2018年4月に放送された旅番組「二度目のタイホク」で、日本でも人気の台湾のロックバンド「宇宙人」のメンバーが美味しいお店としておすすめしていたワンタンスープのお店です。店先で店員さんが大きなワンタンを包んでいて、店内は常連とおぼしきお客さんでいっぱいで、地元の人たちから圧倒的な支持を受けていることがよくわかります。
それではお店への行き方、メニューと注文の仕方を見ていきましょう。
お店へのアクセス
MRT松山新店線、板南線西門町駅「出口4」を出て、衝陽路をまっすぐ進み桃源街で右折すると、すぐ左手にお店の赤い看板が見えてきます。
メニューと注文の仕方
お店の前では、テイクアウト(外帯)と店内で食ベる人(内用)が同じ列に並んでいて、地元のペースで進んでいくため、ちょっと入りづらい感じもありますが、そこはコミュニケーションは美味しいものを食べるための第一歩と割り切って、勇気を出して「ネイヨン」と店員さんに大きな声で伝えてみましょう。
それでも発音(声調)が違っているため伝わらないこともあるかも知れませんから、「内用」と書いたメモを常時持っておく(バッグの中に忍ばせておく)、スマホの翻訳機能を使うなども多いにありだと思います。
店内に席があればそのまま案内してくれますし、席がなければ待つように言われますが、そのまま忘れられるようなことはまずありませんから安心して待ちましょう。
席についたら、テーブルの上にある注文票(ペンも一緒に置いてあります)に注文の品を記入して、店員さんに渡すだけでOKです(右上にテーブル番号を記入してくださいね)。
日本語を話す店員さんは見かけませんでしたが、日本語メニューもあります。
それではメニューの一部を見てみましょう。
菜肉餛飩
お店の名前そのままの看板商品です。
具材は黒毛豚のひき肉とチンゲン菜で、モチモチの分厚い皮で包んでいます。独特な形をしていますが、これは「元宝」という20世紀初めまで中国で使われていた通貨で、金運アップの縁起物だそう。春節(旧正月)には1万個以上売れるのだそうです。
豚と鶏の骨からとったスープにラード、しょうゆ、コショウ、セロリ、ザーサイが入っています。トッピングは錦糸卵ときざみ海苔で日本人の目からは親近感が湧きますよ。
大きさは3つから選べます。
大碗(10個)160元
中碗(8個)130元
小碗(6個)95元
画像は小碗ですが充分お腹いっぱいになります。中碗を2人でシェアして、他のメニューを注文しても良いかも知れませんね。
榨菜肉絲麺 70元
ザーサイと豚肉入りスープ麺
陽春麺 60元
ヤンチュン麺(湯麺(汁)です)
炸醤麺 60元
ジャージャン麺
このほかに「小菜自取」と書かれたケースに小皿料理が置いてあります(30元)。自分で取って食べて大丈夫ですが、手許に戻ってきた注文票に数量を記入することを忘れないようにしてくださいね!
お会計は食べ終わったあとで大丈夫です。
入口(出口)でお支払いしてください。
なお、記載したメニュー、価格は2019年9月現在のものです。
最新の情報のご確認をお願いします。
お店の基本情報
住所:台北市中正區桃源街5號、7號
営業時間:8時~21時30分(無休)
アクセス:MRT松山新店線、板南線西門町駅「出口4」から徒歩約5分
なお、2019年9月時点での情報です。
最新の情報は公式サイトなどでご確認をお願いします。
まとめ
ボリュームたっぷりのワンタンとあっさりとしたスープは、お腹はいっぱいになっても凭れないという絶妙のバランスです。
西門町は若者の街ですが、台北駅からもそんなに遠くなく、また龍山寺も近くにありますから、この辺りの散策の途中に立ち寄ってみては如何でしょうか。
朝も8時から開店していますので、朝食をこのお店で済ませて街に繰り出すのもありかも知れませんね。
それでは台湾🇹🇼でお会いしましょう! 大家台湾見!
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