【ピアノ】ロン・ティボーコンクール 2022年ピアノ部門開催要領

ピアノ
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2019年に実施されたロン・ティボー・クレスパン国際コンクールピアノ部門では、第1位が三浦謙司さん、第2位が務川彗悟さんで、ピアノ部門では12年ぶりの優勝、1位、2位独占は史上初の快挙となりました。

資金難が叫ばれるこのコンクールですがこのたび次回の大会が開催の運びとなりました。

2022年年明けにピアノ部門の開催要領が発表されています。

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ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール

このコンクールは「ロン・ティボー国際コンクール」として、1943年にヴァイオリン奏者のジャック・ティボーとピアニストのマルグリット・ロンによって創設されました。
名称は、2011年から声楽部門が加わったことにより、レジーヌ・クレスパンの名前も含め「ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール」とされています。

古くはピアノ部門とヴァイオリン部門が同時に実施されていましたが、財政難からピアノ部門とヴァイオリン部門が交互に行われる方式に変更されています。2019年はピアノ部門が開催されました。

歴代のピアノ部門入賞者

清水和音(1981年優勝)
横山幸雄(1989年3位)
野原みどり(1992年優勝)
梯 剛之(1998年2位)
田村 響(2007年優勝)
實川 風(2015年3位)

2019年度コンクール ピアノ部門

2019年度のコンクールピアノ部門は、予選参加者43名(当初エントリーは50名)のうち12名がセミファイナルに進み、その中から6名が本選に進みました。

本選はコンチェルトのみが演奏される他のコンクールとは異なり、1時間のソロ・リサイタルとコンチェルトという構成になっています。

本選ーソロリサイタル

ミカエル・ジャレルのピアノソロ作品(5〜8分)
ドビュッシーあるいはラヴェルのピアノソロ作品(10分以上)
自由曲(参加者選定、単一楽章のみの演奏は不可)

本選ーコンチェルト

参加者があらかじめ以下の中から選択した2曲の中から、本選進出者の発表後に審査員から指定された曲を演奏

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
ショパン;ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番ヘ長調 Op.103「エジプト風」
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 Sz. 119

2019年度ピアノ部門の結果

優勝 三浦謙司(日本)
2位  務川慧悟(日本)
3位  Zhora SARGSYAN(アルメニア)
4位  Jean-Baptiste DOULCET(フランス)
5位  Alexandra STYCHKINA(ロシア)
6位  Clement LEFEBVRE(フランス)

三浦謙司さん本選プログラム

ジャレル:Étude第2番
モーツァルト:ピアノソナタ第9番ニ長調 K.311
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
リスト:ダンテを読んで
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調

務川彗悟さん本選プログラム

ジャレル:Étude第2番
バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV826
ラヴェル:組曲「鏡」
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番ヘ長調 Op.103「エジプト風」

ピアノ部門は2022年開催

本コンクールのフェイスブックサイトで以下の通り発表されました。

Concours International Long-Thibaud 2022 🎹
Les inscriptions seront ouvertes en ligne le 4 janvier 2022

このリンク先のコンクールHPでは以下の記載があります。

Le concours Long Thibaud reprend avec l’édition consacrée au piano, qui se tiendra du 7 au 13 novembre 2022 au Théâtre du Châtelet. Les inscriptions seront ouvertes en ligne à partir du 4 janvier 2022.

Retrouvez notre nouveau site internet en janvier 2022.

ロン・ティボーコンクールピアノ部門は、2022年11月7〜13日にシャトレ座(パリ)で開催されます。エントリーはオンラインで2022年1月4日から始まります。

2022年ピアノ部門開催要領発表

HPで開催要領が発表されました。

事前選考

ビデオによる事前選考が2022年6月30日までに実施されます。

ショパン:ソナタ第2番ロ短調第1・第4楽章(繰り返しなし)
ドビュッシー または ラヴェル:トッカータ
プーランク:プレスト変ロ長調
クープラン:Tic-Toc-Choc または ラモー:鳥のさえずり

事前選考の結果、30人がパリでの本大会の予選に参加することになります。
応募できるのは16歳から33歳(1989年から2006年の間に生まれた人)。

第一次予選

日時:2022年11月7〜9日
場所:サール・コルトー(Salle Cortot)

演奏曲は事前選考と同じプログラムに加え、10分以内のコンテスタントによる自由曲。

30人の中から10名がセミファイナルに進みます。

セミファイナル

日時:2022年11月10日
場所:サール・コルトー(Salle Cortot)

演奏曲は必須のショパン:プレリュード16番に加えて、コンテスタントによる自由曲で40分以内のプログラム。

10名の中から6名がファイナルに進みます。

ファイナル(本選)

日時:2022年11月13日(リハーサルは前日12日)
場所:シャトレ劇場(Théâtre du Châtelet)(リハーサルも同じ)

10:00〜13:00と15:30〜18:30の2部構成で各々3名ずつのファイナリストがオーケストラとピアノ協奏曲を演奏。

演奏曲は以下13曲からファイナリストが選択。

ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 作品54
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 作品16
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ短調 作品83
モーツァルト:ピアノ協奏曲ニ短調 K.466
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 作品58
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ニ短調 作品30
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番へ長調「エジプト風」作品103
リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調
マスネ:ピアノ協奏曲
フォーレ:ピアノとオーケストラのためのバラード 作品19

結果発表

2022年11月13日 20:30

審査員

Boris Berezovsky
Bruno Leonard Gelber
Momo Kodama
János Balázs
Marc Laforet
François-René Duchâble
Nicolas Angelich
Plamena Mangova
Réna Shereshevskaya

2022年開催予定のピアノコンクール

2022年に開催が予定されているピアノコンクールについて別記事にまとめています。
ご興味ある方はぜひご覧ください。

まとめ

日本人コンテスタントが1、2位となり前回大いに話題となったこのコンクールの2022年開催が発表されました。

前回大会と比べると、事前選考も50名から30名に減っていますし、本選もファイナリストのソロ・リサイタルはなくオーケストラとの協奏曲のみとなりました。

審査員の顔ぶれも大きく入れ替わりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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