徒歩で15分くらいです。

台南駅ロータリー北側から、富北路経由北忠街へ入る方がショートカットですが、台南駅工事中のため駅出口からのアクセスは成功路からの方がわかりやすいです。

販売商品

味噌煎餅 35元
雞蛋煎餅 40元
一人(1つずつでも、1種類だけでも)合わせて2袋のみの販売です。

鶏蛋煎餅と味噌煎餅

花生煎餅(ピーナッツ)35元
海苔煎餅(海苔)40元
芝麻煎餅(胡麻)40元
この3種類は予約のみの販売で個数の制限はありませんが、かなり待つ必要があるようです。

次に訪台するときに合わせて予約をする日本人の方もおられるようです。

手天品のお菓子とともに

別のお菓子も映ってしまってますが、お皿の上の手前が雞蛋煎餅、その上左が味噌煎餅です。

2016年 焼いているのはご主人
2016年 店内

煎餅を焼く大きな昔ながらの回転式の機械で、ガチャンガチャンと音を響かせながら煎餅を焼いています。

朝から晩までご主人始め3人で交代で焼いているそうです(上の画像は2016年訪問時のものです)。

奥さんは流暢な日本語を話されます。

お店の基本情報

店名 連徳堂餅家
住所 台南市北區崇安街54號
営業時間 8:00〜20:00(平日)8:00〜18:00(土曜)8:00〜15:00(日曜)(なくなり次第終了)

まとめ

お店は少しわかりづらい路地にありますが、昔の日本家屋のような建物が並ぶ味のある通りです。

甘い煎餅は、米の塩っぱい煎餅が主流の関東方面の方には馴染みが薄いかも知れませんが、瓦煎餅など小麦に慣れた関西方面のみなさんには懐かしい味を思い出すことでしょう。

北に向かって登り坂になっているので、暑い台南で歩くのは大変ですが、その苦労をしても食べたいお煎餅です。

コメント

  1. […] […]

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