【吹奏楽/昭和の吹奏楽/音源あり】島根県立川本高校吹奏楽部

昭和の吹奏楽
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いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。

今回は出雲一中に続いて、同じ島根県の川本高校吹奏楽部(2009年3月31日閉校、邑智高校と統合して島根中央高校)に関する記事について、音源なども加えてリメイクして再掲しました。

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川本高校吹奏楽部 2006年04月16日付記事

押しも押されぬ中国地区、島根県の名門!

最近(2006年当時)は生徒数の減少もあって小編成でコンクールに参加されていますが、音楽の町川本町の名門バンドは今もすばらしい音楽を奏でているようです。

川本高校の演奏を生で聴かせて頂いたのは86年全日本でのシェエラザードでしたが、それ以前にもコンクールの音源で谷口榮一先生が指揮をなさったいくつかの演奏を耳にしていました。

初めて聴いたのはブリテンの「ピーター・グライムス」四つの海の間奏曲 から 夜明け・嵐(1978年)。

バンドジャーナル誌のコンクール評でフィンガルの洞窟やローマの噴水を採り上げていたことを知っていた川本高校の演奏を楽しみにレコードで聴かせて頂きました。

緊張感漲る素晴らしい演奏で、金賞ではなかったことが信じられませんでした。

選曲もユニークですが、ベースラインから丁寧に積み上げられた暖かいサウンドに、高音木管やトランペットが伸び伸びとして歌いあげる演奏は感動的でした。

そして、もっと見事だったのがその3年後のコンクール。

曲は課題曲「シンフォニック・マーチ」と「サルタン皇帝の物語」から三つの魔法でした(1981年)。

トランペットとクラリネットに自信を感じさせる選曲(課題曲、超しんどいです)ですが、ストリングバス3本とテューバ2本に支えられた中低音のしっかりしたふんわりしたサウンド、そして伸び伸びと歌っていたフルート、クラリネット、トランペットtと全体を引き締めて味付けをしていたパーカッション、ハッピーエンドに終わるこの物語を自在に描ききった感動的かつ大変な名演でした。

新鮮な選曲もどうやら伝統なのかも知れません。

初めて中国代表となった1963年の自由曲はフリードマンのスラブ狂詩曲第1番

その後の自由曲をみると凄い。

イベール:交響組曲「寄港地」~ヴァレンシア(1964年)
J.S.バッハ:トッカータとフーガ(1965年全日本第2位)
ストラヴィンスキー/山本力編:バレエ音楽「火の鳥」~魔王カッチェイの凶悪な踊り(1966年)
コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ 〜 おとぎ話は始まる、皇帝と廷臣たちの入場(1967年)

この当時は竹内幸夫先生が指揮をなさっていました。

昭和30年代の終りから40年代の初めに既にこういった曲を採り上げていたとは。

筆者の現役時代にもこんな選曲がありました。

シュミット;組曲「サロメの悲劇」 ~ 海上の魔法・悪魔の踊り・恐怖の踊り(1979年)
バルトーク:バレエ音楽「案山子王子」 〜 波の踊り・案山子王子と王女の踊り(1980年)
アルベニス/谷口榮一編:組曲「イベリア」第3集 〜 エル・アルバイシン(1982年)

未だに是非聴いてみたいと思っていますが、どこかに音源はないものでしょうか。

音源など

交響詩「ローマの松」より ジャニコロの松・アッピア街道の松 (1970年)

吹奏楽のためのアラベスク

フィンガルの洞窟序曲

行進曲「砂丘の曙」

歌劇「ピーター・グライムズ」から4つの海の間奏曲 より 夜明け・嵐

シンフォニック・マーチ

歌劇「サルタン皇帝の物語」 より 三つの奇蹟

いずれも指揮は谷口榮一先生。

アルベニスの演奏がYouTubeでアップロードされていました。

まとめ

いずれも40年ほど前の演奏ですが、川本高校の個性が存分に発揮された素晴らしい演奏だと思います。

コンクールを始め、学校吹奏楽のあり方が云々されていますが、生徒さんたちが音楽の素晴らしさを味わえる環境を大切に考えていただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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