【ピアノ/角野隼斗】5/31 武蔵ホールライブ配信プロジェクト終了

ピアノ
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2020年4月9、30日と5月3、4、14日にエントリーしたものに加筆したものです。

ピアニスト角野隼斗さんは、この3月に東大大学院を卒業、一方で音楽ではクラシックに捉われず多彩な活動をなさっています。2019年ピティナ特急グランプリ受賞と、レオナルド・ダ・ビンチですか?と訊きたくなるような活躍ぶりです。

今さらではありますが、角野さんのプロフィール、アルバムなどについて見ていきましょう。パーソナリティを月一度務めることになっているラジオ新番組は4/8深夜から始まりました。

そして、ニューヨークスタインウェイのB-211を購入、またそのピアノでYouTubeで初クラシックとしてショパンの「木枯し」続いて「子犬」の公開、さらに丸の内GWミュージックフェスティバル出演動画配信についての関連情報についてもご紹介しています。

また、5月31日夜に「武蔵ホールライブ配信プロジェクト」第15夜に出演されますので、その情報について追記しました。

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角野隼斗さんのプロフィール

オフィシャルサイト、ピティナ公式サイトなどを参考にまとめてみました。

学歴

1995年生まれ 開成中学、開成高校を経て東京大学工学部入学
2018年 東大工学部卒業
2020年 東大大学院情報理工学系研究科修士課程卒業(3月23日)

令和元年度東京大学総長大賞を受賞
(「本学の学生として、学業、課外活動、社会活動等において特に顕著な業績を挙げ、他の学生の範となり、本学の名誉を高めた者」(個人又は団体)について総長が表彰、「課外活動、 社会活動等」分野での推薦20件中受賞は4件、その中で総長大賞を受賞)

ピアノ歴

3歳からピアノを始める

2002年 千葉音楽コンクール全部門最優秀賞を史上最年少(小1)受賞
2002〜2004年 ピティナピアノコンペティション全国大会B、C、D級各々銀賞
2005年 ピティナピアノコンペティション全国大会Jr.G級金賞
2011年 ショパン国際コンクール in ASIA 中学生の部金賞
2017年 ショパン国際コンクール in ASIA 大学・一般部門金賞
2018年 ピティナピアノコンペティション特級グランプリ、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞
(この受賞を契機として本格的に音楽活動を開始、東大では「東大ピアノの会」に在籍)

2018年9月〜2019年3月 フランス音響音楽研究所 (IRCAM) にて音楽情報処理研究
(この期間中に、クレール・テゼール、ジャン=マルク・ルイサダの各氏に師事)
2019年4月 パリ/サール・コルトーでソロリサイタル開催
2019年6月 ワーナーミュージック・ジャパンより1stデジタルアルバム「Passion」リリース
2019年7月 パリ/ロシア文化会館でソロリサイタルを開催
リヨン国際ピアノコンクール第3位(2位なし)受賞
2019年12月 ソロリサイタルツアー(全国5都市6公演)開催

金子勝子、吉田友昭の各氏に師事

YouTuber Cateen(かてぃん)

角野さんは、国内外でのコンサート活動のほか、Cateen(かてぃん)名義で、作編曲そして演奏した動画をYouTubeにて発信。チャンネル登録者数は18.5万人、総再生回数は1,880万回を数えています(2020年3月20日現在)。

このチャンネルで公開されている演奏は、どれもとても楽しいです。トイピアノを使ったり、上原ひろみさんのトムとジェリーも趣向を凝らした演奏、映像になっています。

チャンネル https://www.youtube.com/user/chopin8810

また、ツイッター、フェイスブックのアカウントもお持ちです。

ツイッター https://twitter.com/880hz
フェイスブック https://www.facebook.com/角野隼斗-Hayato-Sumino-1108930259264225

noteでもブログ執筆中です。

note  https://note.com/880hz

角野隼斗オフィシャルサイト https://hayatosum.com/

1stアルバム「PASSION」

ワーナーミュージックジャパンから2019年6月7日からダウンロード限定販売、現在はCDも販売されています。

🔸 収録曲
1 ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
2 リスト:パガニーニ大練習曲集 S141 第3曲 嬰ト短調「ラ・カンパネラ」
3 スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第5番 作品53
4〜6 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品36(1931年版)
角野隼斗(ピアノ)
2019年5月、東音ホール

オンラインショップhttps://hayatosum.theshop.jp/

ダウンロード配信は以下の通りです。

Apple Musichttps://t.co/Xcj5VSYVg7
Spotifyhttps://open.spotify.com/artist/1jVpYW7JYxh4mWzrFVjipz?si=BZUir5RBQmmgWEdS3kDoAg

どれも颯爽としたキレキレの演奏です。個人的には、ラフマニノフの2番ソナタをこんなにスマートで格好良く弾く人はそうそういないと思いました。この曲は、みなさん「曲が格好イイ」と良くおっしゃいますが、格好イイ演奏を耳にすることは稀で、ほとんど格好悪い。

