いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。
ショパンコンクールで見事第2位を受賞されたアレクサンドル・ガジェヴさんの一次〜三次予選、本選の演奏動画(予選は演奏曲ごと)を掲載しました。
コンクールを振り返りつつ、お楽しみください。
ツイッターでガジェヴさんのインタビューコメントが紹介されていますので追記しました(「8.Wearsovie Instagram Live コメント」をご覧ください)。
一次予選
Etude in C sharp minor Op. 25 no 7
Etude in F major Op. 10 no 8
Etude in B minor Op. 25 no 10
Ballade in F minor Op. 52
二次予選
Prelude in C sharp minor, Op. 45
Barcarolle in F sharp major Op. 60
Polonaise in F sharp minor Op. 44
Waltz in A flat major Op. 42
Ballade in F major Op. 38
三次予選
Polonaise-Fantasy in A flat major op. 61
Mazurka in B major Op. 56 no 1
Mazurka in C major Op. 56 no 2
Mazurka in C minor Op. 56 no 3
Sonata in B flat minor Op. 35
演奏後インタビュー
Which composition from your today’s program is your favourite? We asked after 3rd round performance, the participant of Chopin Piano Competition Mr. Alexander Gadjiev.#ChopinCompetition #Chopin2020 @alexgadjiev pic.twitter.com/aZdLbUlDBV
— Chopin Institute (@ChopinInstitute) October 15, 2021
本選
Piano Concerto in F minor Op. 21
演奏後インタビュー
What was the most difficult thing during the competition? We asked after final performance, the participant of Chopin Piano Competition Mr Alexander Gadjiev.#ChopinCompetition #Chopin2020 @alexgadjiev pic.twitter.com/YoYW8bCkHA
— Chopin Institute (@ChopinInstitute) October 19, 2021
結果発表後インタビュー
イタリア・ドイツライヴCD
2021年2〜5月のイタリア、ドイツのライヴ録音CDが発売されています。
ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調Hob.XVI:48
ショパン:バラード第4番ヘ短調Op.52
メシアン:幼子イエスの口づけ(「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より第15曲)
スクリャービン:アルバムの綴り(「3つの小品」Op.45より第1曲)
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ第4番ホ短調Op.87
プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番変ロ長調Op.83
ヴァイン:哀悼歌(『5つのバガテル』より第5曲)
リスト:葬送曲(「詩的で宗教的な調べ」S.173より第7曲)
Spotifyで全曲聴けます。
カトヴィツェ・リサイタル
2021年12月12日カトヴィツェでのリサイタル動画が公開されています。
プログラム
プレリュード嬰ハ短調作品45
舟歌嬰ヘ長調作品60
ポロネーズ第5番嬰へ短調作品44
幻想ポロネーズ変イ長調作品61
マズルカ作品56
ピアノソナタ第2番変ロ短調作品35
ガジェヴWearsovie①
N:コンクールの後、いかがですか?人生が変わりましたか?
AG:少し落ち着いたところです。プロモーターなど、感謝の気持ちや、サポートしたいといってくれた人たちがなんてたくさんいたことか。ちょっとした襲撃(invasion) でしたね!(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 12, 2021
ショパン・コンクールはメディアの露出がとにかくすごい。これまでこんな経験はありませんでした。そう、生活は大いに変わりました。スケジュールが突然忙しくなった。来年いっぱいまでずっと忙しいし(続く)
— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 12, 2021
2023年もコンサートのリクエストがどんどん来ています。
photo:Wojciech Grzedzinski pic.twitter.com/RIqxFAdlFV— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 12, 2021
Wearsovie Instagram Live コメント
Novellette Artists Managementのツイッターアカウントでガジェヴさんのコメントが連載されています。
ガジェヴWearsovie①
N:コンクールの後、いかがですか?人生が変わりましたか?
AG:少し落ち着いたところです。プロモーターなど、感謝の気持ちや、サポートしたいといってくれた人たちがなんてたくさんいたことか。ちょっとした襲撃(invasion) でしたね!(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 12, 2021
ガジェヴWearsovie②
N:今回のショパンコンクールは、ソーシャルメディアでの露出が増えました。プレッシャーが大きかったのでは?
AG:そうですね。プレッシャーも増えましたが、同時に興奮(excitement)も増えました! というのもあなたには悪いんだけど、(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 13, 2021
ガジェヴWearsovie③
N: 今回2位を受賞されて人気が急上昇したのではないでしょうか。街で声をかけられたり、写真やサインを求められるのでは?どんな感じですか?
AG: そう、それはある。ワルシャワでのガラ・コンサートの翌朝、通りで話しかけられた。(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 14, 2021
ガジェヴWearsovie④
コンクールの後、道で話しかけられる経験は何度かありました。そう、昨日もポーランドのクロスノにいて、同じことが起こりました。 クロスノはすごく小さなすてきな町。コンサートが終わって、道を歩いていたら、音楽大学の女子たちが、僕を呼び止めて(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 15, 2021
ガジェヴWearsovie⑤
N: 協奏曲は2番を選んだ理由は? 大半は1番を選びましたよね。
AG:予備予選の直後にある女性から「どっちの協奏曲を弾きますか」と聞かれたんです。僕は2番と答えた。 そしたら「2番じゃ優勝できませんよ」と言うんです。(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 17, 2021
ガジェヴWearsovie⑥
N: ショパンコンクールに参加された動機は? いつ頃から準備を始めましたか? 参加者によって個人差があると思いますが。
AG: 一概にいえないかな。そもそも準備ってどういう意味だろう。 ビデオ審査のために演奏を送ったのはすでに2019年のこと。(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 18, 2021
ガジェヴWearsovie⑦
コンクールが一年延期になって、とても助かりました。その間に何か得ることができるので、実際とても嬉しかった。 何度かプログラムを変更したんです。
例えば、僕はプレリュードを弾きたかった。 でもそれからソナタに戻って、と 何度も変更した。(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 18, 2021
ガジェヴWearsovie⑧
N: 私たち観客やコンクール関係者は、数週間の準備で済むのに、あなた方ピアニストは何年もかけて準備し、曲を選び、練習し、とても長いプロセスを経て、実際にステージに立つ時間はそのうちのごく一部です。
AG: そうですね。私が初めてバラードを演奏したのは、(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 19, 2021
ガジェヴWeasovie⑨
N: ステージに上がる前は緊張しましたか?ステージとは反対側にあるドアに向かっている写真。ドアの前に立って何を考えていたのですか。まるで儀式のよう、とても集中して落ち着いているように感じました。舞台裏にいた私たちにとって、(続く)— Novellette Artists Management (@Novellette_Arts) December 19, 2021
まとめ
ガジェヴさんはシゲル・カワイで素晴らしい演奏を披露しました。
天から降ってきたような神のような音楽もあれば、現世そのもので闘っているかのような人間らしい音楽もありました。
また、最終結果発表までの長い時間、ご自身も落ち着かない中で、ネタの尽きた司会者の方に代わって、その場を仕切っていた姿も頼もしく思い出されます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋
コメント
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