MRT中正紀念堂駅出口を出てすぐにあるこのお店は、創業30数年と歴史はそんなに古くはありませんが、いつも行列の絶えない人気店です。モデルの林志玲(リン・チーリン)さんや超人気歌手の周杰倫(ジェイ・チョウ)さんも通っているという噂もあります。
それではお店へのアクセス、メニューと注文の仕方を見ていきましょう。
2022年春、YouTubeの「インリンちゃんねる」で紹介されましたので追記しました。
お店への行き方
MRT信義淡水線、松山新店線の中正紀念堂駅の「2番出口」を出て20Mほどで、正面に背景を山にした「金峰」という看板が見えます。
メニューと注文の仕方
お店の前に立っている「内用區 請在此等候」(イートインはここに並んでお待ちください)と書かれたピンク色の看板の前に並んで待ちます。順番が近くなるとお店の人が「何人?」と訊いてくれるので人数を伝えると、空いている席に案内してくれます。
客室は奥に長い2部屋構造になっています。席は4人席や壁に向かってカウンターになっている席など様々です。いつも賑わっていて相席になることが多く、1人であれば前の人よりも先に案内してくれることもあります。
店員さんから指さしで「あっちの方」みたいな案内をされると、どこに座って良いのかわからないこともありますが、どこかにちゃんと席は空いていますから、その指の方向に歩いていき、通りがかったスタッフさんに尋ねてみましょう(空き席があれば指さして「OK?」と訊くとか、「1人」と指で示してみるとか)。
行列が長く見えても回転が超速いので、私の経験では混雑時間帯でも30分待ったことがありません。
席についたら、各テーブルに注文票と鉛筆が置いてありますので、注文票に注文するものの数量と左上にテーブル番号、右上に合計金額を記入して、通りがかったスタッフさんに渡します。日本語のメニューもありますので、必要ならばスタッフさんに見せてもらいましょう(テーブルによっては壁に貼ってあるところもあります)。
それではメニューの一部を見てみましょう。
魯肉飯
お店の名前の通りの超人気メニューです。
かなりしっかり味つけされ八角の効いた肉とご飯とがとても良く合い良っています。食べてみるとほのかにカレーの香りを感じますので、おそらく隠し味になっているのでしょう。台湾の人は薄いカレー味が大好きのようで、牛肉麺の人気店でもカレー麺が一番人気というところもあるくらいです。
ご飯の上に越瓜(白瓜)がのっています。日本人には昔懐かしい甘いたくあんをのせるお店が多いのですが、このお店は違っています。いかにも瓜という味ですが濃厚な肉を中和してくれます。
大きさは3つから選べます。
大 50元(2022年も変わらず)
中 40元(2022年も変わらず)
小 30元(2022年も変わらず)
魯肉飯のほかに肉の塊がご飯に乗っかった焢肉飯(70元)もあります。また、肉だけを別にガッツリ食べたければ焢肉片もあります。
肉焿湯
肉焿湯(50元(2019年)→55元(2022年))は肉がゴロゴロと入ったとろみスープ(焿=羹)でパクチーとの相性もバッチリ。
私はスープと野菜、卵をお願いするので「中」にすることが多いです。このお店だけで終わらせるのなら「大」にして豆腐も頼んでしまう手もあります。
そのほかに滷鴨蛋(煮卵)(15元(2022年も変わらず))や燙青菜(油を入れた湯に通した青菜)(大50元、中30元(2022年も変わらず))を加えるとバランスの良い食事になります。
滷鴨蛋
燙青菜
注文したものが揃うと、スタッフさんが注文票をテーブルに置くか、横に掛けてくれます。
お会計は入口にあるレジにその注文票を持っていって支払いをします。
なお、記載したメニュー、価格は2019年9月現在(2022年動画により再確認)のものです。
最新の情報のご確認をお願いします。
統一發票と営業停止
台湾で買いものをしたり、食事をしたときに渡されるレシートは「捨てないでくださいね。宝くじになっていますから」ということはご存知の方も多いのではないでしょうか。
このレシートは「統一發票」といわれるもので、商品やサービスを提供した(受けた)際に、売手と買手双方で保存しておくものとして、使用が義務付けられています。金峰魯肉飯はこのレシートを発行していなかったため、2015年に警告を受け、3回目の警告で10日間(9/14~23)営業停止となってしまったことがあります。
インリンちゃんねるで紹介されました
2022年春、台北出身のタレント(女優、歌手)のインリンさんのYouTube「インリンちゃんねる」で紹介されました。
このお店はよく来られているようです。
魯肉飯(中)、滷鴨蛋と人參雞(朝鮮人参の鶏肉スープ、65元)を召し上がっていました。
グルメレポートをぜひご覧ください。
お店の基本情報
住所:台北市中正區羅斯福路一段10號
営業時間:8:00~翌1:00(無休)
アクセス:MRT信義淡水線、松山新店線中正紀念堂駅「2番出口」徒歩2分
なお、2019年9月時点での情報です。
最新の情報は公式サイトなどでご確認をお願いします。
まとめ
お店の名前にある魯肉飯はもちろんですが、湯類(スープ)の種類も豊富で、豆腐や野菜と組み合わせると、立派な夕ごはんとなります。また、朝早くから夜遅くまで営業しており、サイズも豊富ですので、朝食、昼食、軽食など使い勝手も良いと思います。
台北の五大魯肉飯の一つと言われるこのお店を訪れて、ぜひ味わってみてくださいね。
それでは台湾🇹🇼でお会いしましょう! 大家台湾見!
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