ラフマニノフ:交響曲第2番第3楽章(ピアノ編曲版)リリース

2020年5月13日にTwitterでラフマニノフの交響曲第2番第3楽章(ピアノ編曲版)がリリースされました。
配信サービスはこちらから:https://orcd.co/hayatosumino_ravsym2adagio

この曲は昨年のツアーでも演奏されていて、この録音は1月に行われたものだそうです。

また「emotional&relaxing」のアルバム「image20」にも収録されています。

ラフマニノフ/交響曲第2番第3楽章について

ピアノ協奏曲第2番は誰もが知っていても、交響曲第2番はメジャーかというとどうなんでしょう?といったところでしょうか。ただ、この第3楽章に限っていえば、TVのCMやドラマのBGMに使われていたりと、この甘美なメロディを知っている方は多いと思います。

個人的な話で恐縮ですが、バブル崩壊直後に唐沢寿明さん主演のドラマ「妹よ」でも、この曲が愛聴曲として使われて一時ブームとなったことがあります。僕が持っているCDも、このときにBGMとして使われたビシュコフ指揮パリ管の演奏です。購入のきっかけは、このドラマだったのか、仙台の中学校が第4楽章を吹奏楽で演奏したことだったのか、今となっては思い出せませんが。

また、10年ほど前に放映された菅野美穂さん主演のドラマ「わたしたちの教科書」でも使われています。生徒の転落死そしていじめと当時も問題となっていたテーマを扱っていて、ドラマの内容そのものは辛いものがありましたが、この曲が聴けるので見ていた記憶があります。一緒に使われていた第2楽章の方が露出は高かったかも知れません。

弦楽器と管楽器が織りなす響きが活きている曲ですが、角野さんの演奏はピアノならでは叙情性溢れる素敵なもので、颯爽と鮮やかに弾く姿とはまた別の面を見ることができました。

MBSラジオ「角野隼斗のはやと(隼斗)ちりラジオ」

2020年3月27日、大阪のラジオ局毎日放送(MBS)で4月から始まる新番組「メゾン・ド・ミュージック」(毎週水曜日 深夜1:30から)の週替わりのパーソナリティに就任することが、ミリカ・ミュージック(毎日放送の持株会社「MBSメディアホールディングス」の連結子会社、音楽関連出版会社)から発表されました。

角野さんがパーソナリティを務めるのは毎月第2水曜日のパーソナリティで、第1回は2020年4月8日 25:30〜26:30、同じくピアニストの反田恭平さんをゲストに迎えて放送されました。

始めるにあたって番組のタイトルが必要だということで、色んな方にもアイディアを貰ったものの、結局ご自身でキャラクターも踏まえて「角野隼斗の早はやとちりラジオ」と決めたそうです。

🔸アルバム「PASSION」から「ラ・カンパネラ」🔸

番組は、ゲストを迎えての「Welcome to My livingroom」とリスナからの質問に答えたり、角野さんのモノローグ(エピローグ)を中心とした「In My bedroom」といった構成になるようです。

Welcome to My livingroom

ゲストは反田恭平さん

二人の出会いは2019年8月のポーランドでのマスタークラスでルームメイト(3人部屋)になったこととのことでした。お互いのことを知ってはいたけれどもそのときが初対面でした。

反田さんは完全な夜型で、練習も夜が中心。「情熱大陸」で放映されたロシアの音大での練習も22時から翌4時で、あのときは警備員の方に500円ほどのチップを渡していたとか。

また、今のワルシャワのショパン音大に入ってからは、何と決まったアパートではなく、その時々で宿泊サイトで検索して3年間転々としてきたそうです。ピアニストは旅人でもあるので良い経験になったものの、今の音大は練習に使えるピアノが少なく、何時間待っても2時間弾くのがせいぜいという環境で、ようやくマンションを借りたそうです。そしてマイピアノも。しかも、ショパンコンクール会場のワルシャワフィルハーモニアホールから3分の好立地。

二人ともショパンコンクールに出場されます。4月の予定であった予備予選が9月に延期になりました。オリンピックは4年に一度ですが、このショパンコンクールは5年に一度なので、これから長期戦で大変ですがお互い頑張りましょうと。

🔸モーツァルト「ピアノ協奏曲第17番第1楽章」から(MLMナショナル管弦楽団のライブ録音、反田さんの弾き振り)🔸

反田さんは全国ツアーで同じ曲を何度も弾くことが多いけれども、それでも毎回緊張しているそうです。ただ、以前大学の飲み会の翌日?にミヤスコフスキーのソナタを弾いたときには、二日酔いで頭の痛い中、気づいたら弾き終わっていたそうです。頭、脳、手が覚えているということで、例えば暗い中で視覚情報を遮断して弾くというようなこともやっておられるそうです。

また、意外だったのですが(失礼しました)ゲネプロぎりぎりまで弾くのだそうです。ただ、汗を掻きすぎると思考停止するのでそこでストップ。食事も消化が眠気を誘うのであまり食べないのだそうですが、プレトニョフから「小盛りのパスタが(米やパンよりも)消化が良い」と薦められたとか。

