【ピアノ】若き日のアルゲリッチ/初期録音集~初回生産限定盤

ピアノ
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今年は神マルタ・アルゲリッチが80歳を迎えるということで、生誕80歳記念盤が色々と出るようです。また、誕生月の6月にはドビュッシーアルバム販売が予定されています。

新たな録音ならともかく、記念盤は集大成盤も多く、すでに聴いたことのある録音のオンパレードだったりするのですが、今回のディアパッソンシリーズはアルゲリッチ10代の録音を復刻した貴重なディスクになります。

内容を見ていきましょう。

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アルゲリッチについて

今さらですが、アルゲリッチについてざっとおさらいしておきましょう。

年譜や受賞歴はともかく、結婚歴という項目ができてしまうのがさすがですね。

また、80年のショパコンのエピソードは、僕の年代には未だに鮮烈に記憶に残ってい流だろうと思いますが、今はどうなんでしょうね。僕はこのときのコンクールは誰が優勝したのか、肝心な記憶がなかったりします。ポゴレリッチのレコードが出て話題になっていましたし、僕も購入したことはよく覚えています。

年譜

1941年6月5日 ブエノスアイレス生まれ
父は経済学教授や会計士、母フワニータはベラルーシからのユダヤ系移民二世

1946 5歳 ヴィンチェンツォ・スカラムッツァに師事
1949 8歳 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番を演奏
1950 9歳 モーツァルト/ピアノ協奏曲ニ短調K466、バッハ/フランス組曲第5番を演
1955 一家でウィーンへ移住、フリードリヒ・グルダに師事、マガロフ、マドレーヌ・リパッティ(ディヌ・リパッティ夫人)、ミケランジェリ、アスケナーゼに師事1957 ブゾーニ国際ピアノコンクール優勝
1957 ジュネーブ国際ピアノコンクール(女性の部)優勝
1960 ドイツ・グラモフォンからレコードデビュー
1965 ショパン国際ピアノコンクール優勝、マズルカ賞受賞

1998〜 別府アルゲリッチ音楽祭
1999〜 マルタ・アルゲリッチ国際ピアノコンクール
2001〜 ブエノスアイレス-マルタ・アルゲリッチ音楽祭
2002〜 マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト(ルガノ)

結婚歴

1963 ロバート・チェン(陳亮声)(作曲家、指揮者)
1969 シャルル・デュトワ(指揮者)
1974頃 スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアニスト)
この3人の間に各々1人、計3人の娘あり

コヴァセヴィッチと別れたあと、ミシェル・ベロフ(4年間)、アレクサンドル・ラビノヴィチ(10年間)とつきあいあり

主な受賞歴

1996 フランス政府芸術文化勲章オフィシェ
1997 ローマ・サンタ・チェチーリア協会員(1997年)、グラミー賞(1999年、1999、2004、5 グラミー賞
2001 Musician of the Yea
2005 第17回高松宮殿下記念世界文化賞、旭日小綬章
2016 旭日中綬章

有名なエピソード

1980 ショパンコンクール審査員
イーヴォ・ポゴレリチが本選に選ばれなかったことに抗議、審査員辞退
「だって彼は天才よ!」
「審査席に座った事を恥じる」
「魂の無い機械がはじき出した点数だけで合否を決めてしまうのではなく、審査員間でも協議するべきだ」

若き日のアルゲリッチ/初期録音集~マーク共演のモーツァルトを含む!<初回生産限定盤>

東京エムプラスのセールストークを引用します(始)

フランスのクラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリング施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。

シリーズに第135集として加わるのは、今年6月に80歳を迎えるピアノの女王マルタ・アルゲリッチが10代の頃、1955年から1960年にかけて録音を行った初期録音集!
その神童ぶりを遺憾なく発揮していた若き日のアルゲリッチが録音したレパートリーには、自らにとって唯一の録音であるモーツァルトのピアノ協奏曲第21番など貴重なものが多いため、今回のディアパゾンからの新たな復刻は大いに歓迎されることでしょう!

ディアパゾン・レーベルでお馴染みとなったフランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによる音質向上も楽しみなポイントです。

(東京エムプラス)(引用終)

収録曲(括弧()内は収録時間)

シューマン:トッカータハ長調 Op.7
1960年録音(6:11)

リスト:「3つの演奏会用練習曲」より 第2番ヘ短調「軽やかさ」(4:45)
リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6 (6:03)
1957年録音(ジュネーヴ)

ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39
1960年録音(6:31)

モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
第1楽章(12:57)
第2楽章(7:35)
第3楽章(6:13)/26:45
ペーター・マーク指揮、ケルン放送交響楽団
1960年録音

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
第1楽章(6:35)
第2楽章(9:36)
第3楽章(2:20)/22:12
1960年録音

ショパン:練習曲第1番ハ長調 Op.10-1 1:49
1955年録音(1:49)(ブエノス・アイレス)

発売日:2021年05月15日

アルゲリッチが70歳のときに出版された「マルタ・アルゲッチ 子供と魔法」付録のディスコグラフィーを見てみましょう。

今回の録音の中で、この一覧にあると考えられるのは、リストの「3つの演奏会用練習曲」と「ハンガリー狂詩曲第6番」(ブゾーニコンクールライヴ)だけで、そのほかの音源はそれ以降に見つかったのだろうと思われます。

全体に若さと元気溢れる演奏ですが、モーツァルトのコンチェルトはとてもチャーミング、ベートーヴェンのソナタはバシッとツボに嵌っていて、神はやはりずっと神だったということを思い知らされました。

そんな中で、最後のショパンのハ長調のエチュードは、やはりコンクールの演奏が素晴らしいなと思います。彼女もコンクールのための準備をしたんだなぁ一瞬思ったのですが、そんなことはないかな。録音状態が違うだけなのかも知れません。

まとめ

アルゲッチの初期の演奏については「初期録音集」というタイトルで何枚かあるようで、収録曲が同じ場合に同じ演奏なのかどうか、少なくとも僕はもうどうでも良くなってしまっているのですが、今回のディスクは初めて聴く演奏ばかりで新鮮、そして素晴らしかったです。

僕はタワーレコードで見かけて購入しました。Amazonのラインナップにはまだ入っていないようです(2021年5月20日現在)。

最後までお読みいただきありがとうございました。

👍 🎹とともに 🎼とともに 🤞
👋掰掰👋

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