【ピアノ/第18回ショパンコンクール】本選概要・演奏動画・結果

ピアノ
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2020年度から一年延期されていた「第18回ショパン国際ピアノコンクール」は10月2日にガラコンサート、3日から一次予選、9日から二次予選、そして14日から三次予選が実施されました。

当記事では18日から実施された本選の概要、演奏の模様、結果を独立してまとめました。

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第18回ショパン国際ピアノコンクール

スケジュール:2021年10月2日〜23日

一次予選:2021年10月3〜7日
二次予選:2021年10月9〜12日
三次予選:2021年10月14〜16日
本選:2021年10月18〜20日

入賞者コンサート:2021年10月21〜23日

サイトはこちらから:https://chopin2020.pl/en/competition/information

本選について

三次予選演奏終了後、現地時間23時すぎに本選進出者の発表がありました。

ファイナリストは12名、うち日本人コンテスタントのみなさんは2名でした。

反田恭平さん
小林愛実さん

12名のリストは以下の通りです。

Ms Leonora Armellini, Italy
Mr J J Jun Li Bui, Canada
Mr Alexander Gadjiev , Italy/Slovenia
Mr Martin Garcia Garcia, Spain
Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia
Ms Aimi Kobayashi, Japan
Mr Jakub Kuszlik, Poland
Mr Hyuk Lee, South Korea
Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
Mr Kamil Pacholec, Poland
Mr Hao Rao, China
Mr Kyohei Sorita, Japan

審査員
カタジーナ・ポポヴァ・ジドゥロン(ポーランド)審査員長
ドミトリー・アレクセーエフ(ロシア)
マルタ・アルゲリッチ(アルゼンチン)→辞退
サ・チェン(中国)
ダン・タイ・ソン(ベトナム)
海老彰子(日本)
ネルソン・フレイレ(ブラジル)→辞退
フィリップ ジウシアーノ(フランス)
ネルソン・ゲルナー (アルゼンチン)
アダム・ハラシェヴィチ(ポーランド)
クシュシュトフ・ヤブウォンスキ(ポーランド)
ダイナ・ジョフィ(ラトビア)
ケヴィン・ケナー(アメリカ)
ヤヌシュ・オレイニチャ(ポーランド)
ピオトル・パレチニ(ポーランド)
エヴァ・ポブウォツカ(ポーランド)
ジョン・リンク(アメリカ)
ヴォイチェフ・シュフィタワ(ポーランド)
アルトゥール・モレイラ・リマ(ブラジル)←ネルソン・フレイレと交替

演奏順とプログラム

10/18

本選1日目、リハーサル公式写真到着|ピティナ ピアノnote|note
ショパンコンクール本選1日目が、先ほど日本時間深夜1時過ぎに開幕しました。 昼間に行われた3名のリハーサルの公式写真が到着しましたので、とれたてほやほやの写真を紹介します。国際コンクールのコンチェルトリハーサルは、通常のコンサートよりも限られた時間の中で効率よくポイントをつかみながら感触を確かめていかねばならず、指揮...

10/19 01:00 Kamil Pacholec

– Piano Concerto in E minor Op. 11

10/19 01:40 Hao Rao

– Piano Concerto in E minor Op. 11

10/19 02:50 反田恭平

– Piano Concerto in E minor Op. 11

演奏後インタビュー

飯田有抄のショパコン日記43~反田恭平さんのファイナルを心酔エール耳で聴く!|ピティナ ピアノnote|note
ただいまポーランド時間の22:18。本選初日の超満員のホールからようやく出て、ホテルに戻りました。まだ、興奮が冷めません・・・。 あまりにも美しい4名のファイナルステージ。正直、こんなにファイナルがすでに祝祭的で、全員がキラキラと輝きを放つステージだとは、想像できていませんでした。3次予選までとは打って変わって、登場...

10/19 03:30 Leonora Armellini

– Piano Concerto in E minor Op. 11

10/19

本選2日目、リハーサル公式写真到着|ピティナ ピアノnote|note
日本時間の本日10/19(火)25時(=10/20の1時)から深夜に行われるショパンコンクール本選の2日目。個性豊かで確固たる音楽観を持つ4人のファイナリストたちのリハーサル風景、公式写真が到着しました。 2日目のスケジュールと聴きどころはこちら ◆本日のトップバッターは17歳、J J Bun...

10/20 01:00 J J Jun Li Bui

– Piano Concerto in E minor Op. 11

10/20 01:40 Alexander Gadjiev

– Piano Concerto in F minor Op. 21

10/20 02:50 Martin Garcia Garcia

– Piano Concerto in F minor Op. 21

10/20 03:30 Eva Gevorgyan

– Piano Concerto in E minor Op. 11

10/20

本選3日目、リハーサル公式写真到着!~2021ショパンコンクール|ピティナ ピアノnote|note
日本時間の本日10/20(水)25時(=10/21の1時)から深夜に行われるショパンコンクール本選の最終3日目。トップバッターとして、1時からは日本の小林愛実さんが出場します。献身的にファイナリストたちを支えてきたアンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ国立フィルにとっても、最後の山場。リハーサルの公式写真が到着しました。 ...

10/21 01:00 小林愛実

– Piano Concerto in E minor Op. 11

演奏後インタビュー

10/21 01:40 Jakub Kuszlik

– Piano Concerto in E minor Op. 11

10/21 02:50 Hyuk Lee

– Piano Concerto in F minor Op. 21

10/21 03:30 Bruce (Xiaoyu) Liu

– Piano Concerto in E minor Op. 11

結果発表

現地時間21日午前2時過ぎに結果が発表されました。

第1位 Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada ブルース・(シャオユー)・リウ(カナダ)
第2位 Kyohei Sorita, Japan 反田恭平(日本)
第2位 Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)
第3位 Martin Garcia Garcia, Spain マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
第4位 Aimi Kobayashi, Japan 小林愛実(日本)
第4位 Jakub Kuszlik, Poland ヤクブ・クーシュリック(ポーランド)
第5位 Leonora Armellini, Italy レオノーラ・アルメッリーニ(イタリア)
第6位 J J Jun Li Bui, Canada J J ジュン・リ・ブイ(カナダ)

協奏曲最優秀演奏賞 マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
マズルカ最優秀演奏賞 ヤクブ・クーシュリック(ポーランド)
ソナタ最優秀演奏賞 アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)

まとめ

21時30分に本選の演奏が終了して、4時間半経った日付の変わった深夜に結果が発表されました。
また、入賞者は規定の6名から8名、2位と4位が複数名の入賞ということからも、審査結果の決定が難しかったことが窺われます。

日本人ファイナリストは反田恭平さんが第2位、小林愛実さんが第4位に見事入賞されました。
第2位は内田光子さん以来51年ぶり、男性のコンテスタントでは横山幸雄さんの第3位を凌いで歴代最高位となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

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