【ピアノ/練習記録】ハノンは必要か

ピアノ
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いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。

今回は旧ブログでコンスタントにアクセスをいただいている「ハノンは必要か」について、今の視線から加筆修正しました。

あくまでも下手なアマチュアのピアノ愛好者の戯言ということでお読みいただければ幸いです。

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イチロー/ダルビッシュ筋トレ論

たまたまハノン不要論の方のとあるコラムを拝見する機会がありました。

なるほど要らないという考え方もありなんだと思ったと同時に、「ハノンは筋トレ」「指には筋肉はない」「筋トレは指に必要はない」という展開の中で、イチロー選手の「…筋トレは必要ない…トラは筋トレしないでしょ」というコメントを引用されていました。

イチローさんが筋トレについて語った内容をまとめると次の通りになるように思います。

ウエイトトレーニングはしない( 入団6~7年目まではやっていたが、スイングスピードが落ちた)
硬い筋肉よりも 柔らかい筋肉 を作ることが目的
筋肉の大きさよりも 柔軟性・バランス を重視する
人体を理解しながらトレーニングしていく ことで、ケガ防止のセンサーになる

イチローさんの言っていること全体を読むと、筋トレそのものの否定というよりは筋肉を大きくするトレーニングは必要がないと言っているようにも思えます。

一方、ダルビッシュ選手はイチローさんとの対談の中で「シマウマはトレーニングしないとトラには勝てない」と言っています。

イチローさんに喧嘩売るわけじゃないですけど…(略)トラとかライオンはもともと身体能力高いんです。で、今って何が起きているかというと、シマウマたちがトレーニングし始めて、だからライオンたちもトレーニングしないといけなくなったっていうふうに思ってます。ただイチローさんはめちゃくちゃ頭がいい特殊なライオンだと思ってます。日本の野球界はいつまでもトレーニングしないシマウマたちなので世界で勝てない。

イチローさんは、筋トレは自分のバランスを壊すため、逆に能力が下がると主張し、ダルビッシュさんは筋トレが能力を上げると考えておられるようです。

また、マラソンに筋肉は邪魔(重くなる、硬くなる)ということを走る(マラソン大会に参加する)人から聞いたことがあります。

一方で、大迫選手は体幹や高負荷低回数の筋トレを行なっているというコラムを読んだこともあります。綺麗なフォームを保つためだとか。単純に筋力が高ければ着地の際の地面の反発を上手く身体に伝えることができるのは自明のような気もします。

ハノンは不要なのか

ハノンに戻ります。

まずは、ハノン不要論の方がおっしゃるように、そもそも指に筋肉がないということなのであれば、筋トレのやりようがないので、筋トレ云々の話を持ち出すのは筋違いなのではないかと思います。

ハノンが不要と仰る方がいらっしゃる一方で、辻井伸行さんを指導されていたピアニスト川上昌裕さんは、音大生のときにハノンを練習して劇的に進歩したということをご本人のブログで読みましたし、神楽坂(音楽之友社)でもこんな座談会が開催されていたりします。

特集「アニバーサリー」祝・生誕200年ハノンを「本気で語り合ったみた。」座談会|魅力? 呪縛? あのピアノ練習曲「ハノン」はなぜ弾き続けられているのか
ある日、日ごろ大変お世話になっている飯田有抄さんから、「ハノンについて書きたいんです!」と熱いメッセージが届いた。ハノン? あのピアノの? ドミファソラソファミ レファソラシラソフ...

川上さんは時間や網羅性ではなく「どのように」弾くのかが問われる、すべての音がコントロールできるテンポで、すべての音を音楽的に美しく弾くことと仰っています。

サイトが見つかりました(この頃楽しみに読んでいたことを思い出します)。

ハノン再考(2) | 川上 昌裕 オフィシャル
よく考えてみると、やはりピア二ストであれば誰でも一度くらいはハノンを徹底的にやった時期があるのではないかと思い

ハノンが有効なのかそうでないかは、人ぞれぞれにお考えがあるということなのでしょう。

筆者の経験と考え方

単なる愛好者なので戯言に過ぎませんが…

筆者は「ピアノのテクニック」から途中で先生が代わって「ハノン」へ移行しました。

子供の頃は、手首の上に消しゴム乗っけられて、先生の手にはものさし、とか思い出しても恐ろしいレッスンで苦痛以外の何ものでもありませんでした。

ただ、チェルニーのように単につまらないというのとはちょっと違って、「苦痛」だけれども「必要な苦痛」と思っているようなところがありました。

単純な訓練がそれほど嫌ではないせいかも知れません。

ひたすらフランス語の動詞活用を覚える、発音する、時制を変える等々の訓練はまったく苦痛ではありませんでした。

個性個性と言われるフランス人が、ある程度できるまでは単純作業でも耐えるという習性があることも知りました。

今でも台湾華語で同じようなことをやっています。

大学のフランス人の先生は、フランスの小学生のテキストを使いながら、妥協を許してくれませんでしたが(ちなみに第二外国語)、少しは身についたのはそのおかげだったと思います。

フランス人の単純な訓練に対する考え方については、あるピアニストの方へのインタビューでも同じようなことを聞いたことがあります。

筆者にとって、この単純な練習の数々は無理なく力まずに弾くために役に立っているようですし、曲の運指を考える上でも自分の抽斗の中から出してくることができるようです。

今弾いている曲に関連する調性の音階やアルペジオを弾いたり、案外弾きにくい半音階を弾いたりと、そんな感じで「ハノン」は筆者のそばにいます。

まとめ

今は金子勝子先生監修の「指セットPlusHANON」を、まず弾くようにしているのでハノンは毎日の練習の中に完全に組み込まれています。

時間はたっぷりあるとはいえ、この練習に最初の30分以上を使うので、疲れてしまって、その続きが大変ということもしばしば。

それでもなぜか止めずに続けています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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