また、ピアノレスナーへのアドバイスとしては「親指が大切」、親指が柔らかく解れていたらほかの指も動くはずとおっしゃっていました。

In My Bedroom

今回のお題はスタート」。

角野さんは今春大学院を卒業、音楽活動に入りましたが、中国ウイルスの影響でショパンコンクールが延期され、4月のスケジュールが真っ白に。そこで、思いついたのが運転免許の合宿取得だったのに、それすら許されない状況になってしまいました。

そんなことでずっとご実家にいる角野さんはウイスキーとキューブ製氷機を買って楽しんでいるそうです。

🔸「一年生になったら」のインプロビゼーション(スタジオのピアノ、演奏角野さん)🔸

YouTubeで第1回収録の模様を公開中

#メゾンスミノ(4月8日O.A.)ゲスト:反田恭平さん(ピアニスト)
ピアノ生演奏「1年生になったら」#メゾンスミノ(4月8日O.A.)

5月13日に放送された第2回についても公開されたらご案内します。

ニューヨークスタインウェイB−211を購入

購入の経緯などについて、角野さんご本人が詳しくnoteに書かれています。ぜひお読みください。

もともとはPTNAの特級グランプリの副賞として一年間貸与されていたピアノなのだそうです。お部屋から中継するYouTubeで常にこのピアノが登場するので、てっきりお持ちなのだろうと思っていたのですが、そうではなかったようです。

角野さんのピアノ選びのポイントは、ピアノの形状大小の如何に拘らず「弱音がいかに美しく鳴るか」で、このピアノがその点で抜きん出ており、惚れ込んだとのこと。そして、一年間弾いてきたことでいよいよ手放し難くなり、ギリギリまで悩んで購入することになさったようです。

聴衆の側からすれば、あれが「角野さんの音」であり、それがずっと聴けるということはありがたいことです。この先落ち着いてホールでのリサイタル開催が再開されれば、ぜひピアノ持込みで演奏をお願いしたいものですね。

YouTubeはこちら:https://youtu.be/U4FDm1NCTk0

Cateen初クラシックとして「木枯しのエチュード」を公開

これまでYouTubeでは純粋なクラシックの作品を演奏されたことはありませんでしたが、今般初めて「純」クラシックのショパンのエチュード作品25-11「木枯し」が公開されました。

Chopin – Winter Wind (Op.25-11)

空を舞っているかのような余裕綽綽の演奏!

「木枯し」に続いてワルツ「子犬」が公開されました。

Minute Waltz (Chopin Op.64-1) 子犬のワルツ

丸の内GWミュージックフェスティバル2020@オンライン出演

2020年の丸の内ミュージックフェスティバルは、5月2〜4日にオンラインで開催されました。

角野さんは「Play with Cateen」のコーナーで3日間出演されたほか、5月4日には「木枯し」の演奏も含めショパンの作品の演奏を披露されました。

その模様はPTNAのYouTubeチャンネルでご覧になれます。演奏されたのは「木枯し」と「スケルツォ第1番」の2曲です。登場は「-3:17:32〜-2:58:56/4:32:36」の時間帯になりますので、お急ぎの方はそこに直接合わせてみてください。

【5月4日13:00~配信】丸の内GWミュージックフェスティバル2020 3日目

純粋クラシックの演奏を動画配信した理由は、ショパンコンクールの準備という面があるとお話がありました。

また、3日目の「Play with Cateen」では驚きのコラボを聴くことができますので、こちらもお楽しみください。

5/31 武蔵ホール30日間ライブ配信プロジェクト第15夜に出演

2020年5月31日「武蔵ホール30日間ライブ配信プロジェクト」の第15夜に出演しました。
主催のタクティカートのプロジェクトサイトはこちら:https://musashihall-30days-project.com/

5月17日から始まった30日間の前半の締めくくりとなります。
視聴はこちらから:https://youtu.be/M7lsR5YJTWY
5月31日(日) 19:30〜21:00(終了)

1時間半の演奏とトークの最後に弾いたドビュッシーの「喜びの島」は、大変なアップテンポでエッジの効いた演奏でした。あまりの鮮やかさに圧倒されましたが、とても美しい弱奏に惹かれました。

まとめ

僕が角野さんの演奏を始めて聴かせて頂いたのは、2019年6月の江口玲さんのリサイタルのゲストとして出演されたときでした。背が高いな、スマートだな、手が大きいな、そして弾いたスクリャービンが素敵でした。

YouTubeもやっておられることを知り、覗いてみると、そこには独自の世界が展開していました、すごいなこの人。公式サイトはもちろん、noteも含めSNSも駆使して、積極的に情報発信をされており、正にこれからの時代、次代を担っていくピアニストですね。

しばらくはYouTubeなどでの演奏が中心にならざるを得ませんが、それこそ今回購入されたスタインウェイの音をエンジョイするチャンスです。配信を楽しみに待ちましょう!